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椿姫 特別版 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ライオネル・バリモア, グレタ・ガルボ, ジョージ・キューカー, ロバート・テイラー |
言語 | 英語, ポルトガル語 |
稼働時間 | 1 時間 49 分 |
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商品の説明
商品紹介
【初DVD化】
『マイ・フェア・レディ』の巨匠、ジョージ・キューカー監督と、究極の美貌の持ち主ガルボが贈る傑作!
高級娼婦マルグリットと、誠実な青年アルマンの、哀切を極めた悲恋物語
【収録内容】
本編(約109分)
映像特典
1921年 サイレント版
オリジナル劇場予告編
Amazonより
グレタ・ガルボにとって試金石といえる作品『椿姫』は、アレクサンドル・デュマの同名の小説を1937年に映画化したもので、ガルボは青年貴族(ロバート・テイラーが演じているがミスキャストの気味がある)と恋に落ちながらも自分の幸せを犠牲にして死にゆく娼婦を演じている。当時ハリウッドで女優を撮らせたらこの監督と評判だったジョージ・キューカー(『フィラデルフィア物語』)が監督を務め、役の上では病を患っている設定だったガルボに輝きを与え、ガルボに大スターの地位を提供するためだけの映画になりかねなかった。だがガルボのための映画にとどまることなく、ライオネル・バリモアをはじめとする共演者たち(ヘンリー・ダニエルが悪役としてきわめて優れた演技をみせている)の確かな演技に支えられ、豪華なMGM映画に仕上がった。(Tom Keogh, Amazon.com)
レビュー
製作: デヴィッド・ルイス 監督: ジョージ・キューカー 原作: アレクサンドル・デュマ・フィス 出演: グレタ・ガルボ/ロバート・テイラー/ライオネル・バリモア/ヘンリー・ダニエル
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語, ポルトガル語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135561138
- 監督 : ジョージ・キューカー
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 49 分
- 発売日 : 2005/10/7
- 出演 : グレタ・ガルボ, ロバート・テイラー, ライオネル・バリモア
- 字幕: : 日本語, 英語, 中国語, ポルトガル語, スペイン語
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B000AGXRA4
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,139位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 736位外国のラブロマンス映画
- - 4,407位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
少し劣るような気はしましたが、物語の展開が速いので退屈せずに
拝見できました。私はグレタ・スカッキのファンなのでどうしても
ひいき目に見てしまいがちですが、声優さんも上手だしカラー作品と
いう事でどうしても'85年版の方に軍配が上がります。
ただ、'85年版と違い死に目に間に合ったというのは良かったと思います。
今度はデボラ・カーの“めぐり逢い”を吹替え版で発売して欲しいですね。
そんなちょっとした夢想家に贈る映画。こんなリアル王子様みたいなルックスだけでも完璧なのに、その上紳士で真面目で誠実。こんな男性に愛されたら女性は何もいらないだろう。
ラスト、椿姫マルグリットが愛する彼に「(私は死んであなたの)心の中で生きた方がいい。邪魔になるから」っていうセリフは名台詞。甘くて悲しい。人間って結ばれなかった恋愛ほど強く心に残るもんなんだよね。
舞台は1847年のパリの社交界ということもあり、どちらに非があるわけではないのに、身分や社会的な偏見に縛られすれ違いを続ける二人。
結末は悲しくも美しい。劇中に登場するマノン・レスコーの本のようなドロドロの結末でなくてよかった。相手の男はこの本にそっくりの気構えというか、一途な愛を女に捧げるという点では似ているけど、椿姫はマノンじゃない。
それに、愛する男性の胸に抱かれてマルグリットは息絶えたのだからハッピーエンドでもある。
マルグリットの誠実さが実ったとも考えられる。その職業ゆえ、お金にしか興味がないように見られ、着飾って贅沢三昧の嫌な女として周囲の者からはみられているが、愛した男の父に対する言動から彼女が決してそんな女ではないことがわかる。実はこの二人の会話のシーンは見どころだ。心の綺麗な思いやりのある女性なのだ。だからこそ彼女にはハッピーエンドが用意されていたのだ。
それにしても、この二人の場合、腐れ縁みたいに何があっても別れることはできない男女関係の恋愛とは一線を画す。
映画は高尚なる愛、深淵なる真実の愛をいかにもドラマチックに訴えることに成功している。
グレタ・ガルボの美しさはいうに及ばず。
生まれは決して恵まれていないが、社交界の超一流の紳士の相手ができるまでに上り詰め、豪奢な生活に慣れ親しんでいたところある日運命の男と恋に落ちる役だが、もはや人間とは思えない至高の美を放つ彼女でないと、こういうメロドラマは集中力が続かなかっただろう。何かと笑い飛ばすのが好きな女性という設定だが、大口を開けて笑うその笑い方にも品格ある。
まだ中年にもさしかかっていないのに病身というのも、儚さと退廃が似合うガルボの手にかかればたまらない。
年上かつお金持ちのいい男ともそこそこに付き合って、まさに恋愛に対しては相当玄人のはずだけど、さほど裕福でもない若き美男子と一世一代の恋に落ちるなんて役も本当に似合う。
あと、枕元に椿の花を置かれて様になる女性はなかなかいない。この椿の花をお見舞いにもってきたマルグリットの友人がまたいい人。やっぱり類は友を呼ぶ。
ロバート・テイラーの美男ぶりも今更言う必要もない。演技のテクニックがあるわけじゃないが、初登場シーンの美男ぶりには目を見張る。ただ彼がこんなに高い声とは意外だった。若いハンサム男の役だからそこまで違和感はなかったが。
ライオネル・バリモアはあくまで金持ち紳士の脇役だが、彼は彼なりに紳士としてやることはやったという感じで、誇り高い人だった。堅物で歯を見せて笑うなんてことはないし一緒にいてもつまらないんじゃないかと思う紳士だったが。欲を言えばもうちょっと丁寧に恋敵としてストーリーに組み込ませてもよかったかな。
それにしてもいつの時代にも嫌な女はいるもんだね。病気でお金が底をついていると知っていても、借りがあるといって財布からお金を抜き取っていく女。
あとすべてにおいて口が悪い女。もうこの人たちは一生報われない(笑)。
これは脚本家たちが凄まじいからでしょうか。
フランシス・マリオンは、MGM黄金期を製作・実作の
両面で支え続けた、もはや伝説といっても過言ではない
多作の女性脚本家。ジェームズ・ヒルトンは当時英国を代表する
ベストセラー作家(「チップス先生さようなら」とかの作者)
で映画脚本も数多く手掛けた文筆家。
この映画を初めて観たときは知らなくて「この脚本の巧さ…
一体誰が書いたんだあっ!」とクレジット・タイトルを
スロー再生して納得。「ただ観るだけ」映画ファンの自分が
気にするくらいだから、上記おふたりの名前も残る訳だ…。
知識があってもなくても、面白いものは面白いんですね。
ガルボが「椿姫」って、なんだかイメージと違うような?
と思ってしまいますが、ガルボのあの高笑い(顔を仰け反らせて
Ha!Ha!Ha!)が、そのまま前半の喜劇的雰囲気を盛り上げる。
どうもこの作品辺りから、ガルボの美貌の絶頂に翳りが兆し始める
ような気はするのですけれども、「出演者を活かした脚本」としては、
本作は「ニノチカ」を凌ぐ「ガルボ作品」かと思われます。
「クリスチナ女王」は、はまり役過ぎるので、ちょっと回避。
「椿姫」はオペラでしか観たことがなかったので、原作も
読んどかなきゃねえ、とまで思いました。時代考証をするつもりは
毛頭ありませんが、普通に英語のオリジナル・ヴァージョンで
鑑賞していると、凄まじい脚本なだけに、語彙も凄まじい(笑)。
いやいや、さすがにそれはないだろ、と台詞に翻弄されます。
最後になりましたが、監督ジョージ・キューカーです。なるほど。
ガルボが儚く可憐で、いじらしく見える。ラストはやっぱり泣く。
「椿姫」で泣いたのなんて、人生初の経験。もう、踊りたくなる。
映像特典も凄まじい。ルドルフ・ヴァレンチノがアルマン役の
サイレント映画「椿姫」(1921年)所収!画質、良くはないです。
そこから生まれる自分の人生をかけた愛の重さ。
それを美しく表現されていたグレタとロバートの演技に魅了されました。
美男美女であることもさることながら教養高く気品のある振る舞いが、これでこそスターだなと思った次第です。
原作は言わずと知れたデュマ・フィスですけれども・・・
なんか、この一見優雅にして娼婦、というか金持ちに色気を振りまいて、お金をもらって生きていく、美しい女・・・体が弱いとはいえ、牛に詳しかったわけだし・・・やっぱり、借金はしないように生きないと、しがらみに縛られて、つらいものだな、と思いました。
で、マルグリットは職業柄といいますか、すごーくさばけていて、ドライでかっこいい女です、と思います!体が弱いし、美しい椿や衣装に包まれて、楽しく生きたいわ!と思っている。人に深入りしないで、お話友達になって、楽しく過ごしたい。
それから、若いアルマンですけれども、何回もマルグリットに結果的に空振りを食らっても、ケロっとして・・・そうか・・・というところが、若くても、紳士というか大人というか・・・たとえば、ですよ・・・今の日本の若者の出てくる恋愛ドラマで、行き違いや空振りがあったとき、さわやかに笑って、ケロっと、できる男って見たことがありません・・・恋愛は一種のゲーム。本当に心が通じ合うまで、いろいろあるさ、と思う余裕が日本人は少ないんじゃないかなー、と思います。
でもって、アルマンのお父さんに、息子と別れて、と言われて、そうだなー、自分は彼の出世の足を引っ張ってる・・・と思って別れる決心をする彼女のかっこよさ・・・とにかく、この二人とも恋の態度がさばけていて、かっこいいです・・・
でも、人生で最初で最後の真実の愛に出会ったマルグリットには、別れはつらすぎることでした・・・泣けました・・・(自分は月並みだけど誠実な結婚ができて、どんなにか幸せなことなのだ、と思いました)
また、私の大好きな映画で黄色いロールスロイスというオムニバス映画で、シャーリー・マクレーンがアラン・ドロンと恋仲になるも、彼のためにわざと別れる、というのがあったのですが、ある意味同じパターンだなー、と思いました。
最後にアルマンが来たとき、病で倒れそうなのに、力を振り絞って立って微笑んで彼を迎えるマルグリットは、愛する主人のためには瀕死でも立ち上がる愛猫のようで、泣けました・・・
それにしても、この時代、みんな長いスカートで美しい髪、扇子に帽子にハンカチにオペラグラスと花・・・きれいですねー
たとえ、モデルみたいなスタイルじゃなくても、美しい衣装に隠されて、なんか、全体にエレガントで色っぽかった時代じゃないか、と思います。衣装、恋のゲームの大人のやり取り、そして本当の愛のための行為、と、何回も見て勉強になる傑作であると思います。