JR西日本『瑞風』、伯備線に乗り入れ…車窓は「伯耆富士」

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伯備線の車窓のイメージ。同線への乗り入れによって「大山の美しい姿」などが見られるようになるという。
  • 伯備線の車窓のイメージ。同線への乗り入れによって「大山の美しい姿」などが見られるようになるという。
  • 『瑞風』専用車両(87系)のイメージ。2017年春から運転される。

JR西日本は5月20日、周遊型の豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』について、伯備線でも運転すると発表した。

『瑞風』は2017年春に運転を開始するJR西日本のクルーズトレイン。専用の87系寝台気動車(10両編成)を使用し、瀬戸内海側の山陽本線や日本海側の山陰本線などを走る。

今回の発表によると、山陰コース(上り)1泊2日の2日目朝と、山陽・山陰コース(周遊)2泊3日の3日目朝に、伯備線の伯耆大山(鳥取県米子市)~岸本(伯耆町)間6.1kmの折り返し運転を加える。冬季は折り返し運転区間を伯耆大山~江尾(江府町)間20.3kmに拡大する。

伯備線は、瀬戸内海側の山陽本線倉敷駅(岡山県倉敷市)と日本海側の山陰本線伯耆大山駅を結ぶ、全長138.4kmの鉄道路線。このうち伯耆大山方は「伯耆富士」と呼ばれる大山の西側を通る。JR西日本は伯備線への乗り入れにより「大山の美しい姿や四季折々の田園風景を車窓からご覧いただけます」としている。

《草町義和》

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