ドイツの高級車メーカー、アウディは7月28日、中国における2016年上半期(1‐6月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は29万0100台。前年同期比は5.9%増だった。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様となる。
2016年上半期実績は、Q3が3万9335台を売り上げ、前年同期比は13%増。またアウディは2014年夏から、広東省の仏山新工場において、『A3セダン』の現地生産を開始。上半期は『A3』ファミリーが、4万1177台を販売。前年同期比は33%増と伸びた。
アウディは2015年、中国で前年比1.4%減の57万0889台を販売。2016年6月単月では、5万1000台を販売。前年同月比は6.6%増と、6か月連続で増加した。
アウディは、「アウディブランドが、中国プレミアムセグメントの首位を維持している」と自信を示した。