D・W・グリフィス 國民の創生 CCP-256 [DVD]
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | D・W・グリフィス, リリアン・ギッシュ |
稼働時間 | 3 時間 5 分 |
映画『オッペンハイマー』関連作品発売中
第96回アカデミー賞®最多7部門受賞したクリストファー・ノーラン監督最新作 『オッペンハイマー』を記念して、クリストファー・ノーラン 監督作、キリアン・マーフィー 出演作など『オッペンハイマー』関連作品をピックアップ。 詳細はこちら
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商品の説明
『イントレランス』と並び称される不朽の名作 !
画期的な映画技法を生み出した巨匠グリフィスの渾身作 !!
STORY
舞台は南北戦争とその後の連邦再建時代のアメリカ。
北部のストーンマン家と南部のキャメロン家、両家にもたらされる息子の戦死、
子どもたちの恋愛、そして娘の投身自殺などの出来事を黒人奴隷解放や
リンカーン大統領暗殺と併せて語られる大作。
人種差別的な白人の視点による歴史ドキュメンタリータッチの作品だ。
「フラッシュバック」や「モンタージュ効果」など、その後の映画表現に
影響を与えた技法が多く用いられている。監督は「映画の父」と称されるD・W・グリフィス。
本作と『イントレランス』は彼を語る上で欠かすことのできない映画である。
監督・製作・脚本 : D・W・グリフィス
出演 : リリアン・ギッシュ、メエ・マーシュ
仕様 : モノクロ / サイレント
収録時間 : 185分
製作年 : 1915年
製作国 : アメリカ
※ クラシック作品のため、一部画像の乱れ、ノイズがあります。ご了承ください。
登録情報
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4959321255070
- 監督 : D・W・グリフィス
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 3 時間 5 分
- 発売日 : 2012/3/8
- 出演 : リリアン・ギッシュ
- 販売元 : 株式会社コスミック出版
- ASIN : B007IR4HMU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 93,077位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 23,630位外国映画 (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米国人はかくも容易にプロパガンダで動くのか,恐ろしい映画である.KKKを正義の味方として,黒人は悪として殺害されていく,白人支配の合法性を訴える.いまも昔も変わらず,黒人がリンチでぶら下げられていく.現在では最大の被害者は中国系移民に変わっているのかもしれないが,共産主義者,ユダヤ人,中国人と常にスケープゴートにされ,支配層の悪を隠していく過程が南北戦争時の設定で描かれている.サイレントであり,画像は美しいが,見るにはつらい.
2021年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品を偏見と差別に満ちたものと評する輩の無能さと偏見を嘆きます。この映画は偏見も差別もないとは言えませんが、偏見は勝者の北軍の無能さ!を的確に描いているところ!差別は無知で無垢な解放はされたものの生きるすべを失った奴隷たちが社会の無頼者とされている部分です。DWGはその点を明確に描いています。なのにそれを読み取れない無能な評論家?と称する輩によって捻じ曲げられた評価の作品です。素晴らしいです!ただ、冒頭の二つの家族の表現は退屈です、一方、後半の30分は下手な現代の映画よりもはるかにスリリングです。
但し、KKKと聞いただけで吐き気を模様すような方はやめた方が好いとは思います。
映画学校の教科書には必ず出てくるとも言えるこの作品はアメリカのダークサイドを知るにも見逃せないと思います!yeah!
但し、KKKと聞いただけで吐き気を模様すような方はやめた方が好いとは思います。
映画学校の教科書には必ず出てくるとも言えるこの作品はアメリカのダークサイドを知るにも見逃せないと思います!yeah!
2013年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
VHSで持っていました。高かったです。
もし映画や映像に関わる仕事を考えている人なら必ず見てもらいたい資料映画の一つです。
もし映画や映像に関わる仕事を考えている人なら必ず見てもらいたい資料映画の一つです。
2013年5月19日に日本でレビュー済み
映画の教科書に必ず載っている名作ですが、
今日では、ポリティカル・コレクトネス的に問題ありということも言われています。
たしかに黒人の描き方や、KKKをヒーローのように描いている点など気になります。
ですが、純粋に映画としての力を言うならば、2時間半を一気に観せる力があります。
クロース・アップ、平行モンタージュ、群集シーンが冴え渡っています。
前半の南北戦争の戦闘シーン、後半の白人と黒人の対立など、凄い迫力です。
映画の冒頭で、「戦争の悲惨さを描きたかった」という字幕が出てきますが、
それは十分に達成されていると思います。
この時代としては、やはりエポック・メイキング的だったでしょう。
リリアン・ギッシュとメイ・マーシュの二人の女優が良い演技をしています。
一度は観ておくべき映画であることは間違いありません。
今日では、ポリティカル・コレクトネス的に問題ありということも言われています。
たしかに黒人の描き方や、KKKをヒーローのように描いている点など気になります。
ですが、純粋に映画としての力を言うならば、2時間半を一気に観せる力があります。
クロース・アップ、平行モンタージュ、群集シーンが冴え渡っています。
前半の南北戦争の戦闘シーン、後半の白人と黒人の対立など、凄い迫力です。
映画の冒頭で、「戦争の悲惨さを描きたかった」という字幕が出てきますが、
それは十分に達成されていると思います。
この時代としては、やはりエポック・メイキング的だったでしょう。
リリアン・ギッシュとメイ・マーシュの二人の女優が良い演技をしています。
一度は観ておくべき映画であることは間違いありません。
2009年1月10日に日本でレビュー済み
故・淀川長治さんの解説付きというユニークな仕様のDVDです。再生を始めると生前の淀川さんの語りから始まり、本編、本編終了後にまた静止画の解説が入ります。映画を愛した淀川さんの語りは全ての映画に対して暖かく、そして作品の感想よりも監督や役者の人となりや、作品の背景を多く語ってくれるのでとてもためになります。
映画の父、デイヴィッド・ウォーク・グリフィスの代表作です。主演はもともとブランチ・スウィートというとても可愛らしい女優さんの予定だったのですが、彼女がテストでミスを連発してしまい、リリアン・ギッシュにその役が回ってきました。その他もメエ・マーシュ、ロバート・ハーロン、ドナルド・クリスプ等俳優陣、撮影のビリー・ビッツァー…という『グリフィス組』と呼ばれた、思いを同じくする人々によってこの映画は作られています。
この映画によってグリフィスは多くの人に誤解を与えましたが、グリフィスにとって、南北戦争は親世代が経験した出来事であり、遠い過去の出来事ではなかったため、親世代の南部の人々が経験したこと、感じたことを生で聞き、出来るだけ再現したものであり、当時の写真が手に入ると、その写真そのままにセットを組んで撮影したりもしました。グリフィス自身は黒人の乳母に育てられたし、黒人の友人も沢山いました。英雄的に登場するKKKは現代の私たちの目で見ると衝撃的ですが、反面、悪辣な白人に騙され、利用されて道を誤ってしまう善良な黒人も登場します。
注意点ですが、このDVDに収録されているバージョンはサウンド版と言われるものです。このバージョンは本編の時間が短く、主演のリリアン・ギッシュは自伝で「カットしすぎて多くの場面が支離滅裂になっている」と評しています。別バージョンのものも発売されているので、見比べてみるのもいいのでは。
映画の父、デイヴィッド・ウォーク・グリフィスの代表作です。主演はもともとブランチ・スウィートというとても可愛らしい女優さんの予定だったのですが、彼女がテストでミスを連発してしまい、リリアン・ギッシュにその役が回ってきました。その他もメエ・マーシュ、ロバート・ハーロン、ドナルド・クリスプ等俳優陣、撮影のビリー・ビッツァー…という『グリフィス組』と呼ばれた、思いを同じくする人々によってこの映画は作られています。
この映画によってグリフィスは多くの人に誤解を与えましたが、グリフィスにとって、南北戦争は親世代が経験した出来事であり、遠い過去の出来事ではなかったため、親世代の南部の人々が経験したこと、感じたことを生で聞き、出来るだけ再現したものであり、当時の写真が手に入ると、その写真そのままにセットを組んで撮影したりもしました。グリフィス自身は黒人の乳母に育てられたし、黒人の友人も沢山いました。英雄的に登場するKKKは現代の私たちの目で見ると衝撃的ですが、反面、悪辣な白人に騙され、利用されて道を誤ってしまう善良な黒人も登場します。
注意点ですが、このDVDに収録されているバージョンはサウンド版と言われるものです。このバージョンは本編の時間が短く、主演のリリアン・ギッシュは自伝で「カットしすぎて多くの場面が支離滅裂になっている」と評しています。別バージョンのものも発売されているので、見比べてみるのもいいのでは。
2008年12月20日に日本でレビュー済み
第一部はアメリカ南北戦争を、第二部では南部での行き過ぎた黒人擁護政策に反抗したクー・クラックス・クランの活動を描いています。
この映画は物語自体というよりは、映画の技法により評価が高い作品らしいです。
それを裏付けるかのように、第一部での北軍と南軍の戦闘シーン、第二部でのKKKの黒人襲撃シーンは二十一世紀の今見ても大変迫力があります。むしろこの作品に及ばない戦闘シーンしか描けていない現代映画も多いはず。
そして主演のリリアン・ギッシュさん、大変お美しいです。自分はまだ大学生ですが、美しい映画女優と言われてもモノクロ映画の名女優さんしか思いつきませんね。イングリッド・バーグマンさんやオードリー・ヘプバーンさんとか。当時の画質の悪いモノクロ映画だと女性は美しく映りやすくなるだけかも知れませんが……
しかしこの作品の悪い点は…やはり露骨な黒人差別の描写でしょうか。無知な黒人たちを正義の名の下に天誅を加えるKKKの行動には、違和感を通り越して不快感すら覚えます。
とにかく、星4つなのはあくまで映画史におけるこの映画の位置づけを考慮したまでのことです。
ちなみに、作中に流れるゲーム音楽のようなBGMは個人的に好きです。
この映画は物語自体というよりは、映画の技法により評価が高い作品らしいです。
それを裏付けるかのように、第一部での北軍と南軍の戦闘シーン、第二部でのKKKの黒人襲撃シーンは二十一世紀の今見ても大変迫力があります。むしろこの作品に及ばない戦闘シーンしか描けていない現代映画も多いはず。
そして主演のリリアン・ギッシュさん、大変お美しいです。自分はまだ大学生ですが、美しい映画女優と言われてもモノクロ映画の名女優さんしか思いつきませんね。イングリッド・バーグマンさんやオードリー・ヘプバーンさんとか。当時の画質の悪いモノクロ映画だと女性は美しく映りやすくなるだけかも知れませんが……
しかしこの作品の悪い点は…やはり露骨な黒人差別の描写でしょうか。無知な黒人たちを正義の名の下に天誅を加えるKKKの行動には、違和感を通り越して不快感すら覚えます。
とにかく、星4つなのはあくまで映画史におけるこの映画の位置づけを考慮したまでのことです。
ちなみに、作中に流れるゲーム音楽のようなBGMは個人的に好きです。
2013年3月8日に日本でレビュー済み
映画史を語る上では、巨匠グリフィス監督の作品で、おさえておきたい作品であるが、内容は黒人に対する人種差別やリンチ(私刑)を行ったクー・クラックス・クラン(KKK団)を、ヒーロとして扱って正当化している問題の多いもの。歴史が歪曲されており、視聴者に誤解をよぶ恐れがあるので、そうした歴史的誤りがあるとの認識なしには、鑑賞はすすめられない。DVDの商品説明などにも、内容の問題点について指摘が加えられるべき作品。このDVDのジャケットの人物は、彩色が施されKKKにあまり見えないのは問題。公開当時、この映画は、全米で空前の大ヒットとなり、ホワイトハウスでも上演され大統領はじめ、白人の優越と黒人の野蛮さを伝える内容を絶賛したという。反人種差別団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)が上映反対運動を行ったが、映画の宣伝にしかならなかった。当時、黒人初の世界ヘビー級チャンピョンのジャック・ジョンソンが白人女性と結婚したために、全米中から迫害されたのは(そのために不当に逮捕されたりもした)、人種間の結婚に対する反対が強かったためで、この映画の目的も、人種差別にある。黒人役は、白人の役者が顔にペイントをして演じた。1915年当時のアメリカの白人の間にあった人種差別を知る上では、歴史的に重要。映画の内容は、正当化できるものではない。2012年の映画”リンカーン”では、奴隷制度の廃止に尽力したヒーローとして描かれているトミー・リー・ジョーンズが演じたタデウス・スティーブンスは、”國民の創生”では、悪役にされている。100年の時を経て、米映画史においてスティーブンスの名誉は回復された。