自転車泥棒 [DVD]
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フォーマット | ブラック&ホワイト, 字幕付き |
コントリビュータ | ヴィットリオ・デ・シーカ, エンツォ・スタヨーラ, ランベルト・マジョラーニ |
稼働時間 | 1 時間 24 分 |
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![自転車泥棒 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51sobS6zjpL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
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商品の説明
第2次世界大戦後のイタリアを舞台に 混沌の姿をリアルに描きだす!!アントニオは長い失業のすえ、ようやく映 画のポスター貼りの仕事を得た。仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシ ーツを質に入れた。六歳の息子ブルーノを自転車に乗せ、彼はポスターを貼 ってまわった。 ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまった。自転車がなければまた失業だ。 アントニオは無駄とはわかっていても警察に行った。毎日何千台も盗まれている時だ、 警察は相手にしてくれない。こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった。 ローマの朝早く、2人は古自転車の市場に行った。ここで泥棒らしき男に会うが、 証拠がない。その男と話していた乞食の跡をつけるが、乞食も逃げ出す。 途方にくれて女占い師を訪ねるが、もちろんなんの答えもでない。いらいらしてついブ ルーノにあたってしまう。偶然泥棒を発見したが、かえって仲間にやられそうになる。 ブルーノの機転で警官が来るが、肝心の自転車はなかった…。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 0.28 g
- EAN : 4571339483094
- 監督 : ヴィットリオ・デ・シーカ
- メディア形式 : ブラック&ホワイト, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 24 分
- 発売日 : 2011/2/16
- 出演 : ランベルト・マジョラーニ, エンツォ・スタヨーラ
- 販売元 : ファーストトレーディング
- ASIN : B004NZJ4LE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,808位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,509位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恥ずかしながら私はこの名作を初めて観ました。しかし私は初めて見た気がしませんでした。田宮虎彦の『絵本』にあるような「誰も悪くはない」のにどんどん貧困と窮乏に落ちていく下降線が、普遍的なリアリティを持って感じられたからです。自転車を盗まれた主人公には悲劇であると同時に、盗んだ側にも追い込まれる事情があり、盗まれる側はやがて盗む側にもなる。社会の矛盾を本質的に見つめない限り問題は解決しません。この作品のように救いがなく展望の見えない映画は基本的に嫌いですが、当時のイタリア庶民の世界はそれ以上広がりようがなかったのだと納得させられてしまいます。
2013年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1950年ごろのイタリア。
時代背景の車や戦後の民衆の姿だけでも貴重かと。。
ただ フィルムの痛みが、、しかし、これも赴きがるかな。
時代背景の車や戦後の民衆の姿だけでも貴重かと。。
ただ フィルムの痛みが、、しかし、これも赴きがるかな。
2023年6月25日に日本でレビュー済み
この頃の映画はストレートでわかりやすい。深読みする必要も身構える必要も、悩む必要もない。物語は、終戦直後のイタリアの生活を描いており、単純明快、しかもツクリモノ感がない。テーマは現代でも通用する。ただ、この当時の映画は殆どそうであるが、モノクロ画面の中に光と影の構成が見事で、現代映画は到底敵う筈がない。現代映画に物足りなさを感じる人には、「名作」という評価も当然だろう。それと、名画の陰に名子役あり。イタリア人の監督は子役を使うのがほんとうにうまいなあ。
2014年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終戦直後田舎で開業医をしていた父は、あるとき医療器具ごと盗まれた。あの時の父の姿は忘れられない。
2019年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆったりとしたそして豊かでないイタリアの昔を感じられる映画です。
2020年5月7日に日本でレビュー済み
自転車泥棒を追う側も、自転車泥棒として追われる側も、どちらも貧困にあえいでいて、やりきれない気持ちになる。
同じ人間なのに、一方ではサッカー見物を楽しみ、一方ではスタジアムの外で虚しく自転車を探しているという落差の大きさが切ない。
とどめは、主人公が陥ったある行為と、その結論としてさらし者にされる主人公の姿と、その姿を目の当たりにした息子のリアクション…
切なさの極みである。
ラストシーンもずしんと心に響く、いぶし銀の作品でした。
同じ人間なのに、一方ではサッカー見物を楽しみ、一方ではスタジアムの外で虚しく自転車を探しているという落差の大きさが切ない。
とどめは、主人公が陥ったある行為と、その結論としてさらし者にされる主人公の姿と、その姿を目の当たりにした息子のリアクション…
切なさの極みである。
ラストシーンもずしんと心に響く、いぶし銀の作品でした。