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旅をした人―星野道夫の生と死 単行本 – 2000/2/1

5つ星のうち4.1 7

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商品の説明

商品説明

星野道夫がカムチャツカ半島でヒグマに襲われたという悲報が届いたのは、池澤夏樹が星野と仕事を始めようとした矢先だった。星野はアラスカを撮り続けた自然写真家。池澤はみずみずしい好奇心で世界の森羅万象を見つめる作家である。池澤がアラスカに星野を訪ねると、2人はすぐに意気投合した。会った時間こそ短くても心を通じ合えたのは、見ているもの、聞いているもの、感じているものが重なったからだろう。星野が生きていたら、池澤はアラスカで相当に幸福な時間を過ごすはずだった。それだけに悪夢のような事故死は無念だったに違いない。

本書は、星野道夫について池澤夏樹が書いた文章、講演、対談などを集めたものだ。生前のものもあるが、ほとんどは彼の死以後に記されている。それは「動物だけでなくて背後の自然がぜんぶ写っている。時間をかければ見る人の側の成長に合わせて伸びていってくれる写真、時間をかけて何度も見ることで、ようやくいちばん大事なものが伝わってくる」写真と文章を解釈するとともに、ひとりの作家が友人の死をいかに受け止め、「悲しみから理解と肯定への道をたどったかを記す」物語でもある。

星野には写真集も著書もある。解釈はいらないというかもしれない。しかし、彼は何よりも古代からの神話が受け継がれるアラスカに生きた人だった。作品の深みはそこから生まれている。池澤の言葉は貴重である。星野道夫の真価を知るために。(齋藤聡海)

出版社からのコメント

池澤夏樹が紡いだ星野道夫に関する全記録 小さな集落の中で狩の名人としてみんなの尊敬を集めた強い男が、たまたま特別凶悪なクマに出会って、長い壮烈な戦いのあげく死んだ。
男の名は口伝えに受け継がれ、やがて一つの伝説になるだろう――。

心の底からアラスカに魅せられ、自然と野生動物、そしてそこに住む人々の写真と文章を通じて生命が持つ漠然とした不思議を教えてくれた星野道夫。

彼が他界して3年の後、
彼の仕事、彼の生きかた、そして彼の死について考えたこと、話したこと、書いたこと――
池澤夏樹が紡いだ星野道夫に関する全記録

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ スイッチパブリッシング (2000/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 389ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4916017919
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4916017918
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 7

著者について

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池澤 夏樹
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1945年、北海道生れ。埼玉大学理工学部中退。

二十代から世界各地を旅し、ギリシャ、沖縄、フランスで暮らす。現在は、札幌在住。公式サイトは[cafe impala]

http://www.impala.jp

1988年「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞。詩、小説、随筆、翻訳(英・ギリシャ語)、書評と執筆は多岐にわたる。広く深い文学的教養と理系的知識を土台に、自然と人間の関わりについての示唆に富んだ作品を多く著している。

ワープロ原稿で芥川賞を受賞した初めて作家でもあり、9.11をきっかけに毎日メールマガジンを通じて意見を表明する(『新世紀へようこそ』に収録)など、早くからデジタル・メディアの活用に関心を持つ。2014年からは株式会社ボイジャーと共同で自身の著作の電子アーカイブ化にも取り組んでいる。

主な著書に『母なる自然のおっぱい』(読売文学賞)『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)『ハワイイ紀行』(JTB出版文化賞)『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)『すばらしい新世界』(芸術選奨文部科学大臣賞)『イラクの小さな橋を渡って』『憲法なんて知らないよ』『言葉の流星群』(宮沢賢治賞)『静かな大地』(親鸞賞)『パレオマニア』等。2003年、著作活動全般について司馬遼太郎賞、「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」の編纂で朝日賞を受賞。

東日本大震災の後は被災地に通い、『春を恨んだりはしない』『双頭の船』『アトミック・ボックス』を執筆。震災をきっかけに日本と日本人について思索したいとの思いから、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」に取り組み、2014年末から刊行開始。

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2022年9月21日に日本でレビュー済み
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