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ゴーギャン:私の中の野性 (知の再発見双書) 単行本 – 1992/3/5
袋小路の西洋文明から逃避して原始と野性の息づくタヒチへ渡り、プリミティブな表現の
なかに自己発見の道を求めつづけたゴーギャン。情熱と知性を武器に生きた生涯を解説。
〈目次〉
第1章 遅い出発
第2章 ポンタヴェンの神話
第3章 ゴーギャンとゴッホ
第4章 タヒチ讃歌
第5章 モンパルナスの孤独
第6章 情熱の最後の輝き
資料編 失われた楽園を求めて
なかに自己発見の道を求めつづけたゴーギャン。情熱と知性を武器に生きた生涯を解説。
〈目次〉
第1章 遅い出発
第2章 ポンタヴェンの神話
第3章 ゴーギャンとゴッホ
第4章 タヒチ讃歌
第5章 モンパルナスの孤独
第6章 情熱の最後の輝き
資料編 失われた楽園を求めて
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日1992/3/5
- ISBN-104422210637
- ISBN-13978-4422210636
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登録情報
- 出版社 : 創元社 (1992/3/5)
- 発売日 : 1992/3/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4422210637
- ISBN-13 : 978-4422210636
- Amazon 売れ筋ランキング: - 334,312位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はイースター島に興味があり、ポリネシア文化に何故ゴーギャンが 関心を持ったのかを知りたくて、この本を求めました。1人の人間としてのゴーギャンの苦悩、そして絵画に対する姿勢の確立の過程が、作品とともによくわかる内容でした。
2017年11月23日に日本でレビュー済み
ゴーギャンといえばタヒチ行以降、題材のイメージもありますが神秘的な・神格化されているような印象が個人的にはありました。
しかし、西欧文明からの脱出を決意させた一因といわれる、彼の目に映る当時のヨーロッパ人の近代的な自我の堕落や道徳の頑迷さや感性の鈍磨というような退廃の姿が必ずしもヨーロッパ固有の、先進的な文明によるものではないと思うのですね。
それは文明の発達という進歩に伴うものではなく、むしろ文化の成熟における人間性の爛熟といった類の、どの段階の文明にも存在する性質だと個人的には感じていて、よくタヒチ以降の絵画を鑑賞して解説を見てもさっぱりわからん、というのが正直な感想だったんですよ。
この本はその難解なタヒチの作品を読みとく豊富な資料や解説も魅力ですが、タヒチに渡る以前のゴーギャンにも同じような労力が割かれている感じがあってフランス時代のゴーギャンを知りたい人にお勧めです。
あんまりさえない自分のポートレートを見事に劇画化するところなど、神秘のベールに覆われていない素のゴーギャンを感じますね
しかし、西欧文明からの脱出を決意させた一因といわれる、彼の目に映る当時のヨーロッパ人の近代的な自我の堕落や道徳の頑迷さや感性の鈍磨というような退廃の姿が必ずしもヨーロッパ固有の、先進的な文明によるものではないと思うのですね。
それは文明の発達という進歩に伴うものではなく、むしろ文化の成熟における人間性の爛熟といった類の、どの段階の文明にも存在する性質だと個人的には感じていて、よくタヒチ以降の絵画を鑑賞して解説を見てもさっぱりわからん、というのが正直な感想だったんですよ。
この本はその難解なタヒチの作品を読みとく豊富な資料や解説も魅力ですが、タヒチに渡る以前のゴーギャンにも同じような労力が割かれている感じがあってフランス時代のゴーギャンを知りたい人にお勧めです。
あんまりさえない自分のポートレートを見事に劇画化するところなど、神秘のベールに覆われていない素のゴーギャンを感じますね
2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品同様で大変良かった。小林秀雄と湯原かの子さんの書と合わせて読み内容も充実しておりました。
2010年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゴーギャンの生い立ちから、画業、死までの人生が、詳しく分かり易く解説して
あります。またゴーギャンがどのような人物、性格で同時代の人々にどのように
見られ、受け入れられていたかも興味深く、詳しく書かれていますので読み応え
もありました。
「単純」かと思えば「複雑で難解」、「性急」かと思えば「慎重で計算高い」
「俗物」かと思えば「孤高」、「純粋な野心家」というか、かなり複雑な性格、
個性の持ち主だったようです。やがてヨーロッパを捨て(タヒチすらも捨てますが)
プリミティブな生活を送りましたが、結果的にゴーギャンの芸術はヨーロッパも、
タヒチも関係のない「近代の独創的な芸術」としてオリジナリティを確立した
ように思えます。後世への影響力はともかく、イズムや流行に「危機感」を
覚えて反抗し、独自の道を進んだゴーギャンは「正統な異端」だと思いました。
「私はときどき自分が狂ってしまったのかと思う。でも夜ベッドのなかでよくよく
考えてみると、やはり私は正しいのだ。」
貧困と病気、孤独、無理解の果てに表現された作品は、唯一無二の「独自性」を
アピールしながらも、何か怖ろしいほどの「普遍性」を宿しているように感じます。
本のサイズはやや小さめですが、読み応えは充分ありますし、写真や作品も多く
掲載されていますので、ゴーギャンに興味のある方々、あるいは知りたい方々に
おススメの一冊です☆
あります。またゴーギャンがどのような人物、性格で同時代の人々にどのように
見られ、受け入れられていたかも興味深く、詳しく書かれていますので読み応え
もありました。
「単純」かと思えば「複雑で難解」、「性急」かと思えば「慎重で計算高い」
「俗物」かと思えば「孤高」、「純粋な野心家」というか、かなり複雑な性格、
個性の持ち主だったようです。やがてヨーロッパを捨て(タヒチすらも捨てますが)
プリミティブな生活を送りましたが、結果的にゴーギャンの芸術はヨーロッパも、
タヒチも関係のない「近代の独創的な芸術」としてオリジナリティを確立した
ように思えます。後世への影響力はともかく、イズムや流行に「危機感」を
覚えて反抗し、独自の道を進んだゴーギャンは「正統な異端」だと思いました。
「私はときどき自分が狂ってしまったのかと思う。でも夜ベッドのなかでよくよく
考えてみると、やはり私は正しいのだ。」
貧困と病気、孤独、無理解の果てに表現された作品は、唯一無二の「独自性」を
アピールしながらも、何か怖ろしいほどの「普遍性」を宿しているように感じます。
本のサイズはやや小さめですが、読み応えは充分ありますし、写真や作品も多く
掲載されていますので、ゴーギャンに興味のある方々、あるいは知りたい方々に
おススメの一冊です☆