吉田松陰先生の主張
草莽崛起(そうもうくつき)
「草莽(民間人)」が「崛起(起き上がる)」することによって、世の中を変えていく、という考え方です。
国家的な有事のさいであれば、日本国民の健康な成人は、国民全体のことを考え、一人ひとりが政治や外交の課題に向きあい、今、自分ができることを全力ではたさなければならない……そういうことを、松陰先生は訴えているのではないでしょうか。
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[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき Kindle版
幕末の思想家・吉田松陰が獄中教育で行った『孟子』の講読、各章読了後の所感、批評、意見等をまとめたものが『講孟余話』である。本書では、編訳者が現代人にとって重要と思われる文章を選び、わかりやすく現代語訳を加えている。さらに余談を組み込み、語句の理解を深められるよう工夫し、付章として「男子の教え、女子の教え」も加えた。松下村塾教育への発端を感じさせる言葉は、教育者の根本にある人々への「愛」に溢れている。巻末の原文を味わいながら、日本の黎明を導いた「愛と正義」の人・松陰の思想を学ぶ。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2014/12/18
- ファイルサイズ1324 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
(吉田)思想家、教育者、(松浦)皇學館大學教授
登録情報
- ASIN : B00STA4DWO
- 出版社 : PHP研究所 (2014/12/18)
- 発売日 : 2014/12/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1324 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 329ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,718位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 73位経書
- - 2,350位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月7日に日本でレビュー済み
幕末の志士たちの数々を育てた教育者でありながら、その志士たちの誰よりも純粋で妥協なく行動した男。
余りにも純粋過ぎたため、ともすると頑迷で愚鈍にすら見えてしまう人生。
めまいのような困難さを感じるのは、この日本の「国体」というものを考えた時、本書の松陰先生をはじめ、必ず一定数の日本人が陥るであろうような思考のあり方である。
一言でいえば、それは「皇国思想」という。
この国の、というかこの列島が一つの「くに」であるとするならば、それがもつ唯一無二の特性というか特徴についてとことん考え抜くと、必ず出る結論が「万世一系」の皇統ということになる。
強いとか弱いとか、賢いとか愚かとか、そういった方面での評価ではなく、「王統がずっと続いている」というそのことが、どうしても絶対のストロングポイントになってしまう。
何しろ、この国においては基本的に良かれ悪しかれ「新しいもの」というのは必ず海の向こうから入ってくる。
少なくとも、それがここ1500年ぐらいのトレンドになっている。
(おそらく、高天原から降臨したという王祖じたいも、そうやってこの国に来たのである)
だから、この国の「凄いところ」というのは、元をたどるとだいたい「ある時海の向こうからやってきた」もの、「かりそめのまがいもの」になってしまうのだ。
米にしろ、刀剣にしろ、テンプラにしろ、自動車にしろ、全て大陸とか海外由来のものばかりである。
だからこの国の本質というか骨子となりうる「芯」は、連綿と続いてきた王の血筋以外にないということになるし、またそれを支える民の力というのは、行きつくところ「能力」や「特性」というスマートなものではなく、「ひたすら美しい国と皇をおもう純粋無垢なたましいの叫び」ということになる。
そもそも、この国における「能力」とは古くは漢文の素養であり、現代ならビジネス英語の会話力である。
だから、真摯にこの国のことを考えれば考えるほど、この国を切り開く力とは「やまとだましい」による「気合と根性」、ということになってしまう。
そのため、こうした真摯な思考はやがて合理的な思考や判断を嫌うようになる。
その結果、真摯だったはずの思考は、いつかどこかで純粋かつ狂信的な絶唱のようになる。
おそらくその激しい奔流の一つがたとえばこの松陰先生の言説や人生であろうし、もう少し最近ではこの国を守るために散っていった、特別攻撃隊の若者による「カミカゼアタック」のような終末的行為であろう。
悲しいかな、この国の人々は窮地に陥ると必ず思考停止し、そしてあまりにも美しく無謀な精神論が横行するのである。
松陰を紹介する本書の筆者が語る言説もまた、レビュワーにはその類型の一つのように見える。
うつしいくに、日本。
これははたして悲劇の国だろうか。
それとも、気高く崇高な国だろうか。
レビュワーには分からない。
ただ、レビュワーもたとえば靖国神社の資料館などで若くして散った若者の遺影や遺書などを目にすると、どうしようもなく目頭が熱くなることはある。
あるべき理想のこの国の姿というものは、思った以上に描くのが難しいようである。
余りにも純粋過ぎたため、ともすると頑迷で愚鈍にすら見えてしまう人生。
めまいのような困難さを感じるのは、この日本の「国体」というものを考えた時、本書の松陰先生をはじめ、必ず一定数の日本人が陥るであろうような思考のあり方である。
一言でいえば、それは「皇国思想」という。
この国の、というかこの列島が一つの「くに」であるとするならば、それがもつ唯一無二の特性というか特徴についてとことん考え抜くと、必ず出る結論が「万世一系」の皇統ということになる。
強いとか弱いとか、賢いとか愚かとか、そういった方面での評価ではなく、「王統がずっと続いている」というそのことが、どうしても絶対のストロングポイントになってしまう。
何しろ、この国においては基本的に良かれ悪しかれ「新しいもの」というのは必ず海の向こうから入ってくる。
少なくとも、それがここ1500年ぐらいのトレンドになっている。
(おそらく、高天原から降臨したという王祖じたいも、そうやってこの国に来たのである)
だから、この国の「凄いところ」というのは、元をたどるとだいたい「ある時海の向こうからやってきた」もの、「かりそめのまがいもの」になってしまうのだ。
米にしろ、刀剣にしろ、テンプラにしろ、自動車にしろ、全て大陸とか海外由来のものばかりである。
だからこの国の本質というか骨子となりうる「芯」は、連綿と続いてきた王の血筋以外にないということになるし、またそれを支える民の力というのは、行きつくところ「能力」や「特性」というスマートなものではなく、「ひたすら美しい国と皇をおもう純粋無垢なたましいの叫び」ということになる。
そもそも、この国における「能力」とは古くは漢文の素養であり、現代ならビジネス英語の会話力である。
だから、真摯にこの国のことを考えれば考えるほど、この国を切り開く力とは「やまとだましい」による「気合と根性」、ということになってしまう。
そのため、こうした真摯な思考はやがて合理的な思考や判断を嫌うようになる。
その結果、真摯だったはずの思考は、いつかどこかで純粋かつ狂信的な絶唱のようになる。
おそらくその激しい奔流の一つがたとえばこの松陰先生の言説や人生であろうし、もう少し最近ではこの国を守るために散っていった、特別攻撃隊の若者による「カミカゼアタック」のような終末的行為であろう。
悲しいかな、この国の人々は窮地に陥ると必ず思考停止し、そしてあまりにも美しく無謀な精神論が横行するのである。
松陰を紹介する本書の筆者が語る言説もまた、レビュワーにはその類型の一つのように見える。
うつしいくに、日本。
これははたして悲劇の国だろうか。
それとも、気高く崇高な国だろうか。
レビュワーには分からない。
ただ、レビュワーもたとえば靖国神社の資料館などで若くして散った若者の遺影や遺書などを目にすると、どうしようもなく目頭が熱くなることはある。
あるべき理想のこの国の姿というものは、思った以上に描くのが難しいようである。
2017年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、編訳者が『講孟余話』の中から
重要と思われる箇所を抜粋、現代語訳し
その後に、各節ごとに解説を加えるという構成になっている。
本文も解説も、非常に分かりやすい文章で
ハッキリ言って、小学生高学年や中学生でも読める。
解説部分では、現代の時事問題に関しても書かれており
非常に勉強になる。
特に、第2章『国体を知る』は、本書の最重要部として
この章だけでも読んでほしいと思う。
『愛国心』、『皇室の大切さ』を子供に伝えることは難しいが
本書に加えて
『超訳 吉田松陰語録ー運命を動かせ』
『靖献遺言』の3冊を子供のうちから読ませることをお薦めしたい。
どれも、小学生でも読めるように平易な文章で書かれているので
肩肘張らずに読み進められる。
重要と思われる箇所を抜粋、現代語訳し
その後に、各節ごとに解説を加えるという構成になっている。
本文も解説も、非常に分かりやすい文章で
ハッキリ言って、小学生高学年や中学生でも読める。
解説部分では、現代の時事問題に関しても書かれており
非常に勉強になる。
特に、第2章『国体を知る』は、本書の最重要部として
この章だけでも読んでほしいと思う。
『愛国心』、『皇室の大切さ』を子供に伝えることは難しいが
本書に加えて
『超訳 吉田松陰語録ー運命を動かせ』
『靖献遺言』の3冊を子供のうちから読ませることをお薦めしたい。
どれも、小学生でも読めるように平易な文章で書かれているので
肩肘張らずに読み進められる。
2020年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1~2時間でチャチャッと読めるかなと思ったら、400ページ近いボリューム。しかも、中味が濃い。行間隔なども読み易く設定されていて大変よろしいです。
2018年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
入門書としておススメです。
ただ、編訳者は現代語訳から読むことをすすめていますが、
断然、原文から読むべきと思います。
ただ言葉の意味がわからないというだけで、
訳文から読むのは疑問。
原文から先に読みましたが、文字そのものから発せられる底知れぬパワーを感じました。
訳文は、原文に忠実に書かれている印象を受けますが、それでもごく一部ですが、
原文と比べてニュアンスが少し違うかな?
と感じたものもありました。
あくまで個人の印象ですが。
最初の印象はかなり大事で、一度異なる印象を持つと、拭い去るのは至難の技だと思うので、原文から先に読むべきと思います。
内容的には星4つですが、原文・訳文をそれぞれ対比させる為に、相互に付箋をつけなければならなかったので、その手間分、星1つ引きました。
ただ、編訳者は現代語訳から読むことをすすめていますが、
断然、原文から読むべきと思います。
ただ言葉の意味がわからないというだけで、
訳文から読むのは疑問。
原文から先に読みましたが、文字そのものから発せられる底知れぬパワーを感じました。
訳文は、原文に忠実に書かれている印象を受けますが、それでもごく一部ですが、
原文と比べてニュアンスが少し違うかな?
と感じたものもありました。
あくまで個人の印象ですが。
最初の印象はかなり大事で、一度異なる印象を持つと、拭い去るのは至難の技だと思うので、原文から先に読むべきと思います。
内容的には星4つですが、原文・訳文をそれぞれ対比させる為に、相互に付箋をつけなければならなかったので、その手間分、星1つ引きました。
2015年7月19日に日本でレビュー済み
支那の思想だけではなく西洋近代思想も学びたかった吉田松陰苦悩の一冊!中国、支那から輸入された思想を如何にして日本で読み込み解釈を加えるか、在野の思想家松陰の苦悩が滲み出た本です。
2016年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉田松陰 恐るべし、正しい心 正しい生き方を貫きた、教育者
今の時代に、教科書として採用されるべき本
作者の光浦先生の解釈は、今の日本の在り方を嘆いています
心に刺さる内容、自分の生き方を示してくれる、大切な本です
今の時代に、教科書として採用されるべき本
作者の光浦先生の解釈は、今の日本の在り方を嘆いています
心に刺さる内容、自分の生き方を示してくれる、大切な本です
2017年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30歳という若い命で幕末を駆け抜けた吉田松陰。吉田松陰の魂は今もいきている。志を立てることの大切さを教えてくれる。