ホンダは6月10日、鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表した。
昨年2位を獲得したF.C.C. TSR Hondaは、今季のル・マン24時間耐久ロードレースで3位表彰台を獲得し、現在、全日本ロードレースJSB1000クラスに参戦中の渡辺一馬、スーパースポーツ世界選手権(WSS)で活躍中のパトリック・ジェイコブセン、3年連続で鈴鹿8耐参戦となるロードレース世界選手権Moto2クラス参戦中のドミニク・エガーターをチームに迎え、優勝を狙う。
MuSASHi RT HARC-PRO.は、JSB1000に参戦中の高橋巧と、スーパーバイク世界選手権(WSB)で活躍中のマイケル・ファン・デル・マークという鈴鹿8耐2連覇(2013年・2014年)を達成した2人を昨年に引き続き起用。さらに13年ぶりの参戦となる、2006年MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデンを迎え、2年ぶりの優勝を目指す。
鈴鹿8耐参戦5年目となるSatu HATI. Honda Team Asiaはアジアで活躍するライダーを中心にチームを編成。上位入賞を目指し、参戦する。
また、ホンダの社内チームからは7チームが参戦。熊本地震で被災した熊本製作所から「Honda熊本レーシング」「Honda緑陽会熊本レーシングwithくまモン」および「HondaブルーヘルメットMSC熊本」も、復興の想いとともに8耐に挑む。