ルネサスエレクトロニクス、熊本地震などの影響で減収減益 2016年4-6月期決算

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熊本地震被災地(4月20日)
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ルネサスエレクトロニクスが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比51.3%減の162億5700万円と大幅減益となった。

売上高は同15.2%減の1519億7600万円と減収だった。熊本地震により、グループの一部生産ラインが被災し、稼動停止したことに加え、円高の進行、グループが推進している汎用向け事業を中心とした非注力製品からの撤退が影響した。

自動車向け半導体の売り上げは減少した。車載制御は横ばいだったが、車載情報が落ち込んだ。

収益は、減収や為替差損の影響で、営業利益は同42.7%減の185億5500万円と大幅減益となった。四半期純利益は同66.6%減の99億7800万円だった。

《レスポンス編集部》

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