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アルゴナウティカ (講談社文芸文庫) 文庫 – 1997/8/8
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黒海の東の果て、コルキスの地の樫の巨木に張られた金羊毛を持ち帰るように王から命じられた英雄イアソンはアルゴ船の一行と大航海に乗り出した──古代ギリシアの神々や英雄が織りなす雄大な叙事詩の唯一の邦訳。
アポロニオスは、紀元前3世紀頃プトレマイオス朝のアレキサンドリアに生まれ、ロドス島で活躍した詩人。
アポロニオスは、紀元前3世紀頃プトレマイオス朝のアレキサンドリアに生まれ、ロドス島で活躍した詩人。
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/8/8
- 寸法10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-104061975811
- ISBN-13978-4061975811
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/8/8)
- 発売日 : 1997/8/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4061975811
- ISBN-13 : 978-4061975811
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 229,255位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 69位ギリシャ・ラテン文学
- - 211位講談社文芸文庫
- - 458位戯曲・シナリオ (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつては最大の星座として南の空に君臨したアルゴ船の伝説が読みたかった。解説、人名・地名の索引、注釈など丁寧で好感が持てる。しかし翻訳の文章に違和感を覚える。言語としてはお互いに全く違うのだから、形式をまねることはさておき、まず日本語として自然に意味がくみ取れるような文章にしてほしい。
2022年8月30日に日本でレビュー済み
ヘレニズム時代(前333年のアレクサンドロス大王の死からローマ帝国成立までの時期)に、主にエジプトのアレクサンドレイアで活躍した詩人であるアポロニオス(前295頃~前215頃)による叙事詩。古代ギリシア神話の「金羊皮」伝説(英雄イアソンが、「ギリシアじゅうの英雄を集めてアルゴ船に乗り組ませ、黒海の東の果てにあるコルキスへ金羊皮(コルキス王の宝)を求めて出発した」物語)を題材にした冒険譚に、恋愛物語が織り込まれた精彩に富む作品である。
長編叙事詩『アルゴナウティカ』の特徴は、エジプトのプトレマイオス朝(エジプトを支配したマケドニア人による王朝。前323~前30)の宮廷文学が基になっていることである。プトレマイオス朝は、王宮の敷地に博物館(ムーセイオン=図書館・植物園・天文台があり、学者たちを集めていた)を持ち、そこに集っていた作家たちは学者でもあった。
学者詩人であるアポロニオスの『アルゴナウティカ』は、冒険譚のなかに「諸都市の歴史、諸民族の奇習や地理的事実、崇拝や祭儀の由来など」が盛り込まれ、そのような地誌と叙事詩を結びつけることによって、「(遠い過去の伝説的な)英雄たちの残した痕跡がさまざまな形で今なお残っており、かれらが見、経験した事物が現存することを指摘することによって、かれ自身の語る物語が真実であること」を示そうとする工夫がなされている。
他にも、本作のプトレマイオス朝宮廷文学である所以は、主人公イアソンとコルキス王の娘メディアの恋愛物語であり、メディアの恋愛心理が詳細に描かれているところ(従来の長編叙事詩は、歴史的事件や英雄の事跡を叙述するものであり、恋愛そのものについて多くを語ることはなかった)に現れている。
王宮から文学者たちに対する依頼は、学識ばったものばかりではなく、洗練優雅な恋愛ものを求めることが多かった。後世でもよく使われた“胸に投げ矢”や“瞳にため息”や“互いに抱き合う胸と胸”などの表現は、プトレマイオス朝文学からきているように、愛の主題は宮廷で好まれていたのである。
このような雰囲気では、あまり“偉大な英雄像”は求められておらず、神話伝説の主題も(それに対する単純な信仰というより)一連のエピソードと風俗画を提供するものとなっている。「神々については、第三歌のはじめでヘラ(ギリシア神話の結婚や出産などの守護神)とアテナ(知恵の女神)がアプロディテ(美と愛などの女神)を訪問し、アプロディテが腕白息子のエロス(愛の神。キューピッドとも呼ばれる)をなだめすかす場面が注目に値する。手に負えぬ息子を持つアプロディテの嘆きや、女神たちのやりとりには、女同士のごくありふれた会話のひびきがある」。
主人公のイアソンも、冒険に同行してくれた勇者たちの心を試すためとはいえ、「わたしは取り返しのつかぬ、忌まわしい過ちをおかした。というのも、ぺリアス(イアソンの父の王位を、簒奪した叔父)が(金羊皮をコルキスまで取りに行くように)命じたとき、すぐさま面と向かって、この旅を断るべきだった、たとえこの身を八つ裂きにされ、無残な最期を遂げようとも。だがいまわたしはこの上なく大きな恐怖と、耐え難い不安の重荷をになう。身ぶるいさせる海の道を船で進むこともおそろしく、陸に上がることもおそろしい。敵意をもつものばかりだから」などと、半ば以上本音で嘆いてみたりするなど、人間としてのリアリティは大いに感じさせられるが、従来の叙事詩の“偉大な英雄像”とは隔たっている。
とはいえ、アポロニオスが長編叙事詩において、英雄的なものと平俗的なものを両立させたときに、ホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』(ホメロスは前8世紀頃のギリシアの詩人。この詩人の長編叙事詩2作品は、古代ギリシア圏では非常に完成度が高い作品とされた)以来作られることがなかった(ホメロスに比肩できる作品が創作できるとは、誰も思わなかった)長編叙事詩に、前進を遂げさせたのである。
『アルゴナウティカ』がホメロスに匹敵するかどうかはともかく、この作品はヘレニズム期の人々の気分に合致する作品だった。「『アルゴナウティカ』がひろく愛読されたことは、発見された多数のパピルス断片から推測することができる」。「アルゴ船の伝説はさまざまな形で伝えられていたが、アポロニオスに語られる形が以後一般にひろまった」。「ローマ時代にはこの物語は古典期の詩人ウェルギリウスやオウィディウスに大きな影響をあたえた。とくにウェルギリウスの(長編叙事詩)『アエネイス』には著しい影響が見られる。その第四歌で歌われるカルタゴの女王ディドの悲恋はメディアの恋を手本として語られたといわれる」。
と、いうように後世の文学に大きな影響を与えた『アルゴナウティカ』であるが、そういうことを抜きにしても、非常に興味深い冒険譚である。本書は、丁寧な注釈と解説がついた良書なので、あまりギリシア神話に興味がなかった人も楽しく読めると思う。
長編叙事詩『アルゴナウティカ』の特徴は、エジプトのプトレマイオス朝(エジプトを支配したマケドニア人による王朝。前323~前30)の宮廷文学が基になっていることである。プトレマイオス朝は、王宮の敷地に博物館(ムーセイオン=図書館・植物園・天文台があり、学者たちを集めていた)を持ち、そこに集っていた作家たちは学者でもあった。
学者詩人であるアポロニオスの『アルゴナウティカ』は、冒険譚のなかに「諸都市の歴史、諸民族の奇習や地理的事実、崇拝や祭儀の由来など」が盛り込まれ、そのような地誌と叙事詩を結びつけることによって、「(遠い過去の伝説的な)英雄たちの残した痕跡がさまざまな形で今なお残っており、かれらが見、経験した事物が現存することを指摘することによって、かれ自身の語る物語が真実であること」を示そうとする工夫がなされている。
他にも、本作のプトレマイオス朝宮廷文学である所以は、主人公イアソンとコルキス王の娘メディアの恋愛物語であり、メディアの恋愛心理が詳細に描かれているところ(従来の長編叙事詩は、歴史的事件や英雄の事跡を叙述するものであり、恋愛そのものについて多くを語ることはなかった)に現れている。
王宮から文学者たちに対する依頼は、学識ばったものばかりではなく、洗練優雅な恋愛ものを求めることが多かった。後世でもよく使われた“胸に投げ矢”や“瞳にため息”や“互いに抱き合う胸と胸”などの表現は、プトレマイオス朝文学からきているように、愛の主題は宮廷で好まれていたのである。
このような雰囲気では、あまり“偉大な英雄像”は求められておらず、神話伝説の主題も(それに対する単純な信仰というより)一連のエピソードと風俗画を提供するものとなっている。「神々については、第三歌のはじめでヘラ(ギリシア神話の結婚や出産などの守護神)とアテナ(知恵の女神)がアプロディテ(美と愛などの女神)を訪問し、アプロディテが腕白息子のエロス(愛の神。キューピッドとも呼ばれる)をなだめすかす場面が注目に値する。手に負えぬ息子を持つアプロディテの嘆きや、女神たちのやりとりには、女同士のごくありふれた会話のひびきがある」。
主人公のイアソンも、冒険に同行してくれた勇者たちの心を試すためとはいえ、「わたしは取り返しのつかぬ、忌まわしい過ちをおかした。というのも、ぺリアス(イアソンの父の王位を、簒奪した叔父)が(金羊皮をコルキスまで取りに行くように)命じたとき、すぐさま面と向かって、この旅を断るべきだった、たとえこの身を八つ裂きにされ、無残な最期を遂げようとも。だがいまわたしはこの上なく大きな恐怖と、耐え難い不安の重荷をになう。身ぶるいさせる海の道を船で進むこともおそろしく、陸に上がることもおそろしい。敵意をもつものばかりだから」などと、半ば以上本音で嘆いてみたりするなど、人間としてのリアリティは大いに感じさせられるが、従来の叙事詩の“偉大な英雄像”とは隔たっている。
とはいえ、アポロニオスが長編叙事詩において、英雄的なものと平俗的なものを両立させたときに、ホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』(ホメロスは前8世紀頃のギリシアの詩人。この詩人の長編叙事詩2作品は、古代ギリシア圏では非常に完成度が高い作品とされた)以来作られることがなかった(ホメロスに比肩できる作品が創作できるとは、誰も思わなかった)長編叙事詩に、前進を遂げさせたのである。
『アルゴナウティカ』がホメロスに匹敵するかどうかはともかく、この作品はヘレニズム期の人々の気分に合致する作品だった。「『アルゴナウティカ』がひろく愛読されたことは、発見された多数のパピルス断片から推測することができる」。「アルゴ船の伝説はさまざまな形で伝えられていたが、アポロニオスに語られる形が以後一般にひろまった」。「ローマ時代にはこの物語は古典期の詩人ウェルギリウスやオウィディウスに大きな影響をあたえた。とくにウェルギリウスの(長編叙事詩)『アエネイス』には著しい影響が見られる。その第四歌で歌われるカルタゴの女王ディドの悲恋はメディアの恋を手本として語られたといわれる」。
と、いうように後世の文学に大きな影響を与えた『アルゴナウティカ』であるが、そういうことを抜きにしても、非常に興味深い冒険譚である。本書は、丁寧な注釈と解説がついた良書なので、あまりギリシア神話に興味がなかった人も楽しく読めると思う。
2016年2月23日に日本でレビュー済み
ギリシア神話の中のアルゴ船遠征隊の話です。
現代の小説のような文章ではなく、詩のような文が続きます。
興味深いのはメディアの少女らしい様子でした。
エウリピデスの『メディア』では夫への復讐に燃える恐ろしい女として表現されていますが、
この本では彼女はイアソンと権力者である父との板挟みに苦しんでいます。
今ではギリシア悲劇に描かれたメディア像が彼女の姿として定着していますが、
本当の彼女はもっと普通の女性だったのかもしれません。
古代には複数の伝説が存在しましたので
エウリピデスの残したメディア像だけでなく、
本作品の彼女のことも覚えておきたいと思いました。
また女神同士の会話もよかったです。
ホメロスやギリシア悲劇ではお目にかかれない場面です。
普通の人間のような女神たちの様子がほほえましいです。
現代の小説のような文章ではなく、詩のような文が続きます。
興味深いのはメディアの少女らしい様子でした。
エウリピデスの『メディア』では夫への復讐に燃える恐ろしい女として表現されていますが、
この本では彼女はイアソンと権力者である父との板挟みに苦しんでいます。
今ではギリシア悲劇に描かれたメディア像が彼女の姿として定着していますが、
本当の彼女はもっと普通の女性だったのかもしれません。
古代には複数の伝説が存在しましたので
エウリピデスの残したメディア像だけでなく、
本作品の彼女のことも覚えておきたいと思いました。
また女神同士の会話もよかったです。
ホメロスやギリシア悲劇ではお目にかかれない場面です。
普通の人間のような女神たちの様子がほほえましいです。
2017年1月14日に日本でレビュー済み
『オデュッセイア』にも影響した古い伝承を含む豊饒かつ美しい神話的叙事詩。エーゲ海、黒海、ヨーロッパ内陸、地中海、北アフリカ沿岸に及ぶギリシア世界の地理的知の総結集がここにある。楽しい知識とリリシズムあふれる説話。まさにギリシア讃歌ともいえる一篇。『アルゴー号の大航海』というパノラママップ絵本を併読すれば、旅の臨場感はさらに増大します。
2003年6月14日に日本でレビュー済み
現在この物語が読めるのはこの本だけ。ホメロスなどは沢山出版されているのに、アポロニウスの『アルゴナウティカ』はこの1冊しかありません。星の好きな方にはお馴染みの英雄たちが登場し、読み終わった後で星座となった彼らに思いを馳せるのも、この物語を楽しむ方法でしょう。
英雄イアソンが金毛の牡羊の毛皮を取りに行くという物語はおひつじ座に、ヘラクレスはヘルクレス座に、カストルとポリディクスはふたご座に、オルフェウスはこと座に関わりがあり、アルゴ船は廃止されてしまったアルゴ座として冬の夜空に面影を残しています。この叙事詩を読めば太古の夜空に描かれた物語の人物たちの表情が、今までと違った輝きで目に映ることでしょう。
英雄イアソンが金毛の牡羊の毛皮を取りに行くという物語はおひつじ座に、ヘラクレスはヘルクレス座に、カストルとポリディクスはふたご座に、オルフェウスはこと座に関わりがあり、アルゴ船は廃止されてしまったアルゴ座として冬の夜空に面影を残しています。この叙事詩を読めば太古の夜空に描かれた物語の人物たちの表情が、今までと違った輝きで目に映ることでしょう。