史上名高い本作はブルーレイでの発売がなく、観ることがないまま過ごしてきた。
いつまでも待てなくなり、思い切ってエー・アール・シーのDVDの購入に踏み切った訳だが
pressed in Taiwanで、「一部見苦しい部分、聞き苦しい部分あり」との注意書きがあった。
従って画質に対しては全く期待していなかったが、見始めると傷・汚れは全く無く画像は鮮明。
更に、モノクロの階調も滑らかで、台詞も聞きやすく、一部にフィルム粒子がみられるが
75年前の作品としては上質なもので、大変驚かされた。
すっかり嬉しくなったので2時間50分の長尺を一気に見ることが出来た次第。
この高画質があったればこそ、グレッグ・トーランドの有名なパンフォーカス画面が
堪能できると言えるだろう。
価格は550円でとてもお得だし、日本語字幕・吹き替えと英語字幕・音声が
切り替え可能なのも有り難い。唯一の問題は字幕・音声の切り替えが
メインメニューの戻らないと出来ないことくらいだろう。
作品評価は多くの方々が発表しており、名作であることが確認できたので
言及は必要ないと思い割愛する。なお、若き日のホーギー・カーマイケルの姿と
歌声が聞けたのは収穫であった。
我等の生涯の最良の年 [DVD] FRT-146
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
今すぐ観る ![]() | レンタル | 購入 |
フォーマット | 字幕付き, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | テレサ・ライト, ヴァージニア・メイヨ, マーナ・ローイ, フレドリック・マーチ, ウィリアム・ワイラー, ダナ・アンドリュース |
稼働時間 | 2 時間 50 分 |
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商品の説明
軍用輸送機B17に乗り合わせた復員兵三人は、同じ故郷の町の飛行場に着く。歩兵軍曹アル・スチヴンスンは中年の銀行員、青年飛行大尉フレッド・デリーは百貨店の番頭であった。一番若い水兵のホーマー・パーリッシュは両手の代わりに鉄のカギのついた義手の傷い軍人である。彼は両親と妹と恋人のウイルマに迎えられたが、彼の義手を見ると一同は声をのみ、母は泣き出してしまう。アルは妻ミリーが相変わらず女盛りの美しさであるのがうれしかった。4年前に少女だった娘ペギーが美しい一人前の女となり、息子ボップも生意気な青年になっているのが、何かしら勝手の違った感じで変である。その気持ちを精算するために、彼は妻と娘をつれてナイトクラブへ出かける。フレッドを迎えたのはアルコール中毒の父と自堕落な継母で、新婚3週目に袂を分かったマリーは、家出してナイトクラブで働いているという。彼はあてもなく妻を探しに飛び出すのだった…。
登録情報
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4560285901462
- 監督 : ウィリアム・ワイラー
- メディア形式 : 字幕付き, ブラック&ホワイト
- 時間 : 2 時間 50 分
- 発売日 : 2006/12/14
- 出演 : ヴァージニア・メイヨ, フレドリック・マーチ, マーナ・ローイ, テレサ・ライト, ダナ・アンドリュース
- 販売元 : ファーストトレーディング
- ASIN : B000LXINT6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 207,261位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 21,042位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終戦直後のアメリカ映画、これ見ただけで日本は無謀な戦争をしたんだと分かる貴重な映画。
2021年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二次世界大戦後同じ軍用機で帰還し知り合った復員兵、それぞれの物語。
命こそ取り留めたものの、戦争が人間に与えた影響をじっくりと描いています。
深刻な戦傷を負った者、心に酷い傷を負った者、社会的地位がありながら酒に溺れる者・・。
如何に戦場で功績をあげても、実社会に戻れば何の足しにもならないという非情な世の中。
皆、社会的立場が全く違うのに、お互い引かれ合って支え合う不思議な関係は、徐々にジーンときますよ。
同窓会的な関係よりも、これぞ戦友ということなんじゃない?
復員兵の社会復帰の問題点を描いているこの作品は、何と第二次世界大戦終戦から1年も経ってないうちに公開されてるんですね!
ということは、この日本と戦っている最中にこんな高度な作品を制作していたわけです。
こういう事からも、先の戦争の無謀さがしみじみと感じられますよ。
まあ、当時の軍部指導部はこういう事実は当に知っていたんでしょうが・・・。
命こそ取り留めたものの、戦争が人間に与えた影響をじっくりと描いています。
深刻な戦傷を負った者、心に酷い傷を負った者、社会的地位がありながら酒に溺れる者・・。
如何に戦場で功績をあげても、実社会に戻れば何の足しにもならないという非情な世の中。
皆、社会的立場が全く違うのに、お互い引かれ合って支え合う不思議な関係は、徐々にジーンときますよ。
同窓会的な関係よりも、これぞ戦友ということなんじゃない?
復員兵の社会復帰の問題点を描いているこの作品は、何と第二次世界大戦終戦から1年も経ってないうちに公開されてるんですね!
ということは、この日本と戦っている最中にこんな高度な作品を制作していたわけです。
こういう事からも、先の戦争の無謀さがしみじみと感じられますよ。
まあ、当時の軍部指導部はこういう事実は当に知っていたんでしょうが・・・。
2020年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今さら付け足す言辞もないくらいの名作ですが、75年前の米国における女性像や社会の描き方など、さすがに今とは隔世の感があります。この感覚は時間が経つにつれて増しこそすれ減ることはないので、背景が分からないことで理解し難いシーンが増え、今後の評価に反映されてくるのかなと思いました。
例えば帰郷の飛行機の中でホーマーが「迷信を信じる?僕は信じる」とマッチの火を着け直すシーン。当時一本のマッチで三人のタバコに火をつけると縁起が悪いとされていました。イギリス軍から広まった兵士のゲン担ぎですが、暗い戦場でタバコに火を着け回すと一人目で気付かれ、二人目で照準を合わされ、三人目で引き金を引かれるという経験則が転じたもので、そういった迷信にすがりたくなるようなギリギリの状況で生き残ってきたことを象徴するシーンです。喫煙習慣が廃れてくるとやがて意味不明になるのでしょう。
B-17の描き方が手馴れているのも理由があり、ウイリアム・ワイラーは戦時中プロパガンダ映画や訓練用映画を制作したアメリカ陸軍航空軍第1映画部隊に所属していました。1944年の記録映画『メンフィス・ベル 空飛ぶ要塞』を監督したワイラーは実際にB-17に搭乗し、何度も作戦に同行しています。対空砲火の恐怖の中で撮影中の同僚カメラマンを失ったり、撃墜される爆撃機を目の当たりにしたり。フレッドがうなされた悪夢にはワイラーの実体験が反映されています。
また本作は第二次大戦従軍将兵の戦争後遺症と社会復帰の問題を取り上げた映画として、大変貴重な作品でもありました。と言うのも同じ1946年、軍の依頼を受けたジョン・ヒューストンが『光あれ』で米軍兵士の戦闘疲労や戦争神経症とその回復についての記録映画を撮りますが、想定外の深刻さを理解した当局から公開を禁止されてしまったからです。以降、批判し易かったベトナム戦争を経て1981年に『光あれ』が解禁されるまで、アメリカ映画で第二次大戦という“最も偉大な世代の正義の戦争”についての戦争後遺症とその関連問題に触れるのは、ほぼタブーとなってました。
本作が生き残った理由が単に時期的な偶然によるものか、“正義の戦争という神話を守る映画”という体をとっていた為かよく分かりませんが、帰還兵の社会復帰の困難は監督自身や彼の周辺が当時まさに直面していた問題であり、その憤りや遣る瀬無さは、質の悪い民生品に生まれ変わるのを待つ飛行機の墓場のシーンに込められているように感じます。
例えば帰郷の飛行機の中でホーマーが「迷信を信じる?僕は信じる」とマッチの火を着け直すシーン。当時一本のマッチで三人のタバコに火をつけると縁起が悪いとされていました。イギリス軍から広まった兵士のゲン担ぎですが、暗い戦場でタバコに火を着け回すと一人目で気付かれ、二人目で照準を合わされ、三人目で引き金を引かれるという経験則が転じたもので、そういった迷信にすがりたくなるようなギリギリの状況で生き残ってきたことを象徴するシーンです。喫煙習慣が廃れてくるとやがて意味不明になるのでしょう。
B-17の描き方が手馴れているのも理由があり、ウイリアム・ワイラーは戦時中プロパガンダ映画や訓練用映画を制作したアメリカ陸軍航空軍第1映画部隊に所属していました。1944年の記録映画『メンフィス・ベル 空飛ぶ要塞』を監督したワイラーは実際にB-17に搭乗し、何度も作戦に同行しています。対空砲火の恐怖の中で撮影中の同僚カメラマンを失ったり、撃墜される爆撃機を目の当たりにしたり。フレッドがうなされた悪夢にはワイラーの実体験が反映されています。
また本作は第二次大戦従軍将兵の戦争後遺症と社会復帰の問題を取り上げた映画として、大変貴重な作品でもありました。と言うのも同じ1946年、軍の依頼を受けたジョン・ヒューストンが『光あれ』で米軍兵士の戦闘疲労や戦争神経症とその回復についての記録映画を撮りますが、想定外の深刻さを理解した当局から公開を禁止されてしまったからです。以降、批判し易かったベトナム戦争を経て1981年に『光あれ』が解禁されるまで、アメリカ映画で第二次大戦という“最も偉大な世代の正義の戦争”についての戦争後遺症とその関連問題に触れるのは、ほぼタブーとなってました。
本作が生き残った理由が単に時期的な偶然によるものか、“正義の戦争という神話を守る映画”という体をとっていた為かよく分かりませんが、帰還兵の社会復帰の困難は監督自身や彼の周辺が当時まさに直面していた問題であり、その憤りや遣る瀬無さは、質の悪い民生品に生まれ変わるのを待つ飛行機の墓場のシーンに込められているように感じます。
2020年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元爆撃で大尉のフレッド、元陸軍で軍曹のアル、元空母の整備担当のホーマー。
同郷の三人の退役軍人が同じ帰還機で帰ってくる。
大尉で勲章もたくさん得ているフレッドは元はソーダの売り子、年かさのアルは銀行マン、一番若いホーマーは両手をなくしていた。
アルは副頭取として復職するという恵まれた人生を歩み始めるのに対し、フレッドはその経歴に似つかわしくない薬局の売り子にならざるを得ないし、ホーマーはハンデを気にして婚約者の気持ちを受け入れられないでいる。
フレッドには妻がいたが、妻はフレッドの収入に魅かれて結婚していたため、週給32.5ドルのパートに不満がいっぱい、二人の仲には一気に亀裂が入る。しかもフレッドはアルの娘ペギーと恋仲になってしまう。
年齢的には、アルは45歳、フレッドは30くらい、ホーマーは25くらいだろうか。
アルはフレッドがいい奴だとは思っているが、既婚者であるから娘ともう逢うなと言う。これは当然だろう。
しかし結局はフレッドは離婚(描かれてはいないが)、ふたりは結ばれることになる。
時代背景は終戦直後、1946年あたりだろう。
古い映画をずっと見ているので、その当時の物価や給料の水準が気になっているのだが、
アルは副頭取で年俸1.2万ドル。フレッドは軍人として月400ドル、パートは週給32.5ドル。
フレッドとペギーが食事をした「安い」店での食事代は二人で1.76ドルだった。
これらを見ると、1ドルは1000円から1500円くらいの価値になるのだろうか。
パートにしても週32,500円では大の大人としては少ないから、1500円くらいかな?
食事代はひとり1,320円はこんなもんか。パートとしては高いが、「見栄」もありそうだし。
薬局で、「今回の戦争はワシントンのお偉方による陰謀」と指摘する客が登場するが、これに対してフレッドとホーマーは激しく反発する。従軍し傷ついた者としては我慢ならない発言なのだろうが、かなりの部分が真実と言うのが日本的な常識になっている。
この点の描き方は、終戦直後としてはやむを得ないものだが、現代であればこの客の発言を真実として展開していくストーリーが考えられる。
多くの占有を失い、PTSDになり、両手を失ったのも国を守るためと思っていたのに、実はそうではなかった、というわけだ。
出演はアルがフレドリック・マーチ、妻ミリーがマーナ・ロイ、フレッドがダナ・アンドリュース、その妻がヴァージニア・メイヨなんだね。懐かしい名前ばかりです。
特にアルの奥さんがよかった。やっぱりなあ。
イデオロギー的なものを抜きにすれば、よい映画です。
同郷の三人の退役軍人が同じ帰還機で帰ってくる。
大尉で勲章もたくさん得ているフレッドは元はソーダの売り子、年かさのアルは銀行マン、一番若いホーマーは両手をなくしていた。
アルは副頭取として復職するという恵まれた人生を歩み始めるのに対し、フレッドはその経歴に似つかわしくない薬局の売り子にならざるを得ないし、ホーマーはハンデを気にして婚約者の気持ちを受け入れられないでいる。
フレッドには妻がいたが、妻はフレッドの収入に魅かれて結婚していたため、週給32.5ドルのパートに不満がいっぱい、二人の仲には一気に亀裂が入る。しかもフレッドはアルの娘ペギーと恋仲になってしまう。
年齢的には、アルは45歳、フレッドは30くらい、ホーマーは25くらいだろうか。
アルはフレッドがいい奴だとは思っているが、既婚者であるから娘ともう逢うなと言う。これは当然だろう。
しかし結局はフレッドは離婚(描かれてはいないが)、ふたりは結ばれることになる。
時代背景は終戦直後、1946年あたりだろう。
古い映画をずっと見ているので、その当時の物価や給料の水準が気になっているのだが、
アルは副頭取で年俸1.2万ドル。フレッドは軍人として月400ドル、パートは週給32.5ドル。
フレッドとペギーが食事をした「安い」店での食事代は二人で1.76ドルだった。
これらを見ると、1ドルは1000円から1500円くらいの価値になるのだろうか。
パートにしても週32,500円では大の大人としては少ないから、1500円くらいかな?
食事代はひとり1,320円はこんなもんか。パートとしては高いが、「見栄」もありそうだし。
薬局で、「今回の戦争はワシントンのお偉方による陰謀」と指摘する客が登場するが、これに対してフレッドとホーマーは激しく反発する。従軍し傷ついた者としては我慢ならない発言なのだろうが、かなりの部分が真実と言うのが日本的な常識になっている。
この点の描き方は、終戦直後としてはやむを得ないものだが、現代であればこの客の発言を真実として展開していくストーリーが考えられる。
多くの占有を失い、PTSDになり、両手を失ったのも国を守るためと思っていたのに、実はそうではなかった、というわけだ。
出演はアルがフレドリック・マーチ、妻ミリーがマーナ・ロイ、フレッドがダナ・アンドリュース、その妻がヴァージニア・メイヨなんだね。懐かしい名前ばかりです。
特にアルの奥さんがよかった。やっぱりなあ。
イデオロギー的なものを抜きにすれば、よい映画です。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウイリアム・ワイラー監督ということで見たが期待を裏切らない映画でした。
戦争が終わり、故郷の街に還る飛行機の中で偶然知り合っただけの
年齢も階級も社会的地位も異なる三人の友情物語。
そのあたりは期待していた通りの展開で満足でした。
いろいろな困難を乗り越えていく不思議な縁に人の優しさを
伝えるところにワイラーの真骨頂を見る感じである。
戦争が終わり、故郷の街に還る飛行機の中で偶然知り合っただけの
年齢も階級も社会的地位も異なる三人の友情物語。
そのあたりは期待していた通りの展開で満足でした。
いろいろな困難を乗り越えていく不思議な縁に人の優しさを
伝えるところにワイラーの真骨頂を見る感じである。
2020年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカと日本の戦争が終わって家に帰る三人の兵隊のお話
物語自体は題名とは違い様々な問題ばかりが浮き彫りになる
視聴していてやきもきイライラさせられた
しかし家に帰るという当たり前のことが当たり前でない人間の存在に
今の自分の幸福を感じられたのも確かでした
また、陸地に打ち捨てられた飛行機群の迫力はちょっと他所の映画ではお目にかかれないと思うので
一見の価値があります
本物を映せるのはその時代ならではだと思いますので白黒映画の良さがある作品
物語自体は題名とは違い様々な問題ばかりが浮き彫りになる
視聴していてやきもきイライラさせられた
しかし家に帰るという当たり前のことが当たり前でない人間の存在に
今の自分の幸福を感じられたのも確かでした
また、陸地に打ち捨てられた飛行機群の迫力はちょっと他所の映画ではお目にかかれないと思うので
一見の価値があります
本物を映せるのはその時代ならではだと思いますので白黒映画の良さがある作品
2020年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グランドホテル形式なのに人物構成が良く出来ていて、各俳優陣の完璧な演技、ワイラーの緩急自在の演出、
トーランドのカメラワークの素晴らしさ。パンフォーカスについては、市民ケーンより上です。
特にフレデリックマーチの演説、キャシーオドネルの愛らしさ、カーマイケルとの関係性
よくこれだけの多人数を纏め切れたと思います。まさに完璧な映画です。
トーランドのカメラワークの素晴らしさ。パンフォーカスについては、市民ケーンより上です。
特にフレデリックマーチの演説、キャシーオドネルの愛らしさ、カーマイケルとの関係性
よくこれだけの多人数を纏め切れたと思います。まさに完璧な映画です。
他の国からのトップレビュー

Steve S.
5つ星のうち5.0
Good depiction of the era of WWII homecoming and love
2024年3月10日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Loved the interaction between characters. The emotions shared through the actors draws you in to a deep connection to their struggles returning home from war.

Gil Oram
5つ星のうち5.0
Sometimes they get it right.
2023年8月15日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I came to this movie much too late, but I'm making up for it.
it deserves all the praise it has received
Just watch it.
it deserves all the praise it has received
Just watch it.

john mandley
5つ星のうち5.0
A classic movie that will never age
2021年7月19日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Three World War 2 veterans flying home after the war and trying to accept change, still pulls at the heart strings after watching this film numerous times over the years. I get a lump in my throat every time I watch their home coming. I understand this feeling as I also have been away from home on many occasions for longer than a year (not in the military or war) to travel and work abroad, and I understand the deep emotional feeling of coming home to somewhere you believe will be the same, but it never is, as time changes everything. A very emotional movie on every level, and I couldn’t find fault with any aspect of the film.
Just purchased this DVD edition at 163 minutes long, but I’ve seen it as 170 and 182 minutes long. I don’t understand the variations, but if I could see another 19 minutes I surely would, although they may be scenes that lessen the quality of the film.
You can’t have a good movie without having a good screenplay, production, direction, acting, photography, editing, music and other categories we all take for granted, which is why it won 8 Academy Awards.
It was voted Best Film of 1946, the story was well written by Robert E Sherwood who was an Oscar winner for his adapted screenplay. Directed superbly by William Wyler (Oscar winner) and photographed by Gregg Toland. Hugo Friedhofer received an Oscar for his very touching and moving music. Editor Daniel Mandell was also an Oscar winner.
Sergeant Fredric March comes home to kids that have grown up and a wife (Myrna Loy) whom he still loves very much, and returns to the bank as someone to provide loans to veterans; he gives a loan without any collateral believing the ex-soldier’s security is inside him. He won a best actor Oscar for his performance, and had been nominated 5 times during his career, but Myrna Loy had never been nominated. I believe the whole cast was very professional in their contributions to the film, and all worthy of nominations.
Ex-bomber Captain Dana Andrews returns to his unfaithful wife (Virginia Mayo) that causes the marriage not to work out, he then reluctantly returns to his old employer from lack of job prospects; now working under a pompous guy who was originally beneath him, but because he didn’t serve now has more experience from his narrow-minded existence. In support of Harold Russell he hits an outspoken hypocrite against the war (Ray Teal) and quits his degraded position, but before leaving town is offered a manual job dismantling old war planes that had been part of his life. Near the end after being best man at Russell’s wedding to childhood sweetheart (Cathy O’Donnell), he again strikes up a friendship with Fredric March’s daughter (Teresa Wright) and you know there love will last, because of his willingness to change from war experience. Dana Andrews’ character is the main link between all the other characters.
Sailor Harold Russell deservedly won an Academy Award for his supporting performance as the veteran struggling to cope with his handicap after both lower arms were amputated and he depends on hooks, returning to his parents he doesn’t want sympathy only the right to be accepted as he is. He was a real World War Two amputee who lost both hands in an explosion; had no training as an actor, and received a second Oscar for the inspirational hope he gave to others. Apparently in 1993 he needed money – and sold one of his Oscars for $60,500.
All the main actors lived to be in their 80’s except Frederic March who died from cancer at about 78 years, and Cathy O’Donnell who in her early 20’s had a tremendous start with this her first film, but died at 47 years from a cerebral haemorrhage. For me this film never ages, and all those people involved had respect for each other, and take you on a journey in an unforgettable movie.
Just purchased this DVD edition at 163 minutes long, but I’ve seen it as 170 and 182 minutes long. I don’t understand the variations, but if I could see another 19 minutes I surely would, although they may be scenes that lessen the quality of the film.
You can’t have a good movie without having a good screenplay, production, direction, acting, photography, editing, music and other categories we all take for granted, which is why it won 8 Academy Awards.
It was voted Best Film of 1946, the story was well written by Robert E Sherwood who was an Oscar winner for his adapted screenplay. Directed superbly by William Wyler (Oscar winner) and photographed by Gregg Toland. Hugo Friedhofer received an Oscar for his very touching and moving music. Editor Daniel Mandell was also an Oscar winner.
Sergeant Fredric March comes home to kids that have grown up and a wife (Myrna Loy) whom he still loves very much, and returns to the bank as someone to provide loans to veterans; he gives a loan without any collateral believing the ex-soldier’s security is inside him. He won a best actor Oscar for his performance, and had been nominated 5 times during his career, but Myrna Loy had never been nominated. I believe the whole cast was very professional in their contributions to the film, and all worthy of nominations.
Ex-bomber Captain Dana Andrews returns to his unfaithful wife (Virginia Mayo) that causes the marriage not to work out, he then reluctantly returns to his old employer from lack of job prospects; now working under a pompous guy who was originally beneath him, but because he didn’t serve now has more experience from his narrow-minded existence. In support of Harold Russell he hits an outspoken hypocrite against the war (Ray Teal) and quits his degraded position, but before leaving town is offered a manual job dismantling old war planes that had been part of his life. Near the end after being best man at Russell’s wedding to childhood sweetheart (Cathy O’Donnell), he again strikes up a friendship with Fredric March’s daughter (Teresa Wright) and you know there love will last, because of his willingness to change from war experience. Dana Andrews’ character is the main link between all the other characters.
Sailor Harold Russell deservedly won an Academy Award for his supporting performance as the veteran struggling to cope with his handicap after both lower arms were amputated and he depends on hooks, returning to his parents he doesn’t want sympathy only the right to be accepted as he is. He was a real World War Two amputee who lost both hands in an explosion; had no training as an actor, and received a second Oscar for the inspirational hope he gave to others. Apparently in 1993 he needed money – and sold one of his Oscars for $60,500.
All the main actors lived to be in their 80’s except Frederic March who died from cancer at about 78 years, and Cathy O’Donnell who in her early 20’s had a tremendous start with this her first film, but died at 47 years from a cerebral haemorrhage. For me this film never ages, and all those people involved had respect for each other, and take you on a journey in an unforgettable movie.

Victoria McWhirter
5つ星のうち5.0
Must see
2020年10月6日にオーストラリアでレビュー済みAmazonで購入
This is a wonderful movie about returning war veterans struggle to rejoin society and lead a normal life after the trauma of war. A must see!

MSR
5つ星のうち5.0
Gran película, excelente imagen.
2017年2月20日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Best Years of Our Lives ASIN: B009L147EE (Edición USA) Gran película con una imagen excelente. Aunque según la información de Amazon es región A, (Estados Unidos y Canada) es perfectamente visible en Europa con reproductores convencionales. Como extra, únicamente el trailer. Audio: inglés. Subtítulos en inglés, español latino y francés. Muy recomendable.