1976年8月から11月にかけてハリウッドでの録音。アル・シュミットがエンジニアを、トミー・リプーマのプロデュース、編曲指揮はクラウス・オーガーマン。ワーナー移籍後の2作目。この作品のすばらしいところは1曲目の“ネイチャーボーイ”のボーカルが魅力です。前作の“マスカレード”が大ヒットしたのですが、カレン・カーペンターに軍配を上げてしまった私ですが・・・。この作品でのボーカルの若々しさがあって好もしい。ナット・キング・コールとは違った味わいが新鮮でした。
このバンドを1977年3月14日に東京中野サンプラザで聴きました。メンバーも本盤とほぼ同じで、ハービー・メイスン ds,がトミー・キャンベル?に替わった以外は、ジョージ・ベンソン g, フィル・アップチャーチ g,b, ホルヘ・ダルト keyb,ロニー・フォスター keyb, スタンリー・バンクス b, ラルフ・マクドナルド perc, ライヴではスタンリーがタンバリンを足で操っていたので、ラルフも居なかったかもしれない。FM東京で青木誠さんのナビゲートで放送もされました。
いずれ、4ビートでなければJAZZじゃないと言った気持ちを払拭したバンドでした。