白い稲の花をシンボルとする青森県南津軽郡田舎館村の副村長が、平成5年の村おこしイベントでの稲文字をきっかけに、今では全国区の知名度を得た田んぼアートが発展してきた経緯を、3つのキセキ(奇跡・軌跡・輝石)の観点で紹介しでいます。
冒頭に、2014年に天皇皇后両陛下が行幸する「奇跡」が描写され、次に、田んぼアートが生まれた経緯と、だんだん訪れる人が増えてきて、今では海外からの高い評価も得られるようになった「軌跡」が記されています。
「輝石」というのは、現在の田んぼアートの輝かしい実績を指すかと思われます。
また、著者の実経験である昭和20年代の青森の米農家の暮らしぶりや、平成の稲作の近代化として区画整理事業をになうようになった時代背景、そして弥生時代に東北で稲作が行われていたことを裏付ける垂柳遺跡の発見で「北方の稲作文化発祥の地」となった誇り、さらに青森県の新品種「青天の霹靂」のアピールも書かれています。

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田んぼアートのキセキ 単行本 – 2015/7/17
葛西 幸男
(著)
2014年の来場者数が約30万人!天皇皇后両陛下もご観覧された田んぼアート。5種類以上の稲を使って描くモチーフはもはや芸術です! 青森県の小さな小さな、田舎館村が地域活性のために始めた稲作体験ツアーが今では、県外はもとより国外からも大勢訪れるまでに成長しました。地方創生のヒントとしても、夢とロマンの物語としても満足できる内容です。
以下、目次より抜粋。
第1章一本の電話から始まった田んぼアートの奇跡/小さな村に天皇皇后両陛下がいらっしゃった
第2章品評会からアートへ田んぼアートの軌跡/田植え体験ツアー第一回 やぐらから見た「稲文字」 なんで「村おこし」だったのか NHK「千人のちから」 岩木山と月 「太ったモナリザ」での失敗 遠近法を取り入れて田んぼアートの技術を完成
第3章出稼ぎで高度経済成長を支えた田舎館村/昭和20年代、津軽の農業 夜汽車で20時間かけて上京 収量日本一を達成 そして減反がはじまった
第4章輝石となった田んぼアートそして未来へ/第二会場の新設と東日本大震災後の「絆」 インバウンド観光に向けての取り組み アプリで米が買える時代 カンヌで広告大賞を受賞 全国の自治体と田んぼアートサミットの開催食味コンクールで田舎館村の米が金賞を受賞
以下、目次より抜粋。
第1章一本の電話から始まった田んぼアートの奇跡/小さな村に天皇皇后両陛下がいらっしゃった
第2章品評会からアートへ田んぼアートの軌跡/田植え体験ツアー第一回 やぐらから見た「稲文字」 なんで「村おこし」だったのか NHK「千人のちから」 岩木山と月 「太ったモナリザ」での失敗 遠近法を取り入れて田んぼアートの技術を完成
第3章出稼ぎで高度経済成長を支えた田舎館村/昭和20年代、津軽の農業 夜汽車で20時間かけて上京 収量日本一を達成 そして減反がはじまった
第4章輝石となった田んぼアートそして未来へ/第二会場の新設と東日本大震災後の「絆」 インバウンド観光に向けての取り組み アプリで米が買える時代 カンヌで広告大賞を受賞 全国の自治体と田んぼアートサミットの開催食味コンクールで田舎館村の米が金賞を受賞
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社主婦と生活社
- 発売日2015/7/17
- ISBN-104391147203
- ISBN-13978-4391147209
商品の説明
出版社からのコメント
青森県田舎館村の田んぼアートプロジェクトが成功するまでの信念をつらぬいた男二人の感動秘話。
登録情報
- 出版社 : 主婦と生活社 (2015/7/17)
- 発売日 : 2015/7/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4391147203
- ISBN-13 : 978-4391147209
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,392,175位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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