出会い頭衝突のクルマが歩道上の高齢男性に突っ込む

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6月30日午後4時35分ごろ、北海道札幌市西区内の市道で、丁字路交差点を右折していた乗用車と、交差進行してきたワゴン車が衝突。ワゴン車が歩道に乗り上げ、信号待ちの歩行者をはねる事故が起きた。歩行者の男性が死亡している。

北海道警・札幌西署によると、現場は札幌市西区山の手6条8丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。丁字路交差点には横断歩道と信号機が設置されている。乗用車は交差点を右折しようとしたところ、交差進行してきたワゴン車と出会い頭に衝突。ワゴン車は急ハンドルを切った弾みで路外に逸脱して歩道に乗り上げ、歩道で信号待ちをしていた84歳の男性をはねた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。双方の運転者も軽傷を負ったが、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しが良く、交通量も多い区間。警察ではいずれかが信号を看過したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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