ダイムラー決算、実質利益は5.6%増 第2四半期

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ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月21日、2016年第2四半期(4~6月)の決算の確定値を明らかにした。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第2四半期の売上高は、386億ユーロ(約4兆4990億円)。前年同期の375億ユーロに対して、2.9%の増加。

また、第2四半期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、39億7300万ユーロ(約4630億円)。前年同期の37億6400万ユーロに対して、5.6%増えている。

2016年第2四半期の世界新車販売は、76万1300台。前年同期比は7%増だった。このうち、メルセデスベンツ乗用車部門は、54万6500台を売り上げ、前年同期比は9%の伸び。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「第2四半期、記録的な販売台数でスタートを切った」と述べている。

《森脇稔》

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