素晴らしい。
人のあたたかさ、自然の厳しく美しい姿、
星野道夫さんの優しい眼差しからみる世界を感じられます。
現代に生きる人にとって、
特に都市部に生き、現実的に生きている人にとって、なかなか得られない体験や、自然からもらった感性を星野道夫さんの視点で綴っています。
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長い旅の途上 (文春文庫 ほ 8-2) 文庫 – 2002/5/10
星野 道夫
(著)
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購入オプションとあわせ買い
きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ――。1996年、カムチャツカで熊に襲われて世を去った著者が残した、最後のメッセージ。過酷な自然に生きる人間や動植物、そして極北の大地に注がれたまなざし。人生の豊かさとは、人間の幸とは、いま改めて我々に問いかける静かな声がここにある。
本書は遺稿集として編集されたもので、既発表で単行本未収録の文章を可能なかぎり盛り込むことを編集方針とした一冊。極地を撮り続けた写真家が綴った人と自然にまつわる優しい世界が広がる。アラスカのことをメインにした76篇のエッセイと、カラー写真もふんだんに収録。
本書は遺稿集として編集されたもので、既発表で単行本未収録の文章を可能なかぎり盛り込むことを編集方針とした一冊。極地を撮り続けた写真家が綴った人と自然にまつわる優しい世界が広がる。アラスカのことをメインにした76篇のエッセイと、カラー写真もふんだんに収録。
- 本の長さ299ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/5/10
- ISBN-104167515032
- ISBN-13978-4167515034
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/5/10)
- 発売日 : 2002/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 299ページ
- ISBN-10 : 4167515032
- ISBN-13 : 978-4167515034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 73,040位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,025位文春文庫
- - 2,415位エッセー・随筆 (本)
- - 2,965位歴史・地理 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みながら時折目を閉じるとアラスカの自然が見える。心が洗われる。「長く、厳しい冬があるというのはいいことだ。もし冬がなければ、春の訪れや、太陽の沈まぬ夏、美しい極北の秋にこれほど感謝することはできないだろう。」 その通りだと思う。これは人生にもあてはまる。著者の若くしての死が惜しまれる。
2020年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アラスカの自然の過酷さ、美しさが伝わってきました。寒さがあり、温かさがある。当たり前だけど、当たり前のことの中に生きる意味があるのではないかと考えさせられました。
2007年3月3日に日本でレビュー済み
1999年の単行本の文庫化。
アラスカで長年を過ごし、カメラマン、旅行企画者として絶大な人気を誇った星野道夫の遺稿集。1999年時点で単行本未収録のエッセイを集め、一冊の本として出版されたもの。カラー写真も多数が収められており、なかなかの美しさ。
エッセイの内容は、アラスカの自然を通して本当の人間の生き方を探してみました、というようなもの。こういうのが好きな人には、たまらないのだろう。私も嫌いではないのだが、どこか不自然というか、つくりこみすぎているような印象を受ける。文章もいまいち上手でない。
それでも、星野ファン以外にも読まれる価値のある本だと思う。
アラスカで長年を過ごし、カメラマン、旅行企画者として絶大な人気を誇った星野道夫の遺稿集。1999年時点で単行本未収録のエッセイを集め、一冊の本として出版されたもの。カラー写真も多数が収められており、なかなかの美しさ。
エッセイの内容は、アラスカの自然を通して本当の人間の生き方を探してみました、というようなもの。こういうのが好きな人には、たまらないのだろう。私も嫌いではないのだが、どこか不自然というか、つくりこみすぎているような印象を受ける。文章もいまいち上手でない。
それでも、星野ファン以外にも読まれる価値のある本だと思う。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「いつか大人になり、さまざまな人生の岐路にたった時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある」
webでこの文章にであった時に、この本を読まなければ…!と、思い、購入しました。
自分にも大切にしている風景があったんです。
それは、子どもの頃に父に肩車をしてもらい、いわき市の美しい海でした。
冷たくて、とても青く、透き通る海のなかには、泳ぐ魚やヒトデがみえていました。
東日本大震災後、あの海はもうみれないのかと思うと涙がでました。
父に肩車をしてもらうことも、いまではもうできません。
子どもの頃みた風景というのは、大人になってからみるとまったく違った風景として見えることもあります。
星野道夫さんの言葉は、どれも自然に優しく、人間の自然に対する振る舞いに厳しさを感じます。
webでこの文章にであった時に、この本を読まなければ…!と、思い、購入しました。
自分にも大切にしている風景があったんです。
それは、子どもの頃に父に肩車をしてもらい、いわき市の美しい海でした。
冷たくて、とても青く、透き通る海のなかには、泳ぐ魚やヒトデがみえていました。
東日本大震災後、あの海はもうみれないのかと思うと涙がでました。
父に肩車をしてもらうことも、いまではもうできません。
子どもの頃みた風景というのは、大人になってからみるとまったく違った風景として見えることもあります。
星野道夫さんの言葉は、どれも自然に優しく、人間の自然に対する振る舞いに厳しさを感じます。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年3月11日に発生した悲惨な「東日本大震災」に心を痛めながら、当該著書を読んだ。大震災の悲惨さは語り尽くせないが、被災者の人々を思いやる多くの人々の善意に救われるところがある。
当該著書も、そうした意味では、アラスカを背景としているが、そこに生きる人々の交流と人情がテーマである。人間の本当の豊かさとは、人と人の繋がり、そこに育まれる人情ということに尽きるのではないだろうか。
星野道夫も人間の孤独とその人生の儚さに、誰にも負けず敏感であると思えてならない。星野道夫の文章は極めて簡潔である。また、人情を見る目の視点が新鮮だ。いくつか、印象深い箇所を引用してみよう。
・満ち潮が押し寄せ、再び引いてゆく前の、海の静けさのような時。人の一生にも、そんな季節があるだろうか。花を眺め、木々を眺めて一年を過ごしていると、季節の移り変わりは何と人の一生と重なっているものなのかと思う。(「可憐な花」)
・自然はいつも、強さの裏側に脆さを秘めている。そして私が魅かれるのは、生命の持つその脆さの方だ。アラスカの大地は、忘れていた人間の脆さをそっと呼び覚ましてくれる。それが、今の私に聞こえ始めた、自然からのかすかな声である。(「自然のささやき」)
・私たちは、二つの時間を持っている。カレンダーや時計の針に刻まれる慌ただしい日常と、もう一つは漠然とした生命の時間である。すべてのものに、平等に同じ時間が流れていること・・・・その不思議さが、私たちにもう一つの時間を気付かせ、日々の暮らしにはるかな視点を与えてくれるような気がする。(「オーロラ」)
・子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがある。(「ルース氷河」)
・私はこの海辺で癒されていったであろう若者の心に思いを巡らせていた。人間の持つ哀しみと悠久なる自然。寄せては返す波の調べに人の心が静まるのは、私たちの身体のどこかに、遠い海辺の記憶が残っているからだろうか。(「海辺」)
「東日本大震災」による被災者の方々が、人々の善意に助けられ支えられ、恐怖、悲しさ、絶望、人生の哀しさを乗り越え、今後を生いきていかれることを深く祈念しつつ・・・・。
当該著書も、そうした意味では、アラスカを背景としているが、そこに生きる人々の交流と人情がテーマである。人間の本当の豊かさとは、人と人の繋がり、そこに育まれる人情ということに尽きるのではないだろうか。
星野道夫も人間の孤独とその人生の儚さに、誰にも負けず敏感であると思えてならない。星野道夫の文章は極めて簡潔である。また、人情を見る目の視点が新鮮だ。いくつか、印象深い箇所を引用してみよう。
・満ち潮が押し寄せ、再び引いてゆく前の、海の静けさのような時。人の一生にも、そんな季節があるだろうか。花を眺め、木々を眺めて一年を過ごしていると、季節の移り変わりは何と人の一生と重なっているものなのかと思う。(「可憐な花」)
・自然はいつも、強さの裏側に脆さを秘めている。そして私が魅かれるのは、生命の持つその脆さの方だ。アラスカの大地は、忘れていた人間の脆さをそっと呼び覚ましてくれる。それが、今の私に聞こえ始めた、自然からのかすかな声である。(「自然のささやき」)
・私たちは、二つの時間を持っている。カレンダーや時計の針に刻まれる慌ただしい日常と、もう一つは漠然とした生命の時間である。すべてのものに、平等に同じ時間が流れていること・・・・その不思議さが、私たちにもう一つの時間を気付かせ、日々の暮らしにはるかな視点を与えてくれるような気がする。(「オーロラ」)
・子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがある。(「ルース氷河」)
・私はこの海辺で癒されていったであろう若者の心に思いを巡らせていた。人間の持つ哀しみと悠久なる自然。寄せては返す波の調べに人の心が静まるのは、私たちの身体のどこかに、遠い海辺の記憶が残っているからだろうか。(「海辺」)
「東日本大震災」による被災者の方々が、人々の善意に助けられ支えられ、恐怖、悲しさ、絶望、人生の哀しさを乗り越え、今後を生いきていかれることを深く祈念しつつ・・・・。
2013年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星野さんの言葉はどれも心にしみます。忙しく、窮屈な世の中に生きていると忘れがちな感覚、それをしっかりとやさしく思い出させてくれる星野さんの言葉が詰まっていました。