『おげんさんといっしょ』の中で隆子が"You spin me round"を歌っていて、若い頃はまったのってと思い浮かんだのがT.T.D.
"Wishing well"、"Dance little sister"、"Sign your name"の流れで衝撃の連打ですっかりはまる。
アルバムは都度購入していたのでベスト版はノーチェックだったのですが、未収録曲がある!ので購入。
やはり才能の引き出しの多いこと。
え、これ同じ人ですか?声は同じっぽいんですけどぐらいの多彩さ。
カテゴライズを嫌ったという話だが無理もない。括ってもこの多彩さの前には意味がない。(お店で売ったりラジオで流すのには困るだろうけど)。
94~95年あたり、名古屋のコンサートに行った。
バンドメンバーと肩を組み、アカペラで、伸びやかに楽しそうに歌う姿を忘れられない。
ご自身のレーベルを立ち上げて、才能のまま、心のままにアーティスト人生を歩まれていることを願う。
サナンダ・マイトルーヤ名義の『ワイルドカード』もよいです。
年を経ても彼自身の輝きやカラーは失くなっていません。
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Terence Trent D'Arby's Greatest Hits
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曲目リスト
1 | Wishing Well |
2 | If You Let Me Stay |
3 | Dance Little Sister |
4 | Sign Your Name |
5 | Elevators & Hearts |
6 | Heartbreak Hotel |
7 | The Birth of Maudie |
8 | This Side of Love |
9 | To Know Someone Deeply Is to Know Someone Softly |
10 | Billy Don't Fall |
11 | It's Alright Ma (I'm Only Bleeding) |
12 | Do You Love Me Like You Say? [Edit] |
13 | Delicate |
14 | She Kissed Me |
15 | Let Her Down Easy [Single Version] |
16 | Right Thing, Wrong Way |
17 | Holding on to You [Edit II] |
18 | Vibrator [Edit I] |
19 | A Change Is Gonna Come |
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.1 x 12.5 x 1.19 cm; 92.13 g
- メーカー : Columbia
- EAN : 5099750937426
- 製造元リファレンス : 5093742
- オリジナル盤発売日 : 2003
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Columbia
- ASIN : B00006GEWM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,913位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 108位ブラックコンテンポラリー
- - 592位R&B
- - 2,825位ポップス (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Introducing~に収録されている曲は明らかに音圧が上がっている。ただ、リマスタリングはされていないかな?確信は持てないけど。
カバーソングは、僕にとってはそれほど印象的ではなかったけど、このアルバムを買って、”Let her down easy”がこんなにも美しい曲だと再認識できて良かった。
カバーソングは、僕にとってはそれほど印象的ではなかったけど、このアルバムを買って、”Let her down easy”がこんなにも美しい曲だと再認識できて良かった。
2022年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多分にサムクックの影響を受けているシンガーだと聴いてて感じました。まあ黒人歌手でサムの影響を受けている人は沢山いるので珍しくは無いと思います。サムクックはそれ位偉大なシンガーなので。サナンダさんもサムの影響を受けつつも独自の色が出せているので聴いてて楽しめますね。大変歌も上手いですし。曲に関しても他には無いような独特なサウンドですね。最初取っ付きにくいかも知れませんね。馴れてくるとクセになるシンガーだと思います。
2012年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的なことながら、25年前に彼がデビューした時、私は高校生。普通にファーストアルバムを買って「いいなあ」と思い、2nd "Neither Fish Nor Flesh", 3rd "Symphony or Damn", 4th "Vibrator"は友達からCDを借りてテープにダビング。95年の来日でライブにいたく感動し、やっぱりテレンスすごい…と思ったあたりから記憶が抜けていた。それから17年。子育てもひと段落し、さて昔の音楽でも…とふと手に取ったテレンスのファースト。10数年ぶりに聞いた彼の音楽は「私、ちゃんと25年前は消化できてなかった!?」と衝撃。そこから失われた10数年を埋めるように彼の2ndから4th(どれも本当に傑作)を買い求め(なんで、廃番?おかしすぎる!!)、2001年にSananda Maitreyaに改名したことを知ってこれまたびっくり。5th "Wildcard"と、今回の"Greatest Hits"を迷わず購入。
で、かなり前置きが長くなってしまいましたが、このベスト盤、この内容でこの値段って、ありえないぐらいお得です。彼を知らない人も是非聞いてみてほしい。若さと才能のきらめきがしなやかに合わさった1st、商業的にコケてしまったけど、カテゴライズされるのを頑なに拒否し、27歳の若さで信じられないぐらいに軽やかにジャンルの壁を乗り越えた2nd、1曲1曲が他のアーティストアルバム1枚分ぐらいの濃さの3rd、そして彼の中の苦悩や葛藤をものすごい高いレベルで曲に昇華した4th。Sony時代の8年間でアルバム4枚しか出していないですが、1人の人間からどうやったらこんなに色々な曲が生まれるのか驚きです。よくマイケル・ジャクソンやプリンスと比べられた彼ですが、全く違います。実際に聞いてみてほしいです。
アルバム未発表曲が多いのもかなりの魅力。相当聴きごたえあります。きっとまだまだ音源化されてない作品がいっぱいあるのでしょう。彼はSONYと決別して自分のオフィシャルサイトで作品をオンラインで購入できるようにしているので、そこで発表していってほしいな。様々なトラブルでレコード会社からは冷遇された彼。彼がレコード会社にとっていい子ちゃん(会社のいいなりに売れる曲を作ってくれるという意味で)であれば、もっとプロモーションもしてもらって、スターのままでいれたのかもしれません。でも彼は自分の才能を切り売りしなかった。妥協しなかった。だからこんなに傑作なのに、あまり知られないまま埋もれてしまいそうになっている。本当に哀しいことです。過小評価されすぎ。いつの日か彼がその才能に見合った称賛を再度受ける日を、心より祈っています。
で、かなり前置きが長くなってしまいましたが、このベスト盤、この内容でこの値段って、ありえないぐらいお得です。彼を知らない人も是非聞いてみてほしい。若さと才能のきらめきがしなやかに合わさった1st、商業的にコケてしまったけど、カテゴライズされるのを頑なに拒否し、27歳の若さで信じられないぐらいに軽やかにジャンルの壁を乗り越えた2nd、1曲1曲が他のアーティストアルバム1枚分ぐらいの濃さの3rd、そして彼の中の苦悩や葛藤をものすごい高いレベルで曲に昇華した4th。Sony時代の8年間でアルバム4枚しか出していないですが、1人の人間からどうやったらこんなに色々な曲が生まれるのか驚きです。よくマイケル・ジャクソンやプリンスと比べられた彼ですが、全く違います。実際に聞いてみてほしいです。
アルバム未発表曲が多いのもかなりの魅力。相当聴きごたえあります。きっとまだまだ音源化されてない作品がいっぱいあるのでしょう。彼はSONYと決別して自分のオフィシャルサイトで作品をオンラインで購入できるようにしているので、そこで発表していってほしいな。様々なトラブルでレコード会社からは冷遇された彼。彼がレコード会社にとっていい子ちゃん(会社のいいなりに売れる曲を作ってくれるという意味で)であれば、もっとプロモーションもしてもらって、スターのままでいれたのかもしれません。でも彼は自分の才能を切り売りしなかった。妥協しなかった。だからこんなに傑作なのに、あまり知られないまま埋もれてしまいそうになっている。本当に哀しいことです。過小評価されすぎ。いつの日か彼がその才能に見合った称賛を再度受ける日を、心より祈っています。
2011年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TTDの2枚組ベスト盤。時々無性に聴きたくなるんだよねぇ。Disc1は、サナンダ・マイトレーヤと改名する前の、デビュー作から4作目「バイブレーター」までのベスト盤。なんと19曲78分近くと、CD許容量目いっぱいの収録が嬉しい。まぁベスト盤なのであれがないこれがないを言い出すとキリがないが、まずは妥当な選曲。プラスしてこのベスト盤が価値が高いのは、コンピレーションやサントラ収録のアルバム未収録曲を5曲も収録していること。E・プレスリー(6)、B・ディラン(11)、S・クック(19)といったカバーが秀逸。本当に自分の色に染め切ってるもんねぇ…。
で、このベストの価値をさらに高めているのがDisc2。未発表曲やカバー曲(なんとあの「ワンダフル・ワールド」!)に、ストーンズのカバー2曲含む未発表ライブ、ヒット曲のリミックス(9分弱にも及ぶ、「ダンス・リトル・シスターPart1&2」がGJ!)など、ファン垂涎のナンバーが目白押し。いやぁどれもこれも素晴らしいトラックが満載です。
改めて彼はやはり、MJや殿下に匹敵する才能だったなぁということを実感するわけだが、一方で彼の作品は重たいんだよねぇ。これは暗いとかって意味ではなく、なんといいますか、こっちが元気でないと疲れる音楽って感じの重たさなんだよね。そう、彼にもう少し「軽さ」とか「しなやかさ」「愛嬌」みたいなもんがちょっとでもあれば、もっと楽に売れたんだろうが、“求道者”というか“殉教者”とでも言いますか、やはり彼は最後の最後まで頑なだった気がします(反面教師としたのがL・クラヴィッツだったのかも…)。それとやはり彼はアルバム・アーチストなんで、こういったコンピレーションにすると、統一感がなく“雑多”な印象になりますね。なので入門編にはちょいヘヴィーでして、初めて聴く方は会心作であるデビュー作を聴くことをお勧めします。
というか、そのデビュー作の“しなやかさ”を最後まで再現できなかったことが彼の最大の不幸。とはいえ、今の悠々自適でマイペースな活動ぶり(自身のサイトでのみ新曲を発表)をみていると、別に彼は今の状況を不幸だとは思っていないんだろうが、ね。
で、このベストの価値をさらに高めているのがDisc2。未発表曲やカバー曲(なんとあの「ワンダフル・ワールド」!)に、ストーンズのカバー2曲含む未発表ライブ、ヒット曲のリミックス(9分弱にも及ぶ、「ダンス・リトル・シスターPart1&2」がGJ!)など、ファン垂涎のナンバーが目白押し。いやぁどれもこれも素晴らしいトラックが満載です。
改めて彼はやはり、MJや殿下に匹敵する才能だったなぁということを実感するわけだが、一方で彼の作品は重たいんだよねぇ。これは暗いとかって意味ではなく、なんといいますか、こっちが元気でないと疲れる音楽って感じの重たさなんだよね。そう、彼にもう少し「軽さ」とか「しなやかさ」「愛嬌」みたいなもんがちょっとでもあれば、もっと楽に売れたんだろうが、“求道者”というか“殉教者”とでも言いますか、やはり彼は最後の最後まで頑なだった気がします(反面教師としたのがL・クラヴィッツだったのかも…)。それとやはり彼はアルバム・アーチストなんで、こういったコンピレーションにすると、統一感がなく“雑多”な印象になりますね。なので入門編にはちょいヘヴィーでして、初めて聴く方は会心作であるデビュー作を聴くことをお勧めします。
というか、そのデビュー作の“しなやかさ”を最後まで再現できなかったことが彼の最大の不幸。とはいえ、今の悠々自適でマイペースな活動ぶり(自身のサイトでのみ新曲を発表)をみていると、別に彼は今の状況を不幸だとは思っていないんだろうが、ね。
2004年5月25日に日本でレビュー済み
まともにベスト盤を買っても後悔しない名曲揃いのTTDですが、このUS盤はなんと2枚組でdisc2に注目です。
未発表だったり、もう手に入らない音源が満載。特にStonesの名曲Jumpin' Jach Flashを熱っぽくカバーしたバージョンや、名曲の魅力を更に進化させたDance Little Sisterのロングバージョンなどは必聴でしょう。
Disc1も彼の才能を再確認間違い無しの名曲名唱のオンパレード。"If you all get to heaven""Castilian blue""Baby let me share my love""Who's loving you"など、これに漏れた曲で素晴らしい曲がまだまだありますが、贅沢はいうまい・・・。
未発表だったり、もう手に入らない音源が満載。特にStonesの名曲Jumpin' Jach Flashを熱っぽくカバーしたバージョンや、名曲の魅力を更に進化させたDance Little Sisterのロングバージョンなどは必聴でしょう。
Disc1も彼の才能を再確認間違い無しの名曲名唱のオンパレード。"If you all get to heaven""Castilian blue""Baby let me share my love""Who's loving you"など、これに漏れた曲で素晴らしい曲がまだまだありますが、贅沢はいうまい・・・。
2013年4月21日に日本でレビュー済み
目玉はDisc 1のいくつかのアルバム未収録曲とレア・テイクで固められたDisc 2なわけだが、なぜかどこのサイトでもボーナス・ディスクの曲目やデータが表記されていないのでここにまとめておこう。
Disc 1
5,Elevators and Hearts:「ウィッシング・ウェル」12インチに収録。身も蓋もない言い方だが「サイン・ユア・ネーム」に似てるからアルバムから外されたんだろうなという曲である、はっきり言って。出来は悪くないが。
6,Heartbreak Hotel:「ダンス・リトル・シスター」CDシングルに収録。説明不要のエルヴィスの名曲で、割とストレートなカヴァー。初来日時にエルヴィスのCDを買い込んでいたなんてエピソードもあったな、そういえば。
7,The Birth Of Maudie:「N.F.N.F.」の少し前にインクレディブル・E・G・オライリーなる変名でリリースされたシングルのA面に収録。逆回転音を使ったワルツのリズムや珍妙なピアノのリフ、捻じれたストリングス、ハープシコードみたいな音色に加工されたアコギなど、そのまま「N.F.N.F.」A面に収録されていてもおかしくない曲。自信満々のTTDから当時これを聴かされたレーベル関係者はさぞ胃が痛くなったことだろう。ちなみにそのB面はアイリッシュ・トラッドもどきのインストでこっちもかなりイッているが、いまだCD化されていない。
11,It's Alright Ma:ヘヴン17の別働プロジェクトB.E.F.のアルバムに客演した際の録音で、思わず「ゴキゲン」と死語を口走りたくなる最高のトラック。言わずと知れたディランの名曲を、ホーンとオルガンでモータウン色の濃いブリブリのR&Bに仕上げている。サビで吠えまくるTTDが痛快だ。曲は別物と言ってもいい出来だがヴォーカルはところどころディランを意識した歌い方が聴かれ、微笑ましい。終演後にギターが即興で「ヘイ・ジョー」のリフを奏で、それに続いてTTDが「He~y joe」とつぶやいている。
16,Right Thing, Wrong Way:サントラ「ビバリーヒルズ・コップ3」に収録。ジャム&ルイスと組んだ曲で、モータウン風のリズムにオルガンが被さる60年代調のポップなサウンド。どちらの作品としても少々意外な曲調だが面白い。
19,A Change Is Gonna Come:「The Promised Land」なるドキュメンタリーのサントラに収録。MGズをバックに堂々たる歌いっぷりを聴かせる正調ソウル・バラードは、サム・クックのカヴァーである。やはりルーツはここ、といったところか。
他にもシングル・ヴァージョンやエディット・ヴァージョンがいくつか含まれているが、大きな差異はないので割愛。
Disc 2
1,Wonderful World:「ウィッシング・ウェル」12インチに収録。ギターとシンセのみのシンプルなバッキングで丁寧に歌い上げられたスタンダード。クック愛ここにあり。
2,Under My Thumb (live):「サイン・ユア・ネーム」12インチに収録。初期のステージで3と共に定番だったストーンズのカヴァー。あまりアレンジもいじっておらず、素直に好きな曲を選んだという感じ。
3,Jumpin' Jack Flash (live):「サイン・ユア・ネーム」12インチに収録。こちらはオルガンとコ−ラスを活かしたアレンジ。大体アンコールの最後に演奏されていた。
4,Greasy Chicken (live):「サイン・ユア・ネーム」CDシングルに収録。2本のギターの絡みが実にカッコいい、疾走するファンキー・ナンバー。これだけ完成度の高い曲なのに、スタジオ録音はないのだろうか?
5,Rain (live):「トゥ・ノウ・サムワン〜」CDシングルに収録。
6,Wishing Well (Three Coins In A Fountain Mix) :同名の12インチに収録。6分超の長いヴァージョン。
7,Dance Little Sister (Part one & two):同名のCDシングルに収録。ロング・ジャムのパート2に続くヴァージョン。
8,Sign Your Name (Lee 'Scratch' Perry remix):同名の豪盤CDシングルに収録。リー・ペリーによるリミックス。ダビーなバッキングはほぼ別物で、リテイクと言っていいヴァージョン。
9,To Know Someone Deeply Is To Know Someone Softly (Samba Mix):同名の12インチに収録。こちらも大幅にバッキングが異なり、「サンバ」の名の通りパーカッシヴなラテンのリズムとギターが印象的なテイク。
10,Do You Love Me Like You Say? (Masters At Work Dub Mix) :同名のCDシングルに収録。もうやりたい放題で、TTDのヴォーカル・トラックを使った別の曲という感じ。面白い。
11,Perfumed Pavillion (The Motion of My Memories):「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー・ライク・ユー・セイ?」のCDシングルに収録。のたうつギターでヘヴィに始まり、一転ソウル・バラード調に変化するいかにも「シンフォニー〜」のアウトテイクという曲。なかなか悪くない曲だが個性はもうひとつか。
12,Survivor:「デリケート」CDシングルに収録。「シンフォニー〜」参加で話題となったスティーヴィー・サラスをフィーチャーしたアコースティック・バラード。12弦の響きが美しく、こういう佳曲が隠れているからシングルB面は侮れない。ギターのソロが盛り上がってきたところでフェイドアウトしてしまうのが惜しい。
未収録トラックはまだまだある。せめてエピック/コロンビア時代だけでもデラックス・エディション化できないものいだろうか。しかしこの2枚組も確か限定だったはず。なのに発売から10年以上経過してもまだ新品が入手可能ということは…道はまだ遠いか。
Disc 1
5,Elevators and Hearts:「ウィッシング・ウェル」12インチに収録。身も蓋もない言い方だが「サイン・ユア・ネーム」に似てるからアルバムから外されたんだろうなという曲である、はっきり言って。出来は悪くないが。
6,Heartbreak Hotel:「ダンス・リトル・シスター」CDシングルに収録。説明不要のエルヴィスの名曲で、割とストレートなカヴァー。初来日時にエルヴィスのCDを買い込んでいたなんてエピソードもあったな、そういえば。
7,The Birth Of Maudie:「N.F.N.F.」の少し前にインクレディブル・E・G・オライリーなる変名でリリースされたシングルのA面に収録。逆回転音を使ったワルツのリズムや珍妙なピアノのリフ、捻じれたストリングス、ハープシコードみたいな音色に加工されたアコギなど、そのまま「N.F.N.F.」A面に収録されていてもおかしくない曲。自信満々のTTDから当時これを聴かされたレーベル関係者はさぞ胃が痛くなったことだろう。ちなみにそのB面はアイリッシュ・トラッドもどきのインストでこっちもかなりイッているが、いまだCD化されていない。
11,It's Alright Ma:ヘヴン17の別働プロジェクトB.E.F.のアルバムに客演した際の録音で、思わず「ゴキゲン」と死語を口走りたくなる最高のトラック。言わずと知れたディランの名曲を、ホーンとオルガンでモータウン色の濃いブリブリのR&Bに仕上げている。サビで吠えまくるTTDが痛快だ。曲は別物と言ってもいい出来だがヴォーカルはところどころディランを意識した歌い方が聴かれ、微笑ましい。終演後にギターが即興で「ヘイ・ジョー」のリフを奏で、それに続いてTTDが「He~y joe」とつぶやいている。
16,Right Thing, Wrong Way:サントラ「ビバリーヒルズ・コップ3」に収録。ジャム&ルイスと組んだ曲で、モータウン風のリズムにオルガンが被さる60年代調のポップなサウンド。どちらの作品としても少々意外な曲調だが面白い。
19,A Change Is Gonna Come:「The Promised Land」なるドキュメンタリーのサントラに収録。MGズをバックに堂々たる歌いっぷりを聴かせる正調ソウル・バラードは、サム・クックのカヴァーである。やはりルーツはここ、といったところか。
他にもシングル・ヴァージョンやエディット・ヴァージョンがいくつか含まれているが、大きな差異はないので割愛。
Disc 2
1,Wonderful World:「ウィッシング・ウェル」12インチに収録。ギターとシンセのみのシンプルなバッキングで丁寧に歌い上げられたスタンダード。クック愛ここにあり。
2,Under My Thumb (live):「サイン・ユア・ネーム」12インチに収録。初期のステージで3と共に定番だったストーンズのカヴァー。あまりアレンジもいじっておらず、素直に好きな曲を選んだという感じ。
3,Jumpin' Jack Flash (live):「サイン・ユア・ネーム」12インチに収録。こちらはオルガンとコ−ラスを活かしたアレンジ。大体アンコールの最後に演奏されていた。
4,Greasy Chicken (live):「サイン・ユア・ネーム」CDシングルに収録。2本のギターの絡みが実にカッコいい、疾走するファンキー・ナンバー。これだけ完成度の高い曲なのに、スタジオ録音はないのだろうか?
5,Rain (live):「トゥ・ノウ・サムワン〜」CDシングルに収録。
6,Wishing Well (Three Coins In A Fountain Mix) :同名の12インチに収録。6分超の長いヴァージョン。
7,Dance Little Sister (Part one & two):同名のCDシングルに収録。ロング・ジャムのパート2に続くヴァージョン。
8,Sign Your Name (Lee 'Scratch' Perry remix):同名の豪盤CDシングルに収録。リー・ペリーによるリミックス。ダビーなバッキングはほぼ別物で、リテイクと言っていいヴァージョン。
9,To Know Someone Deeply Is To Know Someone Softly (Samba Mix):同名の12インチに収録。こちらも大幅にバッキングが異なり、「サンバ」の名の通りパーカッシヴなラテンのリズムとギターが印象的なテイク。
10,Do You Love Me Like You Say? (Masters At Work Dub Mix) :同名のCDシングルに収録。もうやりたい放題で、TTDのヴォーカル・トラックを使った別の曲という感じ。面白い。
11,Perfumed Pavillion (The Motion of My Memories):「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー・ライク・ユー・セイ?」のCDシングルに収録。のたうつギターでヘヴィに始まり、一転ソウル・バラード調に変化するいかにも「シンフォニー〜」のアウトテイクという曲。なかなか悪くない曲だが個性はもうひとつか。
12,Survivor:「デリケート」CDシングルに収録。「シンフォニー〜」参加で話題となったスティーヴィー・サラスをフィーチャーしたアコースティック・バラード。12弦の響きが美しく、こういう佳曲が隠れているからシングルB面は侮れない。ギターのソロが盛り上がってきたところでフェイドアウトしてしまうのが惜しい。
未収録トラックはまだまだある。せめてエピック/コロンビア時代だけでもデラックス・エディション化できないものいだろうか。しかしこの2枚組も確か限定だったはず。なのに発売から10年以上経過してもまだ新品が入手可能ということは…道はまだ遠いか。
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REPLAY
5つ星のうち4.0
BUON GRADIMENTO.
2015年11月23日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
NON CONOSCEVO, PRIMA D'ORA, QUESTO CANTANTE E DEVO DIRE CHE AVERNE ACQUISTATO IL CD NE E' VALSO VERAMENTE LA PENA.

Henry Nölle
5つ星のうち5.0
Erinnerungen
2009年3月9日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Lang her, das ich was von Terence gehört habe. Um so sehr habe ich mich gefeut, als ich dieses Album entdeckt habe. Tolle Hits, klasse Stimme und Ereinnerungen an meine Jugendzeit.