アーレスティ大幅増益…生産性改善や原価低減効果で 4-6月期決算

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アーレスティが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比150.1%増の23億4000万円と大幅増益となった。

売上高は同2.7%減の342億5800万円だった。国内や北米、中国で自動車メーカー向けダイカスト事業が好調に推移したものの、アルミ地金市況が大きく下落したことや、海外事業での為替換算の影響で減収となった。

経常利益は、生産性改善や原価低減活動の効果で、同232.0%増の20億9000万円と大幅増益となった。四半期純利益は同165.9%増の13億6800万円だった。

通期業績見通しは修正した。売上高は国内は想定通りだが、北米、アジアが減少する見込みで、前回予想より16億円マイナスの1344億円に下方修正した。

利益面では、原価低減や販売量増加の効果で、営業利益が前回予想より5億円増の60億円、経常利益が5億円増の52億円、当期利益が6億5000万円増の37億5000万円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

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