近鉄『青の交響曲』、営業運転に先駆け試乗会 9月3-4日

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近鉄『青の交響曲』のイメージ。9月10日の営業運転に先駆け試乗会ツアーが行われる。
  • 近鉄『青の交響曲』のイメージ。9月10日の営業運転に先駆け試乗会ツアーが行われる。
  • 1・3号車の座席。3~4人用のサロン席と2人用のツイン席があり、座席の一部には吉野地域の竹材が使われている。座席、カーテン、カーペットに使われる素材の質感も配慮されている。
  • 2号車・ラウンジ車の車内。ラウンジスペースには革張りのソファが配され、バーカウンターも備える。ホテルのような空間を意識したという。

近畿日本鉄道(近鉄)は9月3・4日の計2日間、南大阪線・吉野線の観光特急『青の交響曲(シンフォニー)』で運用する車両の有料試乗会ツアーを実施する。

『青の交響曲』は、9月10日から大阪阿部野橋(大阪市阿倍野区)~吉野(奈良県吉野町)間で営業運転を開始する観光特急。車両は6200系電車の改造車(3両編成1本)を使用する。「上質な大人旅」をコンセプトにしており、1号車と3号車に2+1列のデラックスシートを設置。2号車はラウンジスペースとし、軽食や飲料を販売するバーカウンターを設ける。

発表によると、有料試乗会は大阪阿部野橋駅9時30分集合・吉野駅解散の「Aコース」と、吉野駅12時20分集合・大阪阿部野橋駅解散の「Bコース」の2コースが設定される。参加者には記念証やトレーディングカード、グッズなどがプレゼントされる。

旅行代金は大人8000円・子供6690円・乳幼児600円で、募集人数は各コース40人。参加は7月14日から8月19日まで近鉄駅の営業所で受け付けるが、満員になり次第締め切る。

《草町義和》

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