日本自動車工業会(自工会)は5月17日、日系自動車メーカーの2015年の米国での活動状況をまとめた『Investing in America』(米国への投資)を公表した。
2015年の日系自動車メーカーの米国への投資額は、累計454億ドル(約4兆9666億円)に到達。前年の431億ドルに対して、5.3%増加した。
また、2015年は史上初めて、米国で販売された日本ブランド車の北米現地生産比率が、75%を突破。日系自動車メーカーが、積極的な投資を行い、いっそうの現地化を進めてきた成果といえる。
2015年の日本車の米国での生産台数は、385万台。一方、日本からの輸入台数は41万7699台だった。
自工会は、「自工会の会員が引き続き、米国経済の成長をサポートしていることを示すもの」と説明している。