道路横断の高齢男性、バイクにはねられ死亡

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5日午前9時25分ごろ、千葉県船橋市内の市道で、徒歩で道路を横断していた83歳の男性に対し、交差進行してきた小型バイクが衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はバイクを運転していた39歳の男を逮捕している。

千葉県警・船橋東署によると、現場は船橋市松が丘付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、近くにはこれらの設置された交差点もある。83歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた小型バイクにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。バイクを運転していた市川市内に在住する39歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「車道を渡りきったと思った直後に倒れこんできた、避けきれなかった」などと供述しているようだ。警察では歩道で足を踏み外した可能性もあるとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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