全日本空輸(ANA)は、6月のグループ実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比13.8%増の71万7940人と好調だった。方面別では、ヨーロッパ方面では同0.9%増の6万0086人と微増だったが、北米・ホノルル方面が同15.0%増の17万3727人、アジア・オセアニア方面が同15.2%増の48万4127人だった。
利用率は74.9%で前月から3.3ポイントアップした。北米・ホノルル方面が80.6%となった。
国内線の旅客人数は前年同月比0.3%増の299万2890人と2カ月ぶりに前年を上回った。幹線では東京=那覇が好調だった。
利用率は61.1%だった。
貨物・郵便輸送実績は国際線貨物が同24.7%増の6万5381トン、郵便が同14.7%減の2087トンだった。
国内線貨物が同2.2%減の3万6200トン、郵便が同3.5%減の2771トンだった。