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人類最大の秘密の扉を開く ソウル・オブ・マネー 世界をまるっきり変えてしまう<<お金とあなたとの関係> 単行本(ソフトカバー) – 2013/5/16
T・バトラー=ボードン著『お金と富の哲学 世界の名著50』に、
アダム・スミス『国富論』や『ザ・シークレット』『「原因」と「結果」の法則2』『金持ち父さんシリーズ』とともに選出されました!
世界にはびこる3つの欠乏の神話
「十分には無い」「多ければ多い方がいい」「それは、そうと決まっている」 から解放されましょう!
お金にまつわる恐怖を手放せば、本当の「豊かな暮らし」が見えてきます。
◎ お金は私たちの意志を運ぶ道具
◎ お金はあなたの魂を表現している
◎ お金のもつ力を決めているのはあなた自身
◎ お金における魂の「コミットメント」が世界を創る
◎ 「すべては欠乏している」から「すべては充足している」へ
◎ 「あなたか私か(サバイバル)の世界」から「あなたと私(充足共存)の世界」へのパラダイム転換
◎ あなたの欲望こそがあなたを苦しめる呪いそのもの
◎ お金の持つ超パワーは、あなたがお金に注いだコミットメント通りに、世界に花を咲かせる
◎ 自分が何者であるかを知るには「自分が何にお金を使っているか」を知ること
◎ 魂は正しいお金の使い途を知っている
◎ 大切なのはお金の額ではなく、「何に使うか」
◎ 潜在意識の底を流れる「人類みんなで幸せになりたい」気持ちがお金の行き場所を教えてくれる
<原書に寄せられた賞賛の言葉>
本書は、まさに、今の時代にぴったりの一冊である。リン・トゥイストは、お金を所有すること、あるいは所有していないことの苦悩を、どのようにすれば解放できるかについて、魂を中心にしたユニークな方法を伝えている。彼女の言葉は、私たちのほとんどが、変えることが出来ないと信じている人生のある側面に対して、インスピレーションと可能性をもたらすだろう。人生と世界を変容したいと望むすべての人たちに、私は最高の自信をもって本書を推奨する。
ディーパック・チョプラ
(医学博士 『ライフ・アフター・デス』『人生の本質 ザ・ブック・オブ・シークレット』著者)
リン・トゥイストは、その卓越した才能を持って、お金というテーマにスピリチュアルなスポットライトを当てた。本書は、正真正銘の〝ギフト〟である。
マリアン・ウィリアムソン
(『愛への帰還』『人生を変える「奇跡のコース」の教え』著者)
本書『ソウル・オブ・マネー』は、一人のファンドレイザー(資金調達者)による、時代に先駆けた鋭い作品である。この本のメッセージは社会の価値観からくる強迫観念を、より永続的で満たされたものに変換させるだろう。お金持ちにとっても、貧しい者にとっても、奮闘と成功のパワフルな物語だ。
エドガー・ミッチェル
(宇宙飛行士 月面を歩いた6番目の人間)
アダム・スミス『国富論』や『ザ・シークレット』『「原因」と「結果」の法則2』『金持ち父さんシリーズ』とともに選出されました!
世界にはびこる3つの欠乏の神話
「十分には無い」「多ければ多い方がいい」「それは、そうと決まっている」 から解放されましょう!
お金にまつわる恐怖を手放せば、本当の「豊かな暮らし」が見えてきます。
◎ お金は私たちの意志を運ぶ道具
◎ お金はあなたの魂を表現している
◎ お金のもつ力を決めているのはあなた自身
◎ お金における魂の「コミットメント」が世界を創る
◎ 「すべては欠乏している」から「すべては充足している」へ
◎ 「あなたか私か(サバイバル)の世界」から「あなたと私(充足共存)の世界」へのパラダイム転換
◎ あなたの欲望こそがあなたを苦しめる呪いそのもの
◎ お金の持つ超パワーは、あなたがお金に注いだコミットメント通りに、世界に花を咲かせる
◎ 自分が何者であるかを知るには「自分が何にお金を使っているか」を知ること
◎ 魂は正しいお金の使い途を知っている
◎ 大切なのはお金の額ではなく、「何に使うか」
◎ 潜在意識の底を流れる「人類みんなで幸せになりたい」気持ちがお金の行き場所を教えてくれる
<原書に寄せられた賞賛の言葉>
本書は、まさに、今の時代にぴったりの一冊である。リン・トゥイストは、お金を所有すること、あるいは所有していないことの苦悩を、どのようにすれば解放できるかについて、魂を中心にしたユニークな方法を伝えている。彼女の言葉は、私たちのほとんどが、変えることが出来ないと信じている人生のある側面に対して、インスピレーションと可能性をもたらすだろう。人生と世界を変容したいと望むすべての人たちに、私は最高の自信をもって本書を推奨する。
ディーパック・チョプラ
(医学博士 『ライフ・アフター・デス』『人生の本質 ザ・ブック・オブ・シークレット』著者)
リン・トゥイストは、その卓越した才能を持って、お金というテーマにスピリチュアルなスポットライトを当てた。本書は、正真正銘の〝ギフト〟である。
マリアン・ウィリアムソン
(『愛への帰還』『人生を変える「奇跡のコース」の教え』著者)
本書『ソウル・オブ・マネー』は、一人のファンドレイザー(資金調達者)による、時代に先駆けた鋭い作品である。この本のメッセージは社会の価値観からくる強迫観念を、より永続的で満たされたものに変換させるだろう。お金持ちにとっても、貧しい者にとっても、奮闘と成功のパワフルな物語だ。
エドガー・ミッチェル
(宇宙飛行士 月面を歩いた6番目の人間)
- 本の長さ305ページ
- 出版社ヒカルランド
- 発売日2013/5/16
- ISBN-104864711194
- ISBN-13978-4864711197
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商品の説明
著者について
<著者紹介>
リン・トゥイスト(Lynne Twist)
世界的な活動家、資金調達の専門家、コンサルタント、著述家。30年以上にわたって多くの世界的な問題を解決する活動(世界中の飢餓を撲滅する、熱帯多雨林を保護する、原住民に自立心を与える、女性と子供たちの健康状態及び経済・政治的状況を改善するなど)に中心的な存在として携わっている。
飢餓を撲滅することを目的としたハンガープロジェクト協会の設立当初のメンバー。夫のビルと共にアマゾンの熱帯多雨林を保護する非営利法人パチャママ・アライアンスを創設した。
2004年に、本書でノーチラス・ブック・アワードのグランプリを受賞。ソウル・オブ・マネー・インスティテュートを設立し、人々や組織がお金との調和した関係を築くための教育、支援などを行なっている。アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ在住。
<訳者紹介>
牧野内大史 (まきのうち ひろし)
心理コンサルタント。シンクロニシティ・クラブ主宰。
「人生のシナリオを書き換えるイメージの法則」著者。
イメージ療法を取り入れた講演、執筆、ワークショップなどを展開。その独特な語り口による講演会は日本国内のみならず、海外でも開催され反響を呼び、ラジオパーソナリティーとしても活躍中。自然豊かな長野オフィスにて様々なプロジェクトを手がける一方、多くの人が「自分らしく生きること」をサポートしている。
リン・トゥイスト(Lynne Twist)
世界的な活動家、資金調達の専門家、コンサルタント、著述家。30年以上にわたって多くの世界的な問題を解決する活動(世界中の飢餓を撲滅する、熱帯多雨林を保護する、原住民に自立心を与える、女性と子供たちの健康状態及び経済・政治的状況を改善するなど)に中心的な存在として携わっている。
飢餓を撲滅することを目的としたハンガープロジェクト協会の設立当初のメンバー。夫のビルと共にアマゾンの熱帯多雨林を保護する非営利法人パチャママ・アライアンスを創設した。
2004年に、本書でノーチラス・ブック・アワードのグランプリを受賞。ソウル・オブ・マネー・インスティテュートを設立し、人々や組織がお金との調和した関係を築くための教育、支援などを行なっている。アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ在住。
<訳者紹介>
牧野内大史 (まきのうち ひろし)
心理コンサルタント。シンクロニシティ・クラブ主宰。
「人生のシナリオを書き換えるイメージの法則」著者。
イメージ療法を取り入れた講演、執筆、ワークショップなどを展開。その独特な語り口による講演会は日本国内のみならず、海外でも開催され反響を呼び、ラジオパーソナリティーとしても活躍中。自然豊かな長野オフィスにて様々なプロジェクトを手がける一方、多くの人が「自分らしく生きること」をサポートしている。
登録情報
- 出版社 : ヒカルランド (2013/5/16)
- 発売日 : 2013/5/16
- 単行本(ソフトカバー) : 305ページ
- ISBN-10 : 4864711194
- ISBN-13 : 978-4864711197
- Amazon 売れ筋ランキング: - 203,875位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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長野市在住。
『イメージの法則』、『人生のシフト』著者。
『ソウル・オブ・マネー』監修・翻訳者。
その他、翻訳者として著名な、山川紘矢さん亜希子さんご夫妻、あさりみちこさんとの共著などを出版。
「自分を変える旅から、自分に還る旅へ」をキーワードに、イメージ療法を取り入れた講演、執筆、ワークショップなどを展開。その独特な語り口による講演会は日本国内のみならず、海外でも開催され反響を呼び、ラジオパーソナリティーとしても活躍中。
2014年には世界最大級となるフラワーエッセンスの祭典、国際フラワーエッセンスコンファレンス(IFEC2014)にて、日本国内ゲストとして登壇。代替医療・ホリスティック療法(特にイメージ療法)についての講演を行った。
近影は講演のため訪れたロサンゼルスにて撮影。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予定通り届きました。本もキレイでした。
2014年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人にすすめられて購入しました。
その知人も含め「お金の使い途について一定の選択権がある」人が「なんとなく」ではいけないという気に転換させる感動エピソード集。
しかし、マザーテレサやダライラマと出逢っても「わたしが」運命を変えるのだ、って基本スタンス変わらなかったんだね。
その知人も含め「お金の使い途について一定の選択権がある」人が「なんとなく」ではいけないという気に転換させる感動エピソード集。
しかし、マザーテレサやダライラマと出逢っても「わたしが」運命を変えるのだ、って基本スタンス変わらなかったんだね。
2021年3月30日に日本でレビュー済み
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素晴らしい本です。
お金の本ですが、魂が震えました。
お金の本ですが、魂が震えました。
2013年12月12日に日本でレビュー済み
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変わったアプローチでお金と自分との関係性を解説しており、学校で教材としてお薦めしたい本です。
2016年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を今読み終えて、とても深い感動がこころの中に沈んでいる、そんな心境です。
予想していた本とは全く違い、今まで読んだお金に関するどの本とも似ている部分が
なく、人間が生きる上でいちばんやっかいであり、欲望をかきたて、支配されている
と思い込んでいる「お金」というテーマについて、まったく今までとは違った角度か
ら根本的なお金の真髄が書かれてありました。
大都会の中心部で活躍する人たちとジャングルの奥地で質素に営む人たちの生活の
中に入りこみながら、両方の世界の価値観をブリッジする著者リンさんの行動力と
信念にはため息が出るほど圧倒されました。
印象的だった部分はいくつもあり、えええ?というようなことや涙ホロリという
部分もあったり、翻訳されている牧野内さんがリンさんの気持ちと同調している
せいか、読者側もとても入り込んで読むことができました。
お金によって、今たとえどういう状況下におかれていたとしても、「不足」
ではなく「ある」ことの中から解決策はあり、そして豊かさはもたらさ
れるののだという気づきをたくさん与えてくれる素晴らしい本だと思います。
おすすめの1冊です!!
予想していた本とは全く違い、今まで読んだお金に関するどの本とも似ている部分が
なく、人間が生きる上でいちばんやっかいであり、欲望をかきたて、支配されている
と思い込んでいる「お金」というテーマについて、まったく今までとは違った角度か
ら根本的なお金の真髄が書かれてありました。
大都会の中心部で活躍する人たちとジャングルの奥地で質素に営む人たちの生活の
中に入りこみながら、両方の世界の価値観をブリッジする著者リンさんの行動力と
信念にはため息が出るほど圧倒されました。
印象的だった部分はいくつもあり、えええ?というようなことや涙ホロリという
部分もあったり、翻訳されている牧野内さんがリンさんの気持ちと同調している
せいか、読者側もとても入り込んで読むことができました。
お金によって、今たとえどういう状況下におかれていたとしても、「不足」
ではなく「ある」ことの中から解決策はあり、そして豊かさはもたらさ
れるののだという気づきをたくさん与えてくれる素晴らしい本だと思います。
おすすめの1冊です!!
2017年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょうど、最後のほうを読み終わったときに、
心が豊かになり。
心が豊かになったら、将来の顧客と思われる人から連絡がありました。
心を豊かにすること。につながる本です。
また、読み返したいです。
心が豊かになり。
心が豊かになったら、将来の顧客と思われる人から連絡がありました。
心を豊かにすること。につながる本です。
また、読み返したいです。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ、全部読めてないんだけど
今の生活から、かけはなして読まないと
受け入れるのは難しいかな?
と、思う1冊かな?
もっと、時間をかけて、
ゆっくり読みたい1冊です。
今の生活から、かけはなして読まないと
受け入れるのは難しいかな?
と、思う1冊かな?
もっと、時間をかけて、
ゆっくり読みたい1冊です。
2014年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何を隠そう、ここしばらくの間は、「お金」に纏わる問題、これこそが私の人生上の大きなテーマになっております。
今は、「お金」を通じての、私自身に対する〈お試し〉の真っ最中なのかもしれません。
加えて、このタイミングにこの本と出会えたことも、きっと何らかの意味があることなのでしょう。
さて、この本では、よく「コミットメント」という言葉が出て参ります。
それは、自らの決意の元、「責任を引き受けた上で自分の立場をとること」という意味であり、“自分が自分の運命の指導者である”ということの表現に他なりません。
お金とは、そもそも、通貨発行権を掌握しているピラミッドの頂点に位置する輩にとっては、世界を支配し続ける為の格好の道具だと言えることでしょう。
ただ、(彼らの世界観にとって)ピラミッドの下部に位置する私たちであっても、お金の性質や動きを自らの意思でもって変えるということは十分にできるということなのです。即ち、「コミットメント」する為に、言い換えれば、自分の居場所、中心というものを確保した上で、「自分が何者であるか」ということを表現する為にこそ、常に身近にあるお金を活用するという視点を持ちなさい、ということを、この本の著者は提案してあるのだと思います。
社会的に富裕層とされる方々は、その実、孤独で、失うことの不安に始終苛まれたりで、心が全く満たされていないケースが多いということ、だから、富める者、貧しい者、誰に対しても、「ハートをオープンにする」、そして、「彼らの生徒となると同時に、教師にもなる」べきであるということを、マザー・テレサが著者に切々と伝える場面があり、心を打たれます。目に見えない魂の飢えというものは、蔑ろにされてしまう傾向があるということなのです。
また、著者は、〈魂のお金〉をも含めた意味で、分かち合うことの大切さを訴えてあります。目に見えない財産、これこそ、私たち誰もが有している筈なのです。
本来、お金は、水のように流れて循環するべきものでありますから、失うことを恐れて止めておいたら腐ってしまうものです。澱んでしまうから、“汚い”ものになってしまうのです。
お金それ自体に、各人の「コミットメント」により、魂の込もった思いを託し、また、その流れを変えたり整えていくことは、お金のさながら“悪の権化”というイメージから個々人の意思表示の為の便利な道具、“頼もしいメッセンジャー”へと変えていくことも可能であり、こうしたことは、私たち一人一人にも、できることではないのでしょうか?
それは、つまり、私たちがお金の呪縛から自由になるということであり、不安や恐怖の思いから、解き放たれるということです。そして、一人一人が「欠乏」という思い込みから脱却して、私は既に十分に持っているという「充足」の境地へと向かうことであり、更には、“奪い合う”「あなたか私の世界」から“分かち合う”「あなたと私の世界」へのパラダイムシフトの足掛かりになるということに他なりません。
私たちは、金額の大小に関わらず、何に対してお金を使うのかということにより、当人の内面も含めて見事に映し出しているということ、また、お金の使い道によって、例えば、悪徳企業は御免蒙ります!といった意思表示を明確に伝えることができるということを心に刻むべきなのです。
私たち一人一人が、お金を「コミットメント」の大切な手段にするよう心がけて、自主的にお金の流れ、動きを変えていくようになれば、大きな“うねり”になり、本物の民主主義に近づいていくことでしょう。そして、確実に、世の中を支配する体制にも少なからず影響を与えてゆくことになるでしょう。
この本には、様々な国や環境で物質面も含めて相当の苦難に見舞われつつ、失意のどん底から這い上がって来られた方々、自らの勇気と行動により、希望の光を見い出された方々のお話も載っております。彼、彼女たちは、自らが有する〈魂のお金〉に気づき、また、〈真我〉が本当に望んでいることに素直に従おうと、力強く宣言し、勇気をもって行動し、運命を変えて来られたのだ、私はそう受け取っております。
持つもの、持たざるもの、いずれにとっても、お金の問題は人生を左右してしまいます。特に現在、お金のことでがんじがらめになっている方に、きっとこの本は、苦境を脱却する為の何らかのヒントと乗り越えていく為の勇気を与えてくれることでしょう。また、現在、過不足もなく、普通に暮らしてある方々にとっても、この本が、自らを表現する手段としての責任あるお金の使い方を考えるきっかけになるものと思います。
今は、「お金」を通じての、私自身に対する〈お試し〉の真っ最中なのかもしれません。
加えて、このタイミングにこの本と出会えたことも、きっと何らかの意味があることなのでしょう。
さて、この本では、よく「コミットメント」という言葉が出て参ります。
それは、自らの決意の元、「責任を引き受けた上で自分の立場をとること」という意味であり、“自分が自分の運命の指導者である”ということの表現に他なりません。
お金とは、そもそも、通貨発行権を掌握しているピラミッドの頂点に位置する輩にとっては、世界を支配し続ける為の格好の道具だと言えることでしょう。
ただ、(彼らの世界観にとって)ピラミッドの下部に位置する私たちであっても、お金の性質や動きを自らの意思でもって変えるということは十分にできるということなのです。即ち、「コミットメント」する為に、言い換えれば、自分の居場所、中心というものを確保した上で、「自分が何者であるか」ということを表現する為にこそ、常に身近にあるお金を活用するという視点を持ちなさい、ということを、この本の著者は提案してあるのだと思います。
社会的に富裕層とされる方々は、その実、孤独で、失うことの不安に始終苛まれたりで、心が全く満たされていないケースが多いということ、だから、富める者、貧しい者、誰に対しても、「ハートをオープンにする」、そして、「彼らの生徒となると同時に、教師にもなる」べきであるということを、マザー・テレサが著者に切々と伝える場面があり、心を打たれます。目に見えない魂の飢えというものは、蔑ろにされてしまう傾向があるということなのです。
また、著者は、〈魂のお金〉をも含めた意味で、分かち合うことの大切さを訴えてあります。目に見えない財産、これこそ、私たち誰もが有している筈なのです。
本来、お金は、水のように流れて循環するべきものでありますから、失うことを恐れて止めておいたら腐ってしまうものです。澱んでしまうから、“汚い”ものになってしまうのです。
お金それ自体に、各人の「コミットメント」により、魂の込もった思いを託し、また、その流れを変えたり整えていくことは、お金のさながら“悪の権化”というイメージから個々人の意思表示の為の便利な道具、“頼もしいメッセンジャー”へと変えていくことも可能であり、こうしたことは、私たち一人一人にも、できることではないのでしょうか?
それは、つまり、私たちがお金の呪縛から自由になるということであり、不安や恐怖の思いから、解き放たれるということです。そして、一人一人が「欠乏」という思い込みから脱却して、私は既に十分に持っているという「充足」の境地へと向かうことであり、更には、“奪い合う”「あなたか私の世界」から“分かち合う”「あなたと私の世界」へのパラダイムシフトの足掛かりになるということに他なりません。
私たちは、金額の大小に関わらず、何に対してお金を使うのかということにより、当人の内面も含めて見事に映し出しているということ、また、お金の使い道によって、例えば、悪徳企業は御免蒙ります!といった意思表示を明確に伝えることができるということを心に刻むべきなのです。
私たち一人一人が、お金を「コミットメント」の大切な手段にするよう心がけて、自主的にお金の流れ、動きを変えていくようになれば、大きな“うねり”になり、本物の民主主義に近づいていくことでしょう。そして、確実に、世の中を支配する体制にも少なからず影響を与えてゆくことになるでしょう。
この本には、様々な国や環境で物質面も含めて相当の苦難に見舞われつつ、失意のどん底から這い上がって来られた方々、自らの勇気と行動により、希望の光を見い出された方々のお話も載っております。彼、彼女たちは、自らが有する〈魂のお金〉に気づき、また、〈真我〉が本当に望んでいることに素直に従おうと、力強く宣言し、勇気をもって行動し、運命を変えて来られたのだ、私はそう受け取っております。
持つもの、持たざるもの、いずれにとっても、お金の問題は人生を左右してしまいます。特に現在、お金のことでがんじがらめになっている方に、きっとこの本は、苦境を脱却する為の何らかのヒントと乗り越えていく為の勇気を与えてくれることでしょう。また、現在、過不足もなく、普通に暮らしてある方々にとっても、この本が、自らを表現する手段としての責任あるお金の使い方を考えるきっかけになるものと思います。