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マージェリー・ケンプの書 単行本 – 2009/1/31
英語で書かれた「最古の自伝」を本邦初の全訳。
▼14-15世紀イギリスに生きたマージェリー・ケンプは、14人の子に恵まれる普通の女性であったが、最初の出産で精神を病む。そのとき経験した神の幻視によって回心。以来、キリスト、マリアの幻視や彼らとの対話といった神秘体験を重ねる。ロラード派など宗教問題に揺れるなかで降りかかるあらゆる試練を乗り越え、神の啓示に導かれるまま、イェルサレム、ヨーロッパの聖地巡礼の長い旅を果たす。
▼本書は、マージェリー晩年の頃に口述筆記された回想の書である。神との甘美なる語らいをとおして、「キリストの花嫁」となった女性の魂の軌跡を追体験する。
▼14-15世紀イギリスに生きたマージェリー・ケンプは、14人の子に恵まれる普通の女性であったが、最初の出産で精神を病む。そのとき経験した神の幻視によって回心。以来、キリスト、マリアの幻視や彼らとの対話といった神秘体験を重ねる。ロラード派など宗教問題に揺れるなかで降りかかるあらゆる試練を乗り越え、神の啓示に導かれるまま、イェルサレム、ヨーロッパの聖地巡礼の長い旅を果たす。
▼本書は、マージェリー晩年の頃に口述筆記された回想の書である。神との甘美なる語らいをとおして、「キリストの花嫁」となった女性の魂の軌跡を追体験する。
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2009/1/31
- ISBN-10476641568X
- ISBN-13978-4766415681
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2009/1/31)
- 発売日 : 2009/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 496ページ
- ISBN-10 : 476641568X
- ISBN-13 : 978-4766415681
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,624,087位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,693位神学 (本)
- - 3,769位キリスト教入門
- - 4,424位キリスト教一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月15日に日本でレビュー済み
イギリス最古の自伝は、敬虔なキリスト教徒のマダムの遺した日記のようなもの。読むと他人の心の中を覗いている後ろめたさが付きまとう。信仰とキリストへの愛を赤裸々に書いており、その愛し方たるや、不倫の恋愛となんら変わらない情熱的なものではなかろうか、と戸惑いを覚えるのです。マージェリーの肉体に夫が強く執着し(浮気などはしない夫らしい)、沢山の子供を儲けたことも、マージェリーにとっては忌避の対象なようでして、たましいの世界の中でひたすら「キリストの妻」であることを祈った人のように見えます。このようなマージェリーの愛のかたちは、同時代の信者からも賛否両論であったことが本書から窺えるが、彼女のキリストへの愛(セクシュアルな要素を含んでいる)に対して、「マージェリーが聖女である」と肯定的な評価を下す人々が少なからず存在していたことに、当時のキリスト教が持っていた「生きた宗教」としての現実味を感じることが出来ます。一読に値する興味深い本です。