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ユング自伝 1―思い出・夢・思想 単行本 – 1972/6/21
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スイスの分析心理学者カール・グスタフ・ユングの名前はわが国でもよく知られている。彼はフロイトと共に初期の精神分析の発展に力をつくしたが、後にフロイトと訣別し、独自の分析心理学を確立した。彼の説はヨーロッパでつよい影響力をもち、その専門領域を超えて、ひろく宗教・芸術・文学などの分野にまで影響を及ぼしている。
本書はユングの自伝である。彼の仕事と生活はいかにして形成されたか。そのユニークな洞察力と多くの理論がいかなる経験的背景をもつのか。読者は本書にのべられているユングの夢やヴィジョン(幻像)の凄まじさに、驚嘆せずにはいないだろう。ユングにとって内的世界は、外界と同じく「客観的な」一つの世界なのである。それは事象の生起している世界なのである。内界の奥深く旅して、ユングが遂に見出した「自己」について語ろうとするとき、それは神話として語るほかには、手段を見出すことができない。この本は、そうした意味で、近代における内部世界への旅を記したオデュッセイアーであるということができる。
今日の時代精神が、外向的な面に強調点をおいているときに、このような自伝を発表することの意味について、ユングは迷ったに違いない。その上、彼は自分のことについて語るのを極端に嫌った人である。しかし本文にも記されているような経過をたどって、ユングの内界からの強い要請は、81歳の老人に自らペンをもって記述するほどの力を与えたのである。そして、これはユングの遺志によって彼の死後、1962年に発行されたのであった。全2巻
本書はユングの自伝である。彼の仕事と生活はいかにして形成されたか。そのユニークな洞察力と多くの理論がいかなる経験的背景をもつのか。読者は本書にのべられているユングの夢やヴィジョン(幻像)の凄まじさに、驚嘆せずにはいないだろう。ユングにとって内的世界は、外界と同じく「客観的な」一つの世界なのである。それは事象の生起している世界なのである。内界の奥深く旅して、ユングが遂に見出した「自己」について語ろうとするとき、それは神話として語るほかには、手段を見出すことができない。この本は、そうした意味で、近代における内部世界への旅を記したオデュッセイアーであるということができる。
今日の時代精神が、外向的な面に強調点をおいているときに、このような自伝を発表することの意味について、ユングは迷ったに違いない。その上、彼は自分のことについて語るのを極端に嫌った人である。しかし本文にも記されているような経過をたどって、ユングの内界からの強い要請は、81歳の老人に自らペンをもって記述するほどの力を与えたのである。そして、これはユングの遺志によって彼の死後、1962年に発行されたのであった。全2巻
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日1972/6/21
- ISBN-104622023296
- ISBN-13978-4622023296
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対象商品: ユング自伝 1―思い出・夢・思想
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登録情報
- 出版社 : みすず書房 (1972/6/21)
- 発売日 : 1972/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4622023296
- ISBN-13 : 978-4622023296
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,325位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 247位臨床心理学・精神分析
- - 1,700位歴史・地理 (本)
- - 10,485位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神科医になる人の多くは自分の心について悩んできた経験があるようだ。ユングも幼い頃の体験に大きな影響を受けてきたのだということがよくわかる。
2018年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はっきり言って、すごく面白かったです。ユングの夢の事は以前から興味を持っていたのですが、謎でした。その謎を深く追求してくれる本だと思います。
2018年12月16日に日本でレビュー済み
心理学の巨人、ユングの自伝。
ただし、自伝といえど、自身の外的な生活歴やそれにまつわる情動を描くといったものではなく、ユングがもう一つの現実、そして個人的な神話であるとした、ユングの内的なビジョンや夢などを柱として文章が進む。
幼少期における地下世界の王として君臨する一つ目を持つファルロス(男根)の夢から始まり、フロイトとの決別の時期の見知らぬ家の地下を進むうちに時代を遡っていき原子文化を目の当たりにする夢、また、老齢期の宇宙空間から地球を見下ろすビジョンなど、そのどれもが凄まじい。
文章全体を通じて描写されるユングの内的世界(ビジョン)にはただただ圧倒される。
そうした内的経験を高めたユングが語る死後の生命、晩年の思想とは。
求道者のそれにも近いと思われるほどの広大な内的世界を舞台として描かれる、「内部世界への旅を記したオデュッセイア」との一文も納得の一冊。
ただし、自伝といえど、自身の外的な生活歴やそれにまつわる情動を描くといったものではなく、ユングがもう一つの現実、そして個人的な神話であるとした、ユングの内的なビジョンや夢などを柱として文章が進む。
幼少期における地下世界の王として君臨する一つ目を持つファルロス(男根)の夢から始まり、フロイトとの決別の時期の見知らぬ家の地下を進むうちに時代を遡っていき原子文化を目の当たりにする夢、また、老齢期の宇宙空間から地球を見下ろすビジョンなど、そのどれもが凄まじい。
文章全体を通じて描写されるユングの内的世界(ビジョン)にはただただ圧倒される。
そうした内的経験を高めたユングが語る死後の生命、晩年の思想とは。
求道者のそれにも近いと思われるほどの広大な内的世界を舞台として描かれる、「内部世界への旅を記したオデュッセイア」との一文も納得の一冊。
2008年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い。
ユングは難解で私なんかに理解できない。
そう思っていたが、その想いが払拭された。
ユングの思想は殆ど知らぬままに読んだ。
つまり、この本が私にとって初のユング著作なのだが
精神科医として、思想家としてのユングではなく
1人の人間としてのユングと対話するように
どんどん読み進めることができた。
1人の人間の疑問から、思想が生まれる過程。
そして、その思想そのものにも興味がそそられる。
久しぶりに良著に出会えた。
ユングは難解で私なんかに理解できない。
そう思っていたが、その想いが払拭された。
ユングの思想は殆ど知らぬままに読んだ。
つまり、この本が私にとって初のユング著作なのだが
精神科医として、思想家としてのユングではなく
1人の人間としてのユングと対話するように
どんどん読み進めることができた。
1人の人間の疑問から、思想が生まれる過程。
そして、その思想そのものにも興味がそそられる。
久しぶりに良著に出会えた。
2003年6月1日に日本でレビュー済み
「文学的感動を与える伝記」として吉本隆明がトロツキーのそれとともに上げていた。確かにめっぽう面白いが、真に受けると危険。殆ど死後の世界にとんだり守護神に会ったりしてRPGの世界。ユングの他の本はすべて落ちが同じなのでこの書に勝る面白いものは見つからない。
2013年7月10日に日本でレビュー済み
深層心理学の巨人 C・G・ユングが、その内的人生を綴った自伝です。
「伝記」にするつもりの出版社の計画が、ユング自身の希望で、自ら執筆する形式の「自伝」に変わったそうです。
キリスト教への冒涜と受け取られる懸念があったことから、本人の強い希望により、死後に出版されました。
ユングが生まれつき、内向的で空想的な人だったということは聞いていましたが、その生涯を通じて無意識から立ち上る、豊かで存在感のあるヴィジョンの数々に圧倒されます。
普段は快活な母親に時折見られる不気味な元像、地下の洞窟の人食い男根、血塗られた欧州大陸、フロイトと決別した後妄想レベルに高まる精神的危機等々...。
ユングはヴィジョンを観想するために、とうとう引きこもって専念する塔まで建築しています。
人生を振り返るとき、それは外的な出来事ではなく、ほとんど内的なもので占められてしまうという、ユング自身の言にも頷けます。
中でも圧巻は、学童時代に神自身から受けたと言う、玉座の神からおびただしい排泄物がしたたり落ちて、聖堂の屋根を壊すヴィジョンでしょう。
そして、アダムとイブの原罪は、彼らがそれを犯すよう、神自身が仕組んだのだとということを、ユングが神から知らされるくだりです。
ユングの神は無意識と同義で使われることが多いようですが、自分は、単に教条的な存在では無く、生命観に溢れた生々しい存在であり、現代人が忌避する悪徳や罪など、ダークな部分さえも内包していると、無意識たる神が、ユングを通して訴えたように、私には感じられました。
キリスト教圏においてのこの記述は、確かに相当思い切ったものだと感じました。
善悪という性質のうち、キリスト教が善という片面のみを偏重してきたことが、意識下に巨大な悪の蓄積を生み、ナチス・ドイツに代表される歴史上の集団的な殺戮を生んでしまったのではないかとも、ユングは述べています。
老荘や仏教など東洋における伝統思想が、否定的に断じてきた、善悪・正誤・賢愚などに分別して片方のみを良しとする「二元論」の危険な側面について、西欧において、ユング心理学が看破していたことについて、今以上に、高く評価されても良いのではないかと感じました。
「伝記」にするつもりの出版社の計画が、ユング自身の希望で、自ら執筆する形式の「自伝」に変わったそうです。
キリスト教への冒涜と受け取られる懸念があったことから、本人の強い希望により、死後に出版されました。
ユングが生まれつき、内向的で空想的な人だったということは聞いていましたが、その生涯を通じて無意識から立ち上る、豊かで存在感のあるヴィジョンの数々に圧倒されます。
普段は快活な母親に時折見られる不気味な元像、地下の洞窟の人食い男根、血塗られた欧州大陸、フロイトと決別した後妄想レベルに高まる精神的危機等々...。
ユングはヴィジョンを観想するために、とうとう引きこもって専念する塔まで建築しています。
人生を振り返るとき、それは外的な出来事ではなく、ほとんど内的なもので占められてしまうという、ユング自身の言にも頷けます。
中でも圧巻は、学童時代に神自身から受けたと言う、玉座の神からおびただしい排泄物がしたたり落ちて、聖堂の屋根を壊すヴィジョンでしょう。
そして、アダムとイブの原罪は、彼らがそれを犯すよう、神自身が仕組んだのだとということを、ユングが神から知らされるくだりです。
ユングの神は無意識と同義で使われることが多いようですが、自分は、単に教条的な存在では無く、生命観に溢れた生々しい存在であり、現代人が忌避する悪徳や罪など、ダークな部分さえも内包していると、無意識たる神が、ユングを通して訴えたように、私には感じられました。
キリスト教圏においてのこの記述は、確かに相当思い切ったものだと感じました。
善悪という性質のうち、キリスト教が善という片面のみを偏重してきたことが、意識下に巨大な悪の蓄積を生み、ナチス・ドイツに代表される歴史上の集団的な殺戮を生んでしまったのではないかとも、ユングは述べています。
老荘や仏教など東洋における伝統思想が、否定的に断じてきた、善悪・正誤・賢愚などに分別して片方のみを良しとする「二元論」の危険な側面について、西欧において、ユング心理学が看破していたことについて、今以上に、高く評価されても良いのではないかと感じました。
2007年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は深い、そして面白い。2回読んだけど、3度目も読むだろう。賢者の本。錬金術、フリーメーソン、古代ヘルメス思想、グノーシス、などを学んだユングが最後にたどり着いた境地とは。読みそして感じるべし。この本の値打ちは大きすぎるぐらい大きい。
2007年2月14日に日本でレビュー済み
83歳になったユングが「私の一生は、無意識の自己実現の物語りである」との書き出しで始まる自伝である。幼少期から不可思議な夢や超常現象を体験し、自分の中にも母の中にも見いだすNo.2というもう一人の人格の存在を知る。神についても幼少期より不信感をもち、父親の職業が牧師という家庭環境の中でキリスト教との葛藤が非常に大きいものだったことを明らかにしている。この本で興味深いのは、ユングの視点で捉えた、ゲーテやニーチェについての描写である。ユングは、二度に渡って、自分の祖父がゲーテの庶子であるという言い伝えを書き記し、若き日に大きな影響を受けたゲーテとの関係をほのめかしている。解説によるとどうやらこれを事実と断定する証拠は何も見つからないらしい。しかし、これほどまでに『ファウスト』に多大な影響を多大な影響を受けていたことを知ることができるのも、この自伝ならではである。「ファウストはNo.2の生きた等価物である」とまで述べている。さらにニーチェの「ツァラツゥストラ」を謙遜しながらもユング自身のNo.2と同じであると述べているのも興味深い。そしてフロイトの出会いと確執と決別に関しては、尊敬、軽蔑、憎悪、思慕・・・複雑な感情が行間から溢れ出ている。あとがきで河合隼雄が述べているが、「読者は本書にのべられているユングの夢や幻像(ヴィジョン)の凄じさに、驚愕するだろう。それらはユングの内界に生起している事象であり、ユングにとっては、内的な世界は外的と同じく『客観的』なひとつの世界なのである」 まったくその通りだという感想を持った。翻訳がこなれていないため、集中力を欠きがちになるが、ユングを知る最良の一冊である。