日産自動車が5月2日、ブラジルで発表した新型SUV、『キックス』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
キックスの外観は、日産のデザインシグネチャーと現代的なデザインテーマを融合させることで、実用的でありながら感性に訴えるデザインを追求しているのが特徴。
具体的には、Vモーショングリル、ブーメラン型のヘッドランプとテールランプ、ウインドウがフロントからサイドにかけて巻き込んだバイザーのように見えるフローティングルーフなど、日産の最新デザインシグネチャーを採用。また、設計の過程では空力性能にも注意を払い、動力性能の向上に加え、走行中の風切り音も低減させた。
インテリアは革新的な機能を多数搭載し、高品質で未来的なデザイン。クーペのようなルーフラインにも関わらず、後部座席ではクラストップの広さを実現。同時に、広い荷室空間を提供する。
ダッシュボードには、モダンでシンプルな「グライディングウィング」デザインを採用。スマートフォン連動型のインフォテインメント系システムを搭載した7インチのフルカラーディスプレイを中央に配置する。
キックス8月、ブラジルで発売。2016年度後半には、南米の他の市場でも販売を開始し、その後世界80か国以上に投入される予定。日産の新グローバルSUVの姿は、動画共有サイト経由で見ることができる。