ビー・エム・ダブリューは7月8日、東京・臨海副都心に開設したブランド体験型販売拠点BMW GROUP TOKYO BAYで、顧客や内外取引先関係者らを招待してグランドオープニングイベントを開催した。
オープニングイベントではBMWおよびMINIブランドの最新ラインナップや歴代モデルの展示を始め、ドライビングエリアでのプロレーサーによる走行パフォーマンス、ジャズライブ、ファションショーなど数々のアトラクションが模様され、招待客を楽しませた。
イベントの開始に先立ちあいさつしたビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は「この施設は日本における我々の新しい時代を象徴するもの。わずか8か月前、ここは何もない土地でしかなかった。それが今やBMWグループの日本における最大の販売施設となった」と紹介。
その上で「ここは単なるショールームではない。ここは我々がブランド体験センターと信じている場所。ここでは我々の新しい“フューチャー・リテール”のコンセプトを体現することができる。フューチャー・リテールとは、お客様の視点で妥協することなくリテールを理解し、そこに命を吹き込むこと」と述べた。
イベントには独BWM本社からセールス&マーケティング担当の上級副社長を務めるイアン・ロバートソン氏も駆けつけ「究極のドライビングマシンを造ることがBMWの真骨頂で、それが私達のDNAに組み込まれている。ただこれからも、もっともっと新しい技術が開発されていく。自動運転、電動化車両、コネクティビティといった形で先進技術が皆さんの目の前にある」と紹介した。
BMW GROUP TOKYO BAYは東京・青海にある都所有の2万7000平方mの土地に常時28台を展示するBMWショールームを始め、11台を展示するMINIショールーム、全ラインアップの試乗や基礎的な運転トレーニングも可能なドライビングエリア、さらには国際会議ホールなども備えた複合施設となっている。