横断中の母子ひき逃げ、目撃証言などから男を逮捕

自動車 社会 社会

5月中旬、山口県下関市内の国道191号で発生した重傷ひき逃げ事件について、山口県警は3日、同市内に在住する68歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

山口県警・下関署によると、問題の事故は2016年5月13日の午後8時ごろ発生している。下関市安岡町1丁目付近の国道191号(片側2車線の直線区間、交差点に横断歩道と信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡っていた母子に対し、交差点を右折してきた車両が衝突。42歳の女性が腰を骨折する重傷、7歳女児が足を打撲する軽傷を負ったが、クルマは逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃証言などから車両を特定し、同市内に在住する68歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こし、逃げたことは間違いない」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース