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国体の本義 (1937年) 単行本(ソフトカバー)
英語版
A4版、300ページ。文部省版「国体の本義」復刻新品です。其の他に「臣民の道」「教育勅語・日独英語」「軍人勅諭・日英語」「戦陣訓」「国民実践要領」を収録。
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イメージ付きのレビュー

5 星
呉PASS出版です。
下の方もおっしゃってるいる通り、GHQ発禁第一号の書です。呉PASS出版版は、「国体の本義」「臣民の道」「教育勅語・付英独訳」「軍人勅諭・付英訳」「戦陣訓」「国民実践要領」の6篇を収録しています。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前、戦中の教育について知りたいと思い、この本を購入しました。当時の小学生・中学生は皆、これを読んでいたのです。日教組の教育を是としながら、学校の勉強に精を出していた人たちは、この本を読んで、自分が受けた教育を疑ってみると良いと思います。
2014年11月20日に日本でレビュー済み
下の方もおっしゃってるいる通り、GHQ発禁第一号の書です。呉PASS出版版は、
「国体の本義」
「臣民の道」
「教育勅語・付英独訳」
「軍人勅諭・付英訳」
「戦陣訓」
「国民実践要領」
の6篇を収録しています。
「国体の本義」
「臣民の道」
「教育勅語・付英独訳」
「軍人勅諭・付英訳」
「戦陣訓」
「国民実践要領」
の6篇を収録しています。

下の方もおっしゃってるいる通り、GHQ発禁第一号の書です。呉PASS出版版は、
「国体の本義」
「臣民の道」
「教育勅語・付英独訳」
「軍人勅諭・付英訳」
「戦陣訓」
「国民実践要領」
の6篇を収録しています。
「国体の本義」
「臣民の道」
「教育勅語・付英独訳」
「軍人勅諭・付英訳」
「戦陣訓」
「国民実践要領」
の6篇を収録しています。
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2015年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つの国家、一つの民族、一つの社会が、これほどの迷妄に落ち込むことが可能なのだ。その貴重な資料。
2012年11月8日に日本でレビュー済み
「国体の本義」をPDF化して検索したところ「日本」47件「天皇」217件「国体」198件「皇祖」65件は、国体の拠るべき概念を示す。「伝統」15件「歴史」42件「国史」27件「復古」16件は、時間軸・連続性に関係する用語である。「一体」37件「国民精神」8件は、空間性・共同性・同質性に関する用語である。「自然」53件「祭祀」29件「惟神」12件「随順」件5件は、祭祀に関する用語である。
そして、「国体の本義」にみる「我が国民の国土に親しみ、国土と一になる心は非常に強いのであつて、農業に従ふ人々が、季節の変化に応和し、随順する姿はよくこれを示してゐる。それは祭祀を中心とする年中行事を始め、衣食住の生活様式の上にまで行き亙つてゐる。」との記載は国体の本義がどのような時代的制約で書かれたかがよくわかる文章である。 定住農耕は農業共同体を成立させ、季節循環が主要穀物栽培の基礎となる。このことから、定住農耕から農村共同体が解体されるまでの時代は連続性と一体性の伝統的社会であった。共同体成員に伝統的連続性と一体性意識を維持する道具として、連続性・一体性という共同主観を前提にして儀礼的象徴的行為即ち祭祀があり、成員は祭祀行為に参加又は祭祀行為を見守ることを強要された。 そこでは、徐々に形式合理性に準拠したほうが良い結果が生まれる利害社会が徐々に発達するとはいえ、原理上、祭祀は法や技術より尊いものとされる。そのような時代には、祭祀的思考が法や技術の本来有すべき形式合理性を歪めることがしばしばある。
丸山真男は、日本の伝統的思想には系譜的正統性はあったが、ドグマ(教義)を前提とする正統性(オーソドクシー)は発達せず、借り物の思想を歪曲しただけであったという。至言といえよう。マッカーサーが日本人の精神年齢を12歳とみなしたのも戦前、祭祀の園に舞い上がり酔いしれた日本の前近代による。最近の護教的神道擁護論には、「丸山真男の「超国家主義の論理と心理」は単なる感想文の類の論文である。超国家主義の生成過程は何ら示されず、GHQの神道指令に便乗して書かれただけのものである。」のような主張がみられる。しかし、神道指令の次の一節「本指令中ニ用ヒラレテイル「軍国主義乃至過激ナル国家主義的イデオロギー」ナル語ハ、日本ノ支配ヲ以下ニ掲グル理由ノモノニ他国民乃至他民族ニ及ボサントスル日本ノ使命ヲ擁護シ或ハ正当化スル教ヘ、信仰、理論ヲ包含スルモノデアル(1)日本ノ天皇ハソノ家系、血統或は特殊なる起源ノ故ニ他国の元首ニ優ルトスル主義(2)日本ノ国民ハソノ家系、血統或ハ特殊ナル起源ノ故ニ他国民ニ優ルトスル主義(3)日本ノ諸島ハ神ニ起源ヲ発スルガ故ニ他国ニ優ルトスル主義」は、血縁擬制序列的な連続性・一体性を志向する国家神道の本質を良くまとめている。
祭祀は自然や社会への特定の共同主観を前提にしている。 祭祀に法と技術に優越する地位を与えんとする志向は、行為は成功失敗を通じ、検証と修正が可能であるに反し、失敗の原因を結局の所、「思いが足らなかった、もっと思いを強めなければ」という行動様式に繋がることになる。 過度な精神主義の一種である。
「国体の本義」にみられる前近代的・連続的・一体的伝統祭祀至上主義は滅びの道である。
そして、「国体の本義」にみる「我が国民の国土に親しみ、国土と一になる心は非常に強いのであつて、農業に従ふ人々が、季節の変化に応和し、随順する姿はよくこれを示してゐる。それは祭祀を中心とする年中行事を始め、衣食住の生活様式の上にまで行き亙つてゐる。」との記載は国体の本義がどのような時代的制約で書かれたかがよくわかる文章である。 定住農耕は農業共同体を成立させ、季節循環が主要穀物栽培の基礎となる。このことから、定住農耕から農村共同体が解体されるまでの時代は連続性と一体性の伝統的社会であった。共同体成員に伝統的連続性と一体性意識を維持する道具として、連続性・一体性という共同主観を前提にして儀礼的象徴的行為即ち祭祀があり、成員は祭祀行為に参加又は祭祀行為を見守ることを強要された。 そこでは、徐々に形式合理性に準拠したほうが良い結果が生まれる利害社会が徐々に発達するとはいえ、原理上、祭祀は法や技術より尊いものとされる。そのような時代には、祭祀的思考が法や技術の本来有すべき形式合理性を歪めることがしばしばある。
丸山真男は、日本の伝統的思想には系譜的正統性はあったが、ドグマ(教義)を前提とする正統性(オーソドクシー)は発達せず、借り物の思想を歪曲しただけであったという。至言といえよう。マッカーサーが日本人の精神年齢を12歳とみなしたのも戦前、祭祀の園に舞い上がり酔いしれた日本の前近代による。最近の護教的神道擁護論には、「丸山真男の「超国家主義の論理と心理」は単なる感想文の類の論文である。超国家主義の生成過程は何ら示されず、GHQの神道指令に便乗して書かれただけのものである。」のような主張がみられる。しかし、神道指令の次の一節「本指令中ニ用ヒラレテイル「軍国主義乃至過激ナル国家主義的イデオロギー」ナル語ハ、日本ノ支配ヲ以下ニ掲グル理由ノモノニ他国民乃至他民族ニ及ボサントスル日本ノ使命ヲ擁護シ或ハ正当化スル教ヘ、信仰、理論ヲ包含スルモノデアル(1)日本ノ天皇ハソノ家系、血統或は特殊なる起源ノ故ニ他国の元首ニ優ルトスル主義(2)日本ノ国民ハソノ家系、血統或ハ特殊ナル起源ノ故ニ他国民ニ優ルトスル主義(3)日本ノ諸島ハ神ニ起源ヲ発スルガ故ニ他国ニ優ルトスル主義」は、血縁擬制序列的な連続性・一体性を志向する国家神道の本質を良くまとめている。
祭祀は自然や社会への特定の共同主観を前提にしている。 祭祀に法と技術に優越する地位を与えんとする志向は、行為は成功失敗を通じ、検証と修正が可能であるに反し、失敗の原因を結局の所、「思いが足らなかった、もっと思いを強めなければ」という行動様式に繋がることになる。 過度な精神主義の一種である。
「国体の本義」にみられる前近代的・連続的・一体的伝統祭祀至上主義は滅びの道である。