日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で評議員会を開き、理事会から推薦されていた梶木寿氏(67=フレイ法律事務所)を、監事として満場一致で承認した。

 広島高検検事長などを歴任し、今年4月から最高裁判所行政不服審査委員会委員を務める。また全日本柔道連盟の理事も務めている。

 これで外部有識者の監事は、これまでの2人から上限の3人になった。選任の理由について、元文部科学副大臣の池坊保子評議員会議長は「財務のみならず、法務関係に見識のある方が必要。八角理事長のもと、さらなる日本相撲協会の発展、体制強化のため」と説明した。