贅沢にも書き下しと現代語訳を両方載せてあるので参考になった。
概要は現代語で、微妙なニュアンスの解釈は書き下しの熟語から…と読み進めていたらあっという間の600ページでした。
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空海コレクション 3 秘密曼荼羅十住心論 上 (ちくま学芸文庫 ク 10-3) 文庫 – 2013/10/9
福田 亮成
(解説, 翻訳)
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日本仏教史上最も雄大な思想書。無明の世界から抜け出すための光明の道を、心の十の発展段階(十住心)として展開する。上巻は第五住心までを収録。
- 本の長さ626ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2013/10/9
- 寸法10.7 x 2.5 x 15 cm
- ISBN-104480095519
- ISBN-13978-4480095510
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2013/10/9)
- 発売日 : 2013/10/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 626ページ
- ISBN-10 : 4480095519
- ISBN-13 : 978-4480095510
- 寸法 : 10.7 x 2.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,716位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 500位ちくま学芸文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空海の真言密教教学における理解を進めるにはなくてはならない参考文献です。十住心論の全体系の理解にとどまらず、スタンダードな立場をとった論旨の展開で文庫本として空海コレクションシリーズは必読の書です。
2017年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳しく説明されていましたが、3回以上読んでようやく少し理解できてきました。
ここ3年、毎年一回年始から読みだしています。
素晴らしい本です。
ここ3年、毎年一回年始から読みだしています。
素晴らしい本です。
2015年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて大師様の原本に触れましたが、正直難しい。。。
でもしっかりとした解説があって私でも楽しめました。
素晴らしい本です。
でもしっかりとした解説があって私でも楽しめました。
素晴らしい本です。
2014年5月29日に日本でレビュー済み
平安時代、朝廷から、当時の仏教の各宗派に対して、自分の宗派の宗旨を報告するように命が出された。
それに対して、空海が自らの真言宗についての宗旨を述べたのがこの文章。
その内容は、当時の宗派をランク付けして、真言宗の密教をその最上位に置いている。
自分の宗派だけでなく、対立する他の宗派を、その下に位置付けてしまうという空海の発想には脱帽する。
現代語訳で読んでも、難解な部分が多い。
上巻では、倫理を持たない人間が、仏教に目覚めるが、小乗仏教に留まる段階までを描いている。
それに対して、空海が自らの真言宗についての宗旨を述べたのがこの文章。
その内容は、当時の宗派をランク付けして、真言宗の密教をその最上位に置いている。
自分の宗派だけでなく、対立する他の宗派を、その下に位置付けてしまうという空海の発想には脱帽する。
現代語訳で読んでも、難解な部分が多い。
上巻では、倫理を持たない人間が、仏教に目覚めるが、小乗仏教に留まる段階までを描いている。
2022年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年かけて『法華経』(と『法華文句』、『法華玄義』、『摩訶止観』を含む)の入門解説書、現代語訳、原文解説、研究書などを精読した。その結果『法華経』が「諸経の王」と言われることに異論はな
いものの、自分が生まれた家の宗派と(法華経が現に)異なること-とくに冠婚葬祭の葬において、そ
の宗派との違い-をいかんともさせ難く、かつ『法華経』の文献的な解釈に精通して、厳密に考察して
みても、自分が生身の人間として生きていることを考えるとき、何とも一致させられない釈然としない
気持ちを拭えなかった。それを執着・煩悩というのであろうが、凡夫故致し方ない。
これは「受布施」と「不受布施」との違いでもあるかも知れないが、自分が生きる「臨床哲学」に活か
しきれない読書や人生勉学はあまり有り難くないとも思ったという意味である。熱心な『法華経』読者
なら、私の考え方を煩悩・執着と批判するのかも知れない。自力と他力の違いを理解していないと批判
されるかも知れないが、在家の凡夫に自力は不可能でもあると思う。
『十住心論』は、必ずしも小乗をも頭ごなしに全否定することはない寛容さがあり、インド古代宗教史
類(ヴェーダ、シク、ジャイナ、バラモン及びヒンドゥーなど)を単純に「不受布施」せず、それらを
統合的・総合的に受容して、一人の凡夫でも生きていく術を照らしてくれるように考えられ、私個人は、『法華経』の呪縛を越えられたようにさえ思う。足元を照らし、行く末を照らす書に出会った気がする。
当初、勅撰だったかもしれないが、空海が私度僧であった点も凡夫に親しみと好感を覚える。その空海
の書(『十住心論』)が有難い。
批判されるのは構わないが、釈迦の本心は、宗派の違いの争いを好まなかった筈と私は理解する。
なお私は『下巻』をも精読したうえで、これを記している。
いものの、自分が生まれた家の宗派と(法華経が現に)異なること-とくに冠婚葬祭の葬において、そ
の宗派との違い-をいかんともさせ難く、かつ『法華経』の文献的な解釈に精通して、厳密に考察して
みても、自分が生身の人間として生きていることを考えるとき、何とも一致させられない釈然としない
気持ちを拭えなかった。それを執着・煩悩というのであろうが、凡夫故致し方ない。
これは「受布施」と「不受布施」との違いでもあるかも知れないが、自分が生きる「臨床哲学」に活か
しきれない読書や人生勉学はあまり有り難くないとも思ったという意味である。熱心な『法華経』読者
なら、私の考え方を煩悩・執着と批判するのかも知れない。自力と他力の違いを理解していないと批判
されるかも知れないが、在家の凡夫に自力は不可能でもあると思う。
『十住心論』は、必ずしも小乗をも頭ごなしに全否定することはない寛容さがあり、インド古代宗教史
類(ヴェーダ、シク、ジャイナ、バラモン及びヒンドゥーなど)を単純に「不受布施」せず、それらを
統合的・総合的に受容して、一人の凡夫でも生きていく術を照らしてくれるように考えられ、私個人は、『法華経』の呪縛を越えられたようにさえ思う。足元を照らし、行く末を照らす書に出会った気がする。
当初、勅撰だったかもしれないが、空海が私度僧であった点も凡夫に親しみと好感を覚える。その空海
の書(『十住心論』)が有難い。
批判されるのは構わないが、釈迦の本心は、宗派の違いの争いを好まなかった筈と私は理解する。
なお私は『下巻』をも精読したうえで、これを記している。