【JPCA16】東広島市の企業誘致が好調、マツダのおかげ?

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東広島市のブース
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「第46回国際電子回路産業展(JPCA Show2016)」では、企業誘致をしている自治体が複数出展していた。そのなかで、東広島市の企業誘致が好調で、公募するとすぐに一杯になってしまうそうだ。

「先般も吉川工業団地で4区画を公募したんですが、6社が申し込んできました。その中から設備投資額や雇用数などを見ながら4社を選びました」と同市関係者。

ちなみにその4社は自動車関連会社1社、物流関連会社2社、食品関連会社1社とのこと。その話を近くでブースを構えていた千葉県の関係者にしたら、非常にうらやましがっていた。

しかし、数年前までは東広島市も企業誘致には非常に苦労した。テクノタウン広島で公募した時には、なかなか埋まらなかったという。

「ここ数年の間に大きく変わりました。特にマツダ(本社は隣接する安芸郡)が調子いいこともあって、地元経済は活況の状態が続いています。有効求人倍率も1.9倍と全国平均(1.3倍)に比べても非常に高いです。最近は公募して売れ残ることはありません」と東広島市の関係者は嬉しそうに話していた。

《山田清志》

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