「Back In The High Life: Live」と題されているが、86年の同名作ではなく、97年作の「Junction Seven」発表に伴うツアーからの音源。1997年6月22日、ドイツでの収録。
パーソネルを見ても、著名なメンバーはいないようだが、新作「Junction Seven」からのナンバーのほか、スペンサー・ディヴィス・グループ時代、トラフィック、ブラインド・フェイス、そしてソロになってからの代表曲が選曲されており、演奏のテンションも高い。彼のライヴ作品はいくつか出ているが、その中でも最高の部類に入る名演と言っていいだろう。
ただ、本作は正規のディスコグラフィーには載っておらず、おそらく、放送用音源を商品化したものだろう。その「非正規商品」っぽい外観が残念。