資源エネルギー庁が発表した4月の燃料油国内販売は、前年同月比3.9%減の1426万キロリットルと7カ月連続で前年を下回った。
油種別では、A重油は前年を上回ったものの、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、B・C重油が前年を割り込んだ。
燃料油の生産は、同1.6%減の1476万キロリットルとマイナスだった。油種別では、ナフサ、ジェット燃料油、灯油が前年を上回ったが、ガソリン、軽油、A重油、B・C重油が前年を下回った。
燃料油の輸入は同15.0%減の247万キロリットルと3カ月連続でマイナス。輸出が251万キロリットルで、同4.8%減と3カ月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は920万キロリットル、同3.3%減と9カ月連続で前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油は前年を上回ったが、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油がマイナスだった。
一方、原油輸入量は同3.4%増の1654万キロリットルと5カ月ぶりにプラスとなった。