「食と冒険に符合性あり」ルノーがアペリティフ365in東京に キャプチャー を展示する理由

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アペリティフ365in東京
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東京代官山にある代官山 HILLSIDE TERRACE(東京都渋谷区)で5月20日から22日にかけて、フランスの食文化を紹介するイベント“アペリティフ365in東京”が開催。会場にはルノー『キャプチャー』が展示される。

自分たちのライフスタイルを大切にするフランス人。その重要な習慣のひとつがアペリティフタイムだという。これは、食前のひと時を、飲み物やおつまみで友人たちとのおしゃべりに興じるゆとりある時間だ。その習慣の定着化を目指し開催しているのがこのイベント。会場ではアミューズ・ブーシュ(ひと口サイズのおつまみ)や、ワイン、ペタンク体験ブースなどが設置され、フランスの食文化やライフスタイルを体験することができる。

ルノー・ジャポンが会場の展示車両にキャプチャーを選択した理由について、同社マーケティング部広報グループマネージャーの佐藤渉さんは、「『ルーテシア』も考えたが、そのコンセプトを考えるとキャプチャーがふさわしいと考えた」と述べる。

2010年にルノーのチーフデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーが掲げたデザインフィロソフィー、“The Cycle of Life”をもとに人生を6つに分け、それぞれのライフステージにふさわしいクルマを提案しようコンセプトだ。。最初は“LOVE、恋に落ちる”をテーマにデザインされ、そのコンセプトカーが『デジール』だ。そしてその精神を受け継いだ生産車が『ルーテシア』となる。

今回展示された『キャプチャー』はその第2弾で、恋に落ちた二人は”冒険の旅に出る”というもの。そのためのクロスオーバーなのだ。

佐藤さんは、「フランスにはミシュランがあるように、わざわざ食事をするために何百キロもドライブをする。そのくらい“食”に重きを置いているのだ」という。そして、キャプチャーは「冒険に出よう、外へ飛び出そうというクルマなので、まさにこの“フランスの食文化”と符合しているのだ」と説明。

一方、ルーテシアのテーマはLOVEなので、「全体のストーリーが違ってしまう。キャプチャーの方がフランスの食を語るうえでは合っている」と選択した理由を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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