エリザベス・テーラーが心の音楽をロマンチックに奏でる。
エリザベス・テーラーが愛する二人の音楽家のうち、一方を選ばなくてはならない裕福な若い女性を演じ、美しいハーモニーを求めて奮闘する。ミュージカル映画のマエストロ、チャールズ・ビダーがよどみなくメガホンを振る。
ルイズ(エリザベス・テイラー)は南仏リヴィエラの別荘から音楽学生で恋人のポール(ヴィットリオ・ガスマン)とともに音楽の都チューリッヒへとやって来た。ここには著名な音楽学校があって世界中から音楽を志す者が集まっているのである。ポールはルイズを連れ、シューマン教授の試聴を受けに行って認められ、交響楽団と演奏するチャンスを掴む。しかし、演奏会の日が迫るものの、ルイズはポールとともに週末を利用してサン・モリッツへ遊びに出かけてしまい、練習不足でポールはリハーサルで大失態を犯してしまう。しかし、そんな彼に対し、シューマン教授はもう1度チャンスを与えた。そこでポールはルイズと会うことすらやめて練習に打ちこむ。拒絶された彼女はピアノを学ぶアメリカ青年ジェイムズ(ジョン・エリクスン)と次第に親しくなっていくのだった。練習の成果もあって演奏会は大成功。これでまた2人きりの生活に戻れるとルイズが安堵したのも束の間、ポールは再び翌日からの演奏旅行に旅立ってしまう。ルイズは、失望し服毒自殺を計るが、ジェイムズの献身的な看護に救われる・・・。
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲とラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が優雅に流れる人気作。
【スタッフ】
監督:チャールズ・ヴィダー 製作:ローレンス・ウェインガーテン
原作:ヘンリー・ハンデル・リチャードソン 脚本:フェイ・ケニン、マイケル・ケニン
撮影:ロバート・プランク 音楽:ジョニー・グリーン、ブロニスラウ・ケイパー
【キャスト】
出演: エリザベス・テイラー、ヴィットリオ・ガスマン、ジョン・エリクソン、ルイス・カルハーン
仕様
16: 9 ビスタサイズ/カラー/音声:英語(2.0chステレオ)/日本語字幕
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