【F1カナダGP】ハミルトンが2連勝、ランキング首位のロズベルグは5位

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2016 F1 カナダGP 決勝
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2016年のF1第7戦カナダGPの決勝が12日、ジル・ビルヌーブサーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が前回に続き今季2勝目を飾った。

予選でポールポジションを獲得したハミルトンだったが、3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がロケットスタートを決めトップで1コーナーへ。ニコ・ロズベルグ(メルセデス)もそれに続こうとするが、1コーナーでハミルトンわずかに接触。そのままコースオフを喫してしまい大きく後退することになってしまった。

これで序盤からベッテルとハミルトンの一騎打ちになるが戦略は分かれた。フェラーリに今季初勝利をもたらしたいベッテルは2ストップ作戦。11周目にピットインしスーパーソフトタイヤに履き替え中盤戦に向かう。一方のハミルトンは1ストップ作戦狙いで24周目までウルトラソフトタイヤで引っ張りピットイン。ソフトタイヤでコースに復帰する。

この時点で10秒以上のリードを築いていたベッテルだが、自身の2回目のピットストップ分のロスタイムをカバーする貯金を作れず、ハミルトンにトップの座を明け渡してしまう。

一方、スタートから不運な展開となってしまったロズベルグは苦戦。バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)やマックス・フェルスタッペンらと、3・4位争いを展開。ファイナルラップのシケインでフェルスタッペンを抜きにかかった際、白線でタイヤを滑らせてしまいスピン。幸い順位を落とすことはなかったが、結局5位でレースを終えた。

終盤はベッテルの猛追から逃げる形となったハミルトンだったが、最後まで安定した走りを披露しトップチェッカー。モナコGPに続き2連勝を飾った。2位にはベッテル、3位にはボッタスが続いた。

これで注目のチャンピオン争いはロズベルグが116ポイントで首位をキープしたが、2位ハミルトンが9ポイント差まで迫り、序盤戦の遅れをほぼ取り戻した。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが3戦連続で予選Q3に進出したものの決勝では久しぶりに苦戦。ジェンソン・バトンはマシンから白煙を上げ11周目にリタイア。アロンソもペースが伸びず11位でフィニッシュした。

2016F1カナダGP決勝結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3.バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
6.キミ・ライコネン(フェラーリ)
7.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
8.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)
10.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
11.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)


リタイア.ジェンソン・バトン(マクラーレン)

《吉田 知弘》

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