自転車の高校生をひき逃げ、逮捕の男は容疑否認

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3日午後9時30分ごろ、山形県鶴岡市内の国道345号で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた17歳の男子高校生に対し、交差点を右折進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。高校生は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に29歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

山形県警・鶴岡署によると、現場は鶴岡市藤島付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。17歳の男子高校生は自転車に乗って道路を横断していたところ、交差点を右折進行してきた乗用車と衝突した。

高校生は右手指を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走したため、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片や目撃証言から車種を特定し、車当たりを行ったところ、三川町内で衝突痕のあるクルマを発見。このクルマを使用していた庄内町内に在住する29歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は現場付近を通行したことは認めているものの、事故への関与は否認しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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