バートン版「千夜一夜物語」を読むことは私の少年時代からの夢だった。
今高齢になって、その夢を叶えつつある。
第一巻は、目新しく面白く、お色気の話もタップリあって堪能した。
第二巻は、第一巻ほどではなかったが、面白かった。最後にでてくる「オマル王と二人の息子の物語」は千夜一夜物語の中で、一番長い話だそうで、途中でちょん切られて第三巻に持ち越された。
さて、この第三巻は、この「オマル王と二人の息子の物語」からはじまるが、第二巻での話の内容を覚えてないと人名など思い出すのに苦労する。この話はアラブ軍対ヨーロッパからの十字軍の戦争の物語で、いつ果てることなく武勇伝の連続だが、戦闘場面にウンザリしたころ、例によって話が枝分かれして男女の話になっていく。千夜一夜物語の特徴だが、話が途中で枝分かれした枝の話が延々と続くと、その枝が又枝分かれして違う話になっていく。さながらロシアのマトリョーシカ人形のように果てしなく続く。
最後にやっと、元に戻るのだが、この「オマル王・・」の話も、第三巻６００ページの中４００ページ位を占める大長編である。
あと、イソップ物語のように動物を主役にした寓話もいくつかでてきて
最後に、また恋愛もので終わる。
興味深い話ではあるが、全部で１１巻、とても読んでいる時間はない。
この辺で一休みしたい。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
よく一緒に購入されている商品
+
+
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
