マツダ CX-9、日立オートモティブの電動パーキングブレーキを採用

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日立オートモティブシステムズは5月20日、同社の電動パーキングブレーキがマツダ『CX-9』に採用されたと発表した。

パーキングブレーキはこれまで、手動レバーや足踏みペダルによりワイヤーケーブルを介して制動を行うメカ式が主流だった。しかし近年、メカ式のパーキングブレーキのかけ忘れや、坂道などでのかけ方が不十分なことによる車両の接触事故が増加。自動制動が可能な電動パーキングブレーキに注目が集まっている。

日立オートモティブシステムズは、長年のブレーキ事業で培ってきたテクノロジーとエレクトロニクス技術を融合させ、小型電動モーターの駆動で制動力を発生し、自動で発進時に制動を解除する電動パーキングブレーキの開発を進めてきた。今回、同社が独自開発した推力発生機構により小型・軽量、静粛性、高効率性を実現したことが評価され、マツダの新型CX-9に採用された。

なお、今回採用が決定した電動パーキングブレーキは、2015年1月に商品改良され、マツダのクロスオーバーSUVとして初めて電動パーキングブレーキを搭載した『CX-5』にも採用されている。

《纐纈敏也@DAYS》

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