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平成21年度(第64回)文化庁芸術祭 大賞 受賞 門外不出の伝承曲全曲録音!「平家」の全容を凝縮する記念碑的プロジェクト 「平家物語」を琵琶の伴奏で語る音楽「平家」は、鎌倉時代に盲人の琵琶法師が始め、14〜15世紀の最盛期を経て、以後は古典音楽として盲人組織「当道座」で伝承が守られてきた口伝えの伝統芸能である。しかし、明治期における当道座の解散以降、この流れに属した「平家」伝承者は衰微の一途を辿り、現在は名古屋の今井勉を残すのみとなってしまった。本プロジェクトでは、CD7枚に今井検校が受け継ぐ伝承曲全曲と復元曲1曲の収録を実現。「平家」の成立から伝承の実態、平家琵琶の奏法から楽曲の詳細な解説まで研究レベルにも通用する充実のブックレットには、800年の歴史の担い手 今井検校へのインタビューも収録。貴重な記録映像を収めた付録DVDと合わせて、正統「平家」の全貌を俯瞰し、中世以来の伝承を目の当たりにすることができる。
今井勉1958年、愛知県江南市に生まれる。四歳から故横井みつゑ師について、盲人音楽家の伝統を継いで、箏、三弦(三味線)、胡弓を習得。十二歳より「三検校」の一人である故三品正保師について、平家、箏、三弦を学ぶ。1992年には、江戸時代からの当道座の伝統を継ぐ「国風音楽会」の最高位「検校(けんぎょう)」となり、名実ともに名古屋の当道音楽の伝承を担っている。1996年からは「国風音楽会」会長。