誰がアート・オブ・ノイズを・・・(紙ジャケット仕様)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 1999/12/1
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥225 |
CD, 1991/10/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥780 |
CD, 限定版, 2008/10/29
"もう一度試してください。" | 限定版 | ¥2,000 | — | ¥2,000 |
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商品の説明
内容紹介
生産限定紙ジャケ仕様 (世界初!オリジナル・アナログ盤アートワーク復刻)
サンプリングの歴史はここから始まった…!
世界をあっと言わせるほど革新的であったサンプリング技術を駆使し、様々な音を実験的にコラージュしてみせたアート・オブ・ノイズの衝撃的デビュー・アルバム。フェアライトCMIという世界中のミュージシャンが注目していた驚くほど高価なサンプラー(発売当時の価格は1200万円)を全面的に使用した作品としても有名。類をみないほど実験的手法を用いながらポップスとして機能する美しいメロディとユーモアを融合させたその音楽的センスはまさにアート!
代表曲「Beat Box」、「Close (To The Edit)」、「Moments in Love」を収録し、全世界を驚愕させて多くのアート・オブ・ノイズ崇拝者を生んだ歴史的傑作&必聴盤。
(オリジナル・リリース:1984年)
アーティストについて
実験的手法で「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ !!
本来裏方の録音エンジニアやスタジオ・ミュージシャンといったひとたちが、当時最新鋭の技術であった“サンプリング”を駆使して、車のエンジン音や物を叩く音など身のまわりのノイズを再構築することで音楽に仕立て上げ「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ。
83年のデビュー当時はZTTのボスであり数々のヒットを生んだ名プロデューサー、トレヴァー・ホーンの覆面ユニットであるとの噂以外、プロフィールが明かされずライヴも行わない謎のアーティストだったが、後に、トレヴァーの指揮の下、アン・ダドリー、JJ・ジェクザリク、ゲーリー・ランガン、そしてブレーン的にジャーナリストのポール・モーリーが参加していたことが明らかになる。
トレヴァーの発明と言われる“オーケストラヒット”はじめ、当時1000万円以上したサンプラー「フェアライトCMI」によって作り出されたサウンド・コラージュ。ヒップホップにも多大な影響を与えた、重いビートのミニマルなダンストラックの多いアート・オブ・ノイズであるが、美しくメランコリックな「モーメンツ・イン・ラヴ」という代表曲もある。これは、数々のCMなどに起用されたほか、マドンナの結婚式で使われた。また後年の「レッグス」は、ミスター・マリックのテーマ曲としても有名だ。
ZTTから離れよりポップなアプローチに向かった彼らは、「ピーター・ガン」でグラミー賞を獲得。90年に一旦解散するが、98年にトレヴァー、ポール、そしてアン・ダドリーによる再結成が実現、ドビュッシーを題材にしたこのアルバムをリリースしてツアーも行った。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 51.6 g
- メーカー : SPACE SHOWER MUSIC
- EAN : 4580132732377
- 時間 : 55 分
- レーベル : SPACE SHOWER MUSIC
- ASIN : B001F8KA4M
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 331,764位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,513位ダンス・エレクトロニカ (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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自称騒音芸術とはいえ、それはあくまで本来美しい音になりそうにない音で芸術を作り上げるという意図である、と理解すべきでしょう。美しいメロディ、ユーモラスで斬新な展開が続きます。
輸入盤がもう出ていないなかで、この日本盤にはボーナス・トラック3曲つき。サンプリングの元ネタについて、もう少し詳細な解説があったらよかったのに、と思います。
3日後だたかな?商品が届き、早速プレイヤーに入れ
聞き始めたところ、昔、懐かしい良かった頃に戻った気分でした。
おどろおどろしいジャケットや物々しいユニット名(「騒音芸術」)にも関わらず、シングルカットされた「Close」は全英チャート8位。「夜のヒットスタジオ」に出ていたりMr.マリックのテーマとして使われていたりと日本でも意外にメジャーな存在。
音楽性はコラージュ、サンプリングを多用した少々実験的なテクノポップ。と言ってもあまり小難しいことはなく、あくまでポップベースで作られた音楽である。80年代らしいノイズゲートのかかったドラムやトレヴァー・ホーンらしいオーケストラヒッツが特徴的。当時発売されたばかりのフェアライトCMIというサンプラーを駆使して作られており、後のヒップホップやトリップホップ、アンビエントに通じる雰囲気がある。
歌はないが様々な音色でのメロディがウワモノとして乗っているため、非常に聴きやすい。ドラムやサンプルネタはさすがにちょっと古くさくて笑ってしまう部分もあるが、今では当たり前となったサンプリングという手法をポップフィールドに持ち込んだという業績は大きい。
踊れないクラフトワークと言うべきか、ポップなキャバレー・ヴォルテールと言うべきか。所謂「打ち込み」の音楽が好きな人は一度聴いておくと良いだろう。
"Moments in Love"
が◎。
リマスター→良好
今となっては当たり前になってしまっていて若い人にはかえってピンとこないでしょうが、古今東西のあらゆる音源を同一平面に並べてピックアップして、「なんとか風」な感じにエディットして一丁上がり、という、何とも茫漠とした現在の景色の、とば口に堂々と(?)建っている記念碑がこの作品といえるのではないでしょうか。
蛇足ながらArt of NoiseもZTTも、イタリア未来派、ですね(トーキングヘッズの「イ・ズィンブラ」も、ね)。でもZTTレーベルならとりあえず何でも買ってた時期ってあったなあ。