その述べたところは知らなかった。私の周りでも実際に知る人は名前だけであった。
現在でも高校倫理の教科書にその名前は石田梅岩とともに記載されていたが、
その主張は記載さsれていませんでした。
たしかに、その一節を引用した記載を、昔、読んだ覚えはあったが、否定的な引用であったような気がします。
その社会背景と記載された内容とを勘案すると当時のわが国の思想のレベルは
マルクスやレーニンに先んじていたとも考えさせる、怖ろしさを感じながら読める、
若い人には勧められない、名著ではないでしょうか。

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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月19日に日本でレビュー済み
安藤昌益を読むと「おしいなあ」と心から思う。基本的にはいいことを言っている。「田畑を耕すことこそが尊い」という言葉には同調する。
ただ、論説があまりにも一本調子だ。たとえば孔子さまを否定するにあたって「任官をめざしてなれずに餓死した。田を耕していたら飢えることはなかった」とそしった。お釈迦さまについても「王位を捨てたかもしらんが、田を耕していない」と切り捨てる。聖徳太子も「日本に仏教を広めた大罪者」とばっさり。和歌は淫乱の始まりで、スゴロクは殺人のもと。
過去の本を否定するときは末葉をあげつらう。
これが冷静な分析に基づいて論理組み立てをしていたなら、後世たいへん評価されるはずなのに、これじゃあ日本のマルクスと持ち上げようにもなかなか難しい。
根底にある思想の動機は超一流なだけに、まったく惜しい存在である。
江戸時代に書かれたシリアスなトンデモ本として読めば十分に楽しめるのだが。
ただ、論説があまりにも一本調子だ。たとえば孔子さまを否定するにあたって「任官をめざしてなれずに餓死した。田を耕していたら飢えることはなかった」とそしった。お釈迦さまについても「王位を捨てたかもしらんが、田を耕していない」と切り捨てる。聖徳太子も「日本に仏教を広めた大罪者」とばっさり。和歌は淫乱の始まりで、スゴロクは殺人のもと。
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