韓国環境省は8月2日、フォルクスワーゲングループに対して、178億ウォン(約16億円)の課徴金の支払いを命じると発表した。
今回の発表は、フォルクスワーゲングループ車が韓国での認定を受ける際、データを偽造し、不法に認証を受けたことへの対応。
韓国環境省は、排出ガス試験関連の不正24車種、騒音関連の不正9種(うち1車種は両方に不正)の合計32車種8万3000台について、認証を取り消し、販売を停止させた。
このうち、今回の課徴金の対象となるのは、排出ガス試験関連の不正が認められた24車種5万7000台。全体の車両価格に3%の割合で、178億ウォンの課徴金の額が決定している。
韓国環境省は2015年11月にも、フォルクスワーゲングループが排出ガス低減装置の操作を行ったとして、12万6000台の認証を取り消し。同社に対して、課徴金の支払いを求めている。