スズキは8月3日、2016年度第1四半期(4-6月)の世界新車販売(四輪車)の結果を公表した。総販売台数は67万5000台。前年同期比は1.8%減だった。
市場別の実績では、トップシェアを誇るインドが好調。第1四半期は32万2000台を販売。前年同期比は5.4%増だった。『バレーノ』や『ビターラ・ブレッツア』などが、販売増に貢献する。
一方、中国は3万7000台にとどまる。前年同期比は19.8%減と2桁の落ち込み。インドネシアも28.4%減の2万3000台と、減少幅が大きい。
また、欧州は5万9000台を販売。前年同期比は16.6%増と好調だった。
日本国内は14万8000台。前年同期比は2.9%のマイナスだった。このうち、軽自動車は11.9%減の12万1000台と、2桁減。登録車は『エスクード』、『イグニス』、バレーノなどの新型車効果により、80%増の2万7000台と大幅に増えている。