ヤマハ発動機は6月1日、鈴鹿8時間耐久ロードレースのファクトリーチーム参戦体制を発表。「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と「YART Yamaha Official EWC Team」の2チームが8耐用ファクトリーマシン『YZF-R1』で出場し、2年連続・6回目の優勝を目指す。
YAMAHA FACTORY RACING TEAMは、昨年の鈴鹿8耐優勝を牽引し、全日本JSB1000で4連覇中の中須賀克行選手と、MotoGPライダーのポル・エスパルガロ選手、そして今年から活動を再開したスーパーバイク世界選手権で活躍するアレックス・ローズ選手が出場する。監督は、全日本のファクトリーチームで指揮を執る吉川和多留監督が務める。
一方、マンディ・カインツ監督が率いる「YART Yamaha Official EWC Team」は、同チームのレギュラーライダーの一人として、2016世界耐久選手権に参戦するブロック・パークス選手と、全日本の若手トップライダーである野左根航汰選手、藤田拓哉選手が出場する。
ヤマハは昨年、鈴鹿8耐に中須賀克行、MotoGPライダーのポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスで参戦し、19年ぶりの栄冠を獲得。今年は2チーム体制で、1987年(マーチン・ウィマー/ケビン・マギー)、1988年(ケビン・マギー/ウェイン・レイニー)以来の連覇を目指す。