VW商用車世界販売、5.7%増の19万台…欧州が牽引 1-5月

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フォルクスワーゲン アマロック
  • フォルクスワーゲン アマロック
  • フォルクスワーゲン キャディ 新型のオールトラック
  • フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは6月10日、2016年1-5月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は19万5200台。前年同期比は5.7%増だった。

市場別実績では、西欧の中心国の地元ドイツが、前年同期比4.4%増の4万9700台と増加。フランスは20.1%増の8000台、スペインも27.4%増の5600台、イタリアも26.3%増の4500台と伸びた。

また、東欧は1万3900台を売り上げ、前年同期比は8.2%増と回復。中東は1万4000台で、前年同期比は1.8%増とプラスに。南米は4%増の1万5500台と、回復。北米は、19.6%増の3000台。

車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比11.2%増の8万1400台。『キャディ』は4%増の6万4300台だった。『アマロック』は0.9%増の3万0300台。『クラフター』は1.8%減の1万9100台。

2015年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は43万0800台。前年比は3.5%減と、マイナスに転じた。2016年5月単月では、前年同月比8.7%増の4万0100台を販売している。

《森脇稔》

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