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金瓶梅 全10冊セット (岩波文庫) 単行本 – 1974/1/1
化粧箱のケースはございません!ご了承ください。
- 本の長さ3482ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1974/1/1
- ISBN-104002002446
- ISBN-13978-4002002446
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1974/1/1)
- 発売日 : 1974/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 3482ページ
- ISBN-10 : 4002002446
- ISBN-13 : 978-4002002446
- Amazon 売れ筋ランキング: - 444,600位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,821位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

1 星
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいです。原典も面白いです(=w=)
2014年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
very good book. very rapid delivery. thanks to amazon!
2024年2月3日に日本でレビュー済み
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2022年9月9日に日本でレビュー済み
一度手放し、結局買い直したボックスセットです。やはりボックスセットは本棚満杯の私には助かりますし、この岩波文庫の講談調が、一番読んでいて楽しいです。挿絵も馴染めます。
ある程度省略したと言う、村上知行訳より、日下翠さんの「金瓶梅〜天下第一の奇書」を、読んでから、やはりこの細かくいちいち「またこうなの?」と書いているくらいのしちくどさがこの本の魅力なのだと知って、金瓶梅に対する見方がガラッと変わりました。巻末の注釈も解りやすく、また登場人物全てに、普通話(ぷーとんふぁ)での発音付き、原文表記は〇〇、と説明がついているのもありがたいです。
講談調が好きな方には是非こちらをお薦めします。私はこの岩波文庫だけはあっと言う間に読み終えました。
とにかく面白いです。(^^)
お試しあれ。
ある程度省略したと言う、村上知行訳より、日下翠さんの「金瓶梅〜天下第一の奇書」を、読んでから、やはりこの細かくいちいち「またこうなの?」と書いているくらいのしちくどさがこの本の魅力なのだと知って、金瓶梅に対する見方がガラッと変わりました。巻末の注釈も解りやすく、また登場人物全てに、普通話(ぷーとんふぁ)での発音付き、原文表記は〇〇、と説明がついているのもありがたいです。
講談調が好きな方には是非こちらをお薦めします。私はこの岩波文庫だけはあっと言う間に読み終えました。
とにかく面白いです。(^^)
お試しあれ。
2012年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グリム金瓶梅から妖異金瓶梅、そして本書という流れで読みました。最初の金連と次のが随分違うので、原作ではどんな女なのか知りたくなったのです。なぜ「梅」が入るのか不明だったのがよくわかりました。結論は…良かったです。いきなり10冊買うのは危険かとも思ったのですが、早く先が読みたくて、全部買ったのも結果的には正解でした。昔風の「誰々が何々すること」という見出しが各章にあるため、さらには親切なんだか余計なお世話なんだか見返し?を開いた途端に『誰々がついに死に…』みたいなことまで書かれてるので最初は「うえ〜」と思ったのですが、そこへいくまでの玉突きみたいな物事の流れや人間の心の動きをかえって十分に楽しむことができました。一番可笑しいのは「一戦交える」時の描写で、確かにポルノや濡れ事というよりは『その時、将軍槍で突き、かたやはしっかり受け止めて。雨と嵐の戦いは…』てな調子で描かれるので大笑い。10巻目で全部の人の落ち着き先が「片付く」のは、嫌いな人は嫌いかもしれないけど、私は何だか安心して読めて好きです。理不尽と因果応報が無茶苦茶に入り交じった世界観が楽しかったです。余談。房事に使う「銀托」とかが使い方も形も想像できなくて気になりました。他にも「燭台のろうそくのように叩頭し…」だっけ?おじぎを女がする様が、想像できなかった。出てくる道具や衣服の実際の形、言い回しの意味などがもっと知りたくなりました。後、別に「そういう事」をしたくはならなかったけど、中華料理はすんごく食べたくなりました(笑)しかし西門慶の死に方、いくら何でも酷すぎ。しかも最後まで気づいてないし。
2012年1月7日に日本でレビュー済み
中国の古典、四大奇書のひとつということで、たとえポルノと呼ばれているとしてもどんな難解なお話なんだろうと構えていたら、意外に読みやすいのに驚きました。これは翻訳が素晴らしいということもあるでしょう。古典の風情を残してちゃんとつぼは押さえながら、読みやすい現代語になっています。
ただ内容は、現代小説になれた読者には違和感があるかもしれません。起承転結は特になく、西門慶というリッチで商売もやり手、精力絶倫の男性が正妻と数人のお妾さんをかかえる家庭での出来事が延々と描かれていきます。今日はどんな衣装を着ていたか、その布は、模様は、また、どんな料理が並べられたか、誰が訪問してきて一緒にお茶を飲んだかというようなことが、細々と書かれているので退屈してしまう人もいるかもしれません。この当たりは源氏物語にちょっと似ているかなと思いましたが、あちらが宮廷と貴族なのに比べて、こちらは市井の人たちが登場人物なので、もっと下世話で俗っぽいです。
ポルノかと思って読むと期待はずれだと思います(笑)。これが描かれた当時、それまでにこんな小説はなかったということで人々にはかなりショックだったようで、何度も発禁処分になったそうですが、現代の我々の目から見たら表現は婉曲で穏やかなくらいです。当時の有閑階級というのはまさにこの通りの生活だったそうで、そんな様子を知るのには大変役に立つと思います。
個人的には、悪党といわれる中心人物、西門慶がどうしても悪党には見えずとまどいました。最初は、儲かっているやり手の薬屋の主人だったのですが、あの手この手で賄賂も使って官職を手に入れ出世もし、コネを使ってさらに豊かになっていきます。けれど、今でもコネと賄賂社会の中国ではこれはごく普通のことに思えますし、そんなえげつない悪事を働いたわけではまったくありません。仕事はちゃんと出勤し、上や下とのつきあいも義理堅く果たし、商売は次々に手を広げて成功、商才もあり、友人や部下が知り合いを連れてきて、何か仕事を世話してやってもらえないかとたのめば絶対に断らず、雇ってやったり出資して店をやらせてあげたりします。家庭では正妻の意見を尊重し、お妾さんが衣装がほしいと言えばすぐに買ってやり、常連になっている娼家の芸者にも贈り物をして気配りを怠りません。しかもまだ30歳前後、長身で美男。太っ腹で甲斐性があって、女性に目がなく浮気性だという以外は、女性の私から見ても素晴らしい男性に見えてしまいます(笑)。ただ、作者はこの作品に自分を投影していたという説があるそうで、西門慶の円熟した振る舞いから、私はなんとなく45歳くらいの男性を想像してしまいました。
女性たちは正妻がきまじめで誠実、お妾さんたちは清純派から悪女まで揃っていてそれぞれに個性があってユニークです。それにしても当時は支配する側とされる側がはっきり分かれていたようで、主人の都合で女中や下働き、芸人は少しのお金で売られていきます。特に地位の低い女性は、リッチな男性に見初められるしかこんな状態から抜け出る手段がなかったようで、ものすごい封建社会だったことが伺えます。
ラストは仏教的な因果応報でまとめてあって定型通りでちょっとつまらないのですが、これも当時の中国人の世界観が見えてまたおもしろいと思います。挿絵も風情があって文章とあわせて楽しめます。おすすめの作品です。
ただ内容は、現代小説になれた読者には違和感があるかもしれません。起承転結は特になく、西門慶というリッチで商売もやり手、精力絶倫の男性が正妻と数人のお妾さんをかかえる家庭での出来事が延々と描かれていきます。今日はどんな衣装を着ていたか、その布は、模様は、また、どんな料理が並べられたか、誰が訪問してきて一緒にお茶を飲んだかというようなことが、細々と書かれているので退屈してしまう人もいるかもしれません。この当たりは源氏物語にちょっと似ているかなと思いましたが、あちらが宮廷と貴族なのに比べて、こちらは市井の人たちが登場人物なので、もっと下世話で俗っぽいです。
ポルノかと思って読むと期待はずれだと思います(笑)。これが描かれた当時、それまでにこんな小説はなかったということで人々にはかなりショックだったようで、何度も発禁処分になったそうですが、現代の我々の目から見たら表現は婉曲で穏やかなくらいです。当時の有閑階級というのはまさにこの通りの生活だったそうで、そんな様子を知るのには大変役に立つと思います。
個人的には、悪党といわれる中心人物、西門慶がどうしても悪党には見えずとまどいました。最初は、儲かっているやり手の薬屋の主人だったのですが、あの手この手で賄賂も使って官職を手に入れ出世もし、コネを使ってさらに豊かになっていきます。けれど、今でもコネと賄賂社会の中国ではこれはごく普通のことに思えますし、そんなえげつない悪事を働いたわけではまったくありません。仕事はちゃんと出勤し、上や下とのつきあいも義理堅く果たし、商売は次々に手を広げて成功、商才もあり、友人や部下が知り合いを連れてきて、何か仕事を世話してやってもらえないかとたのめば絶対に断らず、雇ってやったり出資して店をやらせてあげたりします。家庭では正妻の意見を尊重し、お妾さんが衣装がほしいと言えばすぐに買ってやり、常連になっている娼家の芸者にも贈り物をして気配りを怠りません。しかもまだ30歳前後、長身で美男。太っ腹で甲斐性があって、女性に目がなく浮気性だという以外は、女性の私から見ても素晴らしい男性に見えてしまいます(笑)。ただ、作者はこの作品に自分を投影していたという説があるそうで、西門慶の円熟した振る舞いから、私はなんとなく45歳くらいの男性を想像してしまいました。
女性たちは正妻がきまじめで誠実、お妾さんたちは清純派から悪女まで揃っていてそれぞれに個性があってユニークです。それにしても当時は支配する側とされる側がはっきり分かれていたようで、主人の都合で女中や下働き、芸人は少しのお金で売られていきます。特に地位の低い女性は、リッチな男性に見初められるしかこんな状態から抜け出る手段がなかったようで、ものすごい封建社会だったことが伺えます。
ラストは仏教的な因果応報でまとめてあって定型通りでちょっとつまらないのですが、これも当時の中国人の世界観が見えてまたおもしろいと思います。挿絵も風情があって文章とあわせて楽しめます。おすすめの作品です。
2006年1月24日に日本でレビュー済み
「中国の四大奇書」の一つ「金瓶梅」全巻を手軽に(値段的にも、腕が軽いという点?でも)という点では、このボックスセットを是非お勧めします。
これをじっくりお読みになると「金瓶梅」が単なる猥書ではないことがよくわかります。明代の大金持ちの悪党?西門慶とその妻妾たち、そして金持ちにたかっていく幇間や妓女たち・・・などたくさんの人物の卓越した描写、豊富な画がその生活の様子を伝えてくれます。しかし、ご注意いただきたいのは残念ながらこのシリーズも「完訳本」ではないということです。今年確かどなたかが言語付きで完訳版を出版されましたが、余りの高値に購入をあきらめました。「まず全巻読んでみよう」という方には十分満足していただける内容です。各巻末についている用語解説も丁寧ですし、ボックスセットの利点は本棚に入れなくとも本がなだれ状態にならない(苦笑)という点です。私のように本棚満杯、整頓があまり上手でない方には是非ボックスセットお勧めですよ♪
これをじっくりお読みになると「金瓶梅」が単なる猥書ではないことがよくわかります。明代の大金持ちの悪党?西門慶とその妻妾たち、そして金持ちにたかっていく幇間や妓女たち・・・などたくさんの人物の卓越した描写、豊富な画がその生活の様子を伝えてくれます。しかし、ご注意いただきたいのは残念ながらこのシリーズも「完訳本」ではないということです。今年確かどなたかが言語付きで完訳版を出版されましたが、余りの高値に購入をあきらめました。「まず全巻読んでみよう」という方には十分満足していただける内容です。各巻末についている用語解説も丁寧ですし、ボックスセットの利点は本棚に入れなくとも本がなだれ状態にならない(苦笑)という点です。私のように本棚満杯、整頓があまり上手でない方には是非ボックスセットお勧めですよ♪