「俺たちは明日はない」にしろ、「ゲッタ・ウェイ」にしろ、強盗をするのは男女のペア。
もっともこの映画では「女を知らない」男が悪い女にそそのかされて犯罪に手を染めている。
しかしこうもあっさりと強盗をするなんて、少年院での四年間はなんだったのか。
確かに軍隊では倫理観なんか邪魔なんだけど。
上手く金を稼いで外国に高跳びして豪勢に暮らすなんてできるわけがない。
人間には翼がないからな。
地道に額に汗して稼げばよいというものではないが、法を犯したらいかんわ。
O・ヘンリーの作品に「20年後」というのがあるが、この映画は10年後くらいの話だろう。
しかし友人が保安官になったりしているとはね。
友情にかけて更生できるようにしてやると言ったところで、変な女に引っかかるとろくなことにはならない。
信じるものは女よりも男同士の友情だよ、バート君。
ちなみに週給40ドルという話が出て来たが、1ドルが1500円前後の感覚だから次24万円前後。二人での生活はかつかつだ。
女がのってくるわけがない。
オニオンは5セント、75円くらい。
それにしても、バートは良い友人を持ちすぎた。
もう少し金に渋い友だったら拳銃ショーの参加費用を出さなかっただろうに。
ふたりが30ドル出していなかったら、バートは人生を誤らなかったかもしれないのに。
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拳銃魔 [DVD]
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フォーマット | ブラック&ホワイト, ドルビー |
コントリビュータ | マッキンレイ・カンター, ペギー・カミングス, ジョゼフ・H・リュイス, ジョン・ドール, ベリー・クローガー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 27 分 |
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商品の説明
レビュー
監督: ジョゼフ・H.リュイス 脚本: マッキンレイ・カンター 撮影: ラッセル・ハーラン 音楽: ヴィクター・ヤング 出演: ジョン・ドール/ベリー・クローガー/ペギー・カミングス/モリス・カーノフスキー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4988182109338
- 監督 : ジョゼフ・H・リュイス
- メディア形式 : ブラック&ホワイト, ドルビー
- 時間 : 1 時間 27 分
- 発売日 : 2004/11/25
- 出演 : ペギー・カミングス, ジョン・ドール, ベリー・クローガー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Mono)
- 販売元 : ジュネス企画
- ASIN : B0006A9J9M
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,377位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 667位外国の犯罪・ギャング映画
- - 4,340位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 11,704位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『拳銃魔』(Gun Crazy)('49)
出演∶ペギー·カミンズ、ジョン·ドール、ベリー·クローガー、モリス·カーノフスキー、ラス·タンブリン、アナベル·ショー、ハリー·ルイス、ネッド·ヤング
監督∶ジョゼフ·H·リュイス
B級映画以外の何モノでもないが、『ローマの休日』『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』のドルトン·トランボが(赤狩りで追放されて雌伏中に他人名義で)書いた脚本だけあって、力まず緩まずテンポよく構成された隠れた逸品だ。
買い与えられた空気銃に夢中で育ったバート少年(タンブリン)は、生き物は決して殺せない優しさの持ち主ながら、銃器への異常な執着を持つようになる。銃器店から拳銃を盗んで逮捕された彼は、裁判にかけられる。親代わりの姉ルビー(ショー)と幼馴染みのクライドとデイヴの情状証言もあったが、バートは少年院送致となる。
退院後成人し、軍に入隊して射撃の腕を磨いたバート(ドール)は久々に町に戻り、今や保安官となったクライド(ルイス)や新聞記者のデイヴ(ヤング)と旧交を温める。彼らと射撃ショーの巡業を見に行ったバートは飛び入りで射撃妙技を見せ、一座の射撃女王ローリー(カミンズ)と意気投合し、巡業の一員にに加わる。
少年院→軍隊で青春期を過ごし、女に免疫のないバートは、贅沢好きの魔性の女ローリーに夢中になり、彼女の言うがままにアベック拳銃強盗に転落してゆく。何とか彼に足を洗わせようと考える姉ルビーと親友クライド、デイヴだったが、バートとローリーは犯行を重ね、各州を股に掛けて悪名を轟かせるようになってゆく……。
フィルム·ノワールの名作と言われる『暗黒街の弾痕』『夜の人々』と同様、実在のアベック·ギャングのボニー&クライドあたりがモデルになっていると思われる。日本ではあまり知られていない『拳銃魔』だが、前記2作に比べても遜色のない出来ではないだろうか。
主人公たちが乗るクルマの中のカメラからの映像がいい。この時代の映画では、そういう場合、クルマはスタジオに作られた“セット”で、窓外の光景はスクリーンプロセスによる合成のことが多い。この映画の場合、車載カメラで、人物の乗り降りからそれに続くアクションまでワンカットで捉えているので、映像的に流麗で臨場感抜群だ。
タイトルの“Gun Crazy”とは、主人公バートのことだろうが、本当の“Crazy”はローリーの方じゃないか、とも思えてくる。(まぁ、どちらも充分狂ってますが……) この映画、アメリカで最初に封切られた時のタイトルは『Deadly Is The Female』だったそうだ。邦題に訳すとすると何だろう? 『悪いオンナは命取り』いや『その女、凶暴につき』……どちらもボツですねww
[余談] 少年時代の主人公役で、15歳頃のラス·タンブリンが出ている。日本では『掠奪された七人の花嫁』『ウエストサイド物語』で見事なダンスを披露したミュージカル·スターとして知られている。(東宝製作の日本の怪獣映画にも出ていたが……w) 彼の姿を思いがけず他ジャンルの映画で見かけると何だか嬉しくなる。『必殺の一弾』のダンス自慢の青年役、『シマロン』のちんぴらギャング役、『西部開拓史』の南軍脱走兵役はじめ西部劇などにも結構出ているみたいですね。
出演∶ペギー·カミンズ、ジョン·ドール、ベリー·クローガー、モリス·カーノフスキー、ラス·タンブリン、アナベル·ショー、ハリー·ルイス、ネッド·ヤング
監督∶ジョゼフ·H·リュイス
B級映画以外の何モノでもないが、『ローマの休日』『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』のドルトン·トランボが(赤狩りで追放されて雌伏中に他人名義で)書いた脚本だけあって、力まず緩まずテンポよく構成された隠れた逸品だ。
買い与えられた空気銃に夢中で育ったバート少年(タンブリン)は、生き物は決して殺せない優しさの持ち主ながら、銃器への異常な執着を持つようになる。銃器店から拳銃を盗んで逮捕された彼は、裁判にかけられる。親代わりの姉ルビー(ショー)と幼馴染みのクライドとデイヴの情状証言もあったが、バートは少年院送致となる。
退院後成人し、軍に入隊して射撃の腕を磨いたバート(ドール)は久々に町に戻り、今や保安官となったクライド(ルイス)や新聞記者のデイヴ(ヤング)と旧交を温める。彼らと射撃ショーの巡業を見に行ったバートは飛び入りで射撃妙技を見せ、一座の射撃女王ローリー(カミンズ)と意気投合し、巡業の一員にに加わる。
少年院→軍隊で青春期を過ごし、女に免疫のないバートは、贅沢好きの魔性の女ローリーに夢中になり、彼女の言うがままにアベック拳銃強盗に転落してゆく。何とか彼に足を洗わせようと考える姉ルビーと親友クライド、デイヴだったが、バートとローリーは犯行を重ね、各州を股に掛けて悪名を轟かせるようになってゆく……。
フィルム·ノワールの名作と言われる『暗黒街の弾痕』『夜の人々』と同様、実在のアベック·ギャングのボニー&クライドあたりがモデルになっていると思われる。日本ではあまり知られていない『拳銃魔』だが、前記2作に比べても遜色のない出来ではないだろうか。
主人公たちが乗るクルマの中のカメラからの映像がいい。この時代の映画では、そういう場合、クルマはスタジオに作られた“セット”で、窓外の光景はスクリーンプロセスによる合成のことが多い。この映画の場合、車載カメラで、人物の乗り降りからそれに続くアクションまでワンカットで捉えているので、映像的に流麗で臨場感抜群だ。
タイトルの“Gun Crazy”とは、主人公バートのことだろうが、本当の“Crazy”はローリーの方じゃないか、とも思えてくる。(まぁ、どちらも充分狂ってますが……) この映画、アメリカで最初に封切られた時のタイトルは『Deadly Is The Female』だったそうだ。邦題に訳すとすると何だろう? 『悪いオンナは命取り』いや『その女、凶暴につき』……どちらもボツですねww
[余談] 少年時代の主人公役で、15歳頃のラス·タンブリンが出ている。日本では『掠奪された七人の花嫁』『ウエストサイド物語』で見事なダンスを披露したミュージカル·スターとして知られている。(東宝製作の日本の怪獣映画にも出ていたが……w) 彼の姿を思いがけず他ジャンルの映画で見かけると何だか嬉しくなる。『必殺の一弾』のダンス自慢の青年役、『シマロン』のちんぴらギャング役、『西部開拓史』の南軍脱走兵役はじめ西部劇などにも結構出ているみたいですね。
2004年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予想よりも格段に画質がよかったのでうれしかったです。気付いたところでは、字幕に一ケ所誤植があったのは興醒めで残念でした。
『ジョルスン物語』の監督でもあるジョゼフ・H・ルイスのフィルム・ノワ-ル。もっとスタイリッシュな作品と思っていましたが主人公の生い立ちから始まり、そこが何となくもたもたする印象ですが、結末の伏線となるので、仕方ありません。長廻しで有名な『黒い罠』より以前に作られた本作の約4分間の長廻しは期待したよりはあっさりしたものですが、主人公が一度画面から退場することで、異様な緊張感があります。ヒロインにあまり説得力は感じられませんでした。しかし、犯罪映画の好きな方なら見る価値のある映画だと思います。
『ジョルスン物語』の監督でもあるジョゼフ・H・ルイスのフィルム・ノワ-ル。もっとスタイリッシュな作品と思っていましたが主人公の生い立ちから始まり、そこが何となくもたもたする印象ですが、結末の伏線となるので、仕方ありません。長廻しで有名な『黒い罠』より以前に作られた本作の約4分間の長廻しは期待したよりはあっさりしたものですが、主人公が一度画面から退場することで、異様な緊張感があります。ヒロインにあまり説得力は感じられませんでした。しかし、犯罪映画の好きな方なら見る価値のある映画だと思います。
2021年12月16日に日本でレビュー済み
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視聴して思ったのは、本作は元祖「俺たちに明日はない」。
逃げる車中にカメラを据え、必死にハンドルを切って車を方向転換させる運転席内からの映像はリアル。二人の逃避行は小細工が無くリアル。
拳銃と拳銃遊びが好きなだけで、拳銃の本来の目的である殺傷は好まないという人もいるだろう。いずれにせよ、自分が大切に思う者を殺そうとする者を殺すのは、究極の選択として合点はいく。
逃げる車中にカメラを据え、必死にハンドルを切って車を方向転換させる運転席内からの映像はリアル。二人の逃避行は小細工が無くリアル。
拳銃と拳銃遊びが好きなだけで、拳銃の本来の目的である殺傷は好まないという人もいるだろう。いずれにせよ、自分が大切に思う者を殺そうとする者を殺すのは、究極の選択として合点はいく。
2004年12月5日に日本でレビュー済み
一部でカルト的評価を受ける作品。低予算の制限の中で工夫を凝らし、見せる、という良い意味でのB級精神たくましい佳作です。「拳銃狂」(「魔」ではないと思います)の少年が成人して、拳銃そのもののような女と恋に落ち、やがて強盗となって悲惨な末路を迎える、という物語のほうは、2人が出会ってから最初の強盗を行うまでの展開が淡々と進んでしまうので、主人公の運命の悲劇性が今ひとつ盛り上がりません。ただ、見せ場となる2回の強盗シーンは良いです。特に、自動車の後部座席にキャメラを据えてワンカットで撮った1つ目のシーンは臨場感があって素晴らしい。
なお、本作の封切り時の原題は“Deadly Is the Female ”で、“Gun Crazy”は再公開時に新たに付けられたものだそうです。また、タイトルには名前は出ていませんが、脚本にはダルトン・トランボが参加していたという話もあります。
なお、本作の封切り時の原題は“Deadly Is the Female ”で、“Gun Crazy”は再公開時に新たに付けられたものだそうです。また、タイトルには名前は出ていませんが、脚本にはダルトン・トランボが参加していたという話もあります。
2020年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少年期から熱狂的なガンマニアで親代わりのお姉さんから拳銃を買って貰うが、学校の先生に取り上げてられてしまう。思い詰めて銃砲店から拳銃を盗んでしまい少年院送りになるが、そのまま軍隊に入り射撃の名手になり除隊して故郷に帰る。収穫祭の見世物小屋で射撃名人の金髪のお姉ちゃんに人目惚れして駆け落ちするが、この可愛い金髪娘、身持ちが悪く強盗を男にけしかける。金が無くなると銀行を襲い二人で逃亡生活を送るが、やがて女は男の止めるのも聞かず愛用拳銃で人を殺し始め殺人鬼と化すのです。最後は警官隊に発泡してハチの巣にされ二人仲良く散るのですが、1940年代の映画ながら二人のファッションがビジュアル的で素敵です。ボニーとクライドがモデルになったんだろうが、金髪の女の子の方がワルでヒステリックで怖いです。